テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

NHKでも“女優”と云わないようになりました、みなさん“俳優”ですって、でもね、言い換えできないニュースもあるんです^^)~今日のお店:園田の「若新」。

2017年03月01日 | 世の中

園田競馬に行った後はね、皆でここで飲むことが多いんですわ、

エエ感じの店構え、店内も渋い感じです、

10人くらい座れる座敷もあるんで、

皆でワイワイと飲むにはちょうどよろしい、



料理のレベルも高い、ちゃんとしてる、

なんでも美味しいんで、ついつい食べ過ぎてしまいますけどね、



さあ、今日もぱあ~とイキまひょか、

それはそうとね、最近、NHKでも“女優”云う言葉、使わんようになったみたいですな、



うん、そうなんですわ、女優さんをゲストに迎えたトーク番組とかでもね、

紹介する時は“俳優”のOOさん、みたいに紹介してますわ、



これがね、ワタシはなんかしっくり来えへんのですわ、

女優さんは“女優”でエエ様な気がしますけど、

やっぱり、その、性差を理由に呼び方を分けたらあきませんのかな?

よう知りませんけどね、



ま、他の女性職業の呼称がどんどん無くなっていったのは、

まあ、しゃあないかな~、と思ってるんですけどね、

看護婦さん、とか、

婦人警官、とか、

保母さん、とかね、

もう、云わんようになりましたわな、



ま、男女平等をしっかり表現する、というか、

雇用機会均等法辺りからこういう性差を前提とする呼称はアカン!

ちゅうことになったみたいですけどね、



せやけどね~、“映画女優”はねえ~、

なんかエエ言葉やと思うんですけどね、



映画女優、響きもエエし、なんか凛とした感じもするし、

TVのドラマに出てる女優さんとはちょっと違う、

『私は映画女優です』なんていう美意識もありやと思うんです、はい、



何回も云うてますけどね、

言葉は移ろいゆくもんなので仕方ないですけど、

エエ“言葉”がなくなるのは、なんか残念ですな、



NHKももうちょっと、こういう情緒的価値を認めてもエエんとちゃうかな、

ねえ、



でもね、NHKもね、“女優”という言葉を使わなしゃあないニュースがあるんですわ、

なんのニュースか分かります?



お!そうですわ、よう分かりましたね、そうなんですわ、

映画祭の受賞ニュース、これはね、“女優”を使わんと放送できないんですわ、



女優主演賞、主演女優賞、呼び方は両方あるんですけどね、

とにかく、主演女優賞とか助演女優賞受賞のニュースを流すときはね、

さすがのNHKも言い換えられないんですわ、主演“女優”と云わんとアカンのです、



これはなんか、ちょっと憂さを晴らしたような気がしますな、



ひょっとすると、NHKの賢い人がなんとか言い換えられないか?

と頭をひねったかもしれません、



主演賞女性部門、ちゅうのはどうやろね、

いや~、それはちょっとねえ~、、、

わざわざ言い換えることもないんとちゃいます、

とかなんとか、有ったんかもしれませ、

でも、、、

言い換えられませんね、これは、

主演女優賞は、やっぱり主演女優賞、

なんか、スキッとしましたわ、主演女優賞、エエ響きの言葉ですな、





【今日のお店:園田「若新」】

街中のちょっと上等な居酒屋さんです、

昔はどこの街にもあった店かもしれませんが、今となっては貴重な存在かもしれません、



風格のある看板、味のある店構え、





店内のテーブルや椅子もそれなりの雰囲気を醸し出しています、





料理も上等、厨房の大将の姿、見たことないですが、

中でしっかり美味しい料理を作ってもらってるんやと思います、








地酒などはあまりない、定番酒の燗酒が美味しい、

そんな感じの街中の酒場「若新」、

ちょいと覗いてみたらどうですか?