テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

『前方後円墳』って凄いネーミングなんです、、、間違っているのですが^^)~今日のお店:料理が美味しいあの系列、「スタンド タイガーリーリー」。

2019年05月30日 | 世の中

この店ね、

ちょっと分かりにくいですけど、この階段を地下に降りるんです、はい、



福島の「ジャックとマルチダ」の系列です、たしか、

料理が美味しい立ち呑みですね、はい、よく御存じで、



で、ここのメニューは肉系に特化しています、肉好きならおススメです、

え?肉は誰でも好きですやんって、、、たしかに、、、

ではでは、入りましょか、

ついこの前も話しましたけど、今日もまた古墳の話です、はい、



大阪府堺市の大山古墳(宮内庁によると仁徳天皇陵)を含む古市百舌鳥古墳群が世界遺産に登録されることになりました、

で、俄古墳ファンになってるんです、、、いやいや、そういう訳でもないのですが、



前から気になっていることがありましてね、

大山古墳もそうですが、様式としては“前方後円墳”と云いますよね、

これがよく分からなくてね、



名前からすると丸い部分が“後”なんですか?

でも、空撮の古墳の写真はたいてい丸い部分が上になっています、

これはどうなっているんだろう?前方後円墳の謎、



気になるので調べてみたんです、はい、

で、結論から云うとね、、、この名前、、、間違っているんですって!

え~、間違ってるの!?って感じですけど、、、間違っているそうです、



どういう事かと云うとね、

この“前方後円墳”というネーミングを思い付いたのは江戸時代(18世紀)の学者 蒲生君平です、



当時は空から古墳を観ることができない、ヘリ無い、ドローン無い、



で、地上から古墳を見ると丸い部分が高く盛り上がっている、方形部分は低い、

これが牛車(宮車)に似ているので、低い部分を前、盛り上がった丸い部分を後に見立てて、

君平さんは“前方後円墳”というネーミングを開発したそうです、へ~、



後年、古墳時代に牛車がないことを踏まえ、

この見立ては適当ではないという事が一般的な解釈になったようですが、、、

名前だけは残った!



今も昔も“前方後円墳”という語呂、語感、云い易さ、憶え易さは群を抜いているようで、

他に適当な、いや“前方後円墳”を上回るネーミング開発が今の学者でも難しい、

『間違いだけど、ま、名前はこのままでイイか』みたいなことになっているようです、



そう、蒲生君平さんはネーミングの天才だったのです、

300年近く経っても色褪せない古墳様式名『前方後円墳』!

誰もが知っている、云える、字面が目に浮かぶネーミング、勉強になります、

あ、ちょっと違いますか^^)



ちなみに丸い部分に死者が埋葬されています、はい、

で、方形の部分は祈りを捧げたり祭壇を設けたりする場所のようです、
(中期以降はこちらにも埋葬される例もあります)

ということで、前方後円墳の向きは、、、円部が上でエエみたいです、



ちなみに英語では「Keyhole-shaped tomb」、空から見ると鍵穴に見えるから、

こちらはしっくり来ますね、



あ~、長いこと喋ってしまいました、ま、ゆっくり呑みましょか、

え?もう酔いました!?話酔い?、、、スイマセン、

【今日のお店:お初天神通りのビル地下「スタンド タイガーリリー」】

最初は福島の「ジャックとマルチダ」ですかね、

とにかく料理が美味しい!で、値段もそこそこ、女性客が多いのも頷けます、



その後、系列店がどんどんできました、

天満に「あずき色のマーカス」、

福島にもう1店「路地裏 アバンギャルド」、

そして、お初天神通りの地下に出来たのが「スタンド タイガーリリー」、

他にもあるかな?あったら教えてください~、



「スタンド タイガーリリー」は肉系に特化したちょっと特徴的な料理メニュー、







うん、肉食べたい時によく行きます、



ドリンクはこれね、



天満と同じメニューかな?



やはりここも女性客が多いです、

なかなか難しい立ち呑み経営、ここの系列はホンマ上手にやったはりますね、



ビルの地下なのでちょっと分かりにくいですが、探してみてください、



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