タイガー・マザー | |
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朝日出版社 |
1月に「全米騒然!過熱する中国教育ママの実態」として紹介したエイミー・チュアさんの本が齋藤孝さん訳でついに日本でも発売になりました。
帯は「厳しい競争を勝ち抜ける子どもを育てる」、です。
教育ママといっても、ご本人のエイミーさんはハーバード卒で現在エール大学法科大学院教授です。
中国式の猛烈スパルタ教育で2人のお嬢さんを育てる姿が写真付きで「Why Chinese Mothers Are Superior」というタイトルで1月8日付けWSJの記事になり、アメリカ中から賛否両論のものすごい反響がありました。
少し逸れますが、中国・韓国などのように学校の履修科目を当然のように英語で習う学校が当然のように存在する、またはそういう国に早々と留学させるという現実に比べると日本は、「英語の上手い人が仕事ができる、ということはない。むしろ逆だ」という不思議な理屈で英語教育の向上を否定しようとします。
「仕事ができて英語も使える」人を増やせばいいだけもことですが、平等好きな日本人にとって一種のエリート教育は一部の私立校でしかできない、特殊なもののようです。
なので、「公立小学校英語教育」「公立中学校英語」のような中身の全くない形式がまかり通るのでしょう。
好き嫌いは別にして、この本からは教育の現実が少し垣間見えます。
ちなみに記事で紹介されていた次女の方は、エイミーさんの意に反してバイオリンはやめてしまったそうですが・・・100%思い通りにいかないのもまた子育ての面白さ、でしょう。
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