なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事119~先週の陽性率は44.8%(先々週45.1%)、とピークで高止まり、死者数増加、感染者数減少のスピードが遅い!
【先週のまとめ】
先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒45.1%⇒先週44.8%とピークで高止まり!
死者増加も続き、
予想したよりも感染者数減少スピードが遅いです!
そして、なぜか五輪と連動する感染拡大、
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◆感染者数はピークで高止まり
先週の陽性率は44.8%、検査数・陽性者数とも微減、
残念ながら高止まり傾向です、
正直、もう少し減るかと期待していたのですが、これはひょっとすると存外に長引くかもしれません、
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7日間毎の全国の陽性者数の推移
(~1月2日) 2777人
(~1月9日) 2万3168人
(~1月16日) 9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日) 62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928
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直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、
(NHKニュースサイトから転載)
先週と傾向は変わらず、人口と感染率の相関はしっかりありますね、
『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』、
上位は大都市圏に限られます、とくに関西圏の感染率の高さが目立ちます、
先週書いたように、大都市圏では宮城県だけがなぜか少ないのも先週と同じです、
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先週までの陽性率、
陽性率 検査数 新規陽性者数
2021年
3月21日 2.3% 375025 8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日 3.0% 364712 11211人
4月4日 4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日 5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人 ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日 6.4% 542061 34811人
5月9日 7.8% 457873 35802人 ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日 6.8% 658101 44961人 ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日 5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日 4.6% 589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日 3.1% 602455 18649人
6月13日 2.9% 467753 13499人
6月20日 2.5% 411848 10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日 2.6% 405628 10457人 ※小池知事休養中
7月4日 2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日 3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日 4.1% 474414 19742人
7月25日 7.0% 386623 27234人 ※東京五輪開幕
8月1日 10.5% 580346 61157人 ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日 14.1% 646433 90958人 ※五輪閉幕
8月15日 16.6% 672232 111601人 ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日 18.3% 814829 149057人 ※パラリンピック開幕
8月29日 16.8% 931891 156931人
9月5日 13.4% 915614 122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日 9.3% 805362 75093人
9月19日 5.8% 711092 41053人
9月26日 3.8% 499717 19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日 2.4% 492203 11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日 1.5% 411006 6311人
10月17日 1.0% 396772 3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7% 327349 2384人
10月31日 1.6% 368684 5918人
11月7日 0.4% 319680 1427人
11月14日 0.4% 361803 1283人
11月21日 0.3% 336036 1013人
11月28日 0.2% 310456 729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日 0.2% 337907 766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日 1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日 5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日 13.6% 702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371 26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日 39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
(厚労省HP日報から算出)
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◆死者増加も高止まり
感染拡大から遅れてやってくる死者増加のピーク、
先週がピークの様相ですが、
感染拡大が減少に転じていないので、死者数もまだ増加していくかもしれません、
予想外の手強さです、
(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人
14日 148人
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人
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グラフで観ると、
2月17日に過去最高の270人の死亡を確認、
大半が70歳代以上の高齢者です、
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2020年、COVID-19発生からの死者の推移、
症状が軽いオミクロンですが、既往症がある高齢者にはやはり致命的です、
第5波までは肺炎等の症状で亡くなっていましたが、
第6波は既往症との併発で亡くなる方がほとんどのようです、
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10代の感染拡大も止まりません、
やはり、全世代での『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密の回避)の徹底が必要です、
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◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況
18日(金)現在のワクチン接種状況、
(首相官邸HPから転載)
この8日間の全接種回数は624.1万回、
(先々週は連休のため1日多い集計になりました)
うち3回目接種が603.9万回、
8日間の集計なので1日@75.5万回ほど、岸田さんの目標100万回までもう一踏ん張りです、
全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日) 279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字
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◆日本の3回目接種率は12.64%
状況は先週と変わりません(2月18日分まで)、
世界的に見ると日本はまだまだですが、少し棒グラフが見えるようになってきました、
日本の3回目接種率は12.64%、
(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)
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◆10代の感染止まらず、高齢者もジワっと増えている感じ
2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、
2月20日までの東京都の年代別感染者数比率、
(NHKニュースサイトから転載)
10代以下の感染が止まりません、
また、高齢者施設でのクラスター発生も拡がっているような感じです、
飲食店規制が中心の「まん延防止等重点措置」では、10代以下や高齢者への感染拡大に歯止めを掛けられない現状、
『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、
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◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)
2月13日現在、
2月20日現在、
(重症者病床使用率)
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床 17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床 28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日) 8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(木に基準)714人/1468床
ジワジワと増えていますが、なんとか持ちこたえるかな?
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◆遅い減少スピード、反転増加の兆しも
19日までの各地区、
まずは東京、
大阪も同様、
高止まりというか、下手をするとここでまた増加に転じるのか?
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沖縄、
広島、
山口、
各県とも同じように減少鈍化、おいおい、再増加なんて事は無しにしてくださいよ、
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注目の宮城、まだ感染率は少ないながらジワジワと増えています、不気味、
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海外を観ると、米国やフランスでは急激に減少しています、
これは、先週書いたようにピークの高さの違いかもしれません、
拡大スピードはピークの高さと関係がある?
一定量(率)まで拡がらないとオミクロンは減少に転じないのかもしれません、
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とすると、比較的ピークが低い日本はゆっくり減少するのかもしれません、
う~ん、これは予想外の事象かも、
オミクロン、流石に手強いです、
感染を低く抑えても長引くだけ?な感じなら、
なんというか、『感染拡大予防の基本行動』もあまり意味をなさないという見方も出来ます、
つまり、やってもやらなくても行き着く先は同じ、、、
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ま、そんな極端な事はないでしょうが、
この減少スピードの遅さを観ると、そういう可能性も考えざるを得ません、
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ちなみにお隣の韓国では急激に拡大、
ようやくピークを迎えつつある様です、
日本よりも圧倒的にピークが高い韓国、その韓国の減少スピードをよく観察しておきましょう、
ひょっとすると、韓国は急激に減少に転じるかもしれません、
となると、『オミクロン株 一定感染量必要説』をもう少し追いかけることになります、
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あ、それと先週の感染者数高止まり傾向=オリンピック開催が被ったのも気になります、
2021年夏の東京五輪時もそうでした、オリンピック・パラリンピック開催と感染拡大が妙にリンクしていました、
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直接的な因果関係は証明できないでしょうが、
あの素晴らしいアスリートのパフォーマンスを観てしまうと、
みなさんの日常生活も少し箍(たが)が緩む事があっても不思議ではありません、
なんか、そういう不思議なチカラが働いているような気もしてきました、
(科学的な根拠はありません)
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冬季北京パラリンピックは来週3月4日からです、
熱闘を楽しみながらも、感染拡大予防も怠りなく!
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