テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

またまた擬態語の話、「ドタキャン」「バタンキュ-」「ドロン」、面白いなあ~今日のお店:ハラミが美味しい、中津の焼肉「まるやま」。

2017年01月05日 | 世の中

ここね、街中の普通の焼肉屋さんですけど、

美味しいんですよ、うん、

最近はね、焼肉でも赤身、ハラミが注目されていますけどね、

ここは、もうずいぶん前から“ハラミ”売りでした、はい、



リーズナブルやしね、

さ、どんどん焼いて、ドンドン食べましょ!



でね、今日も擬態語の話なんですわ、恐縮ですけど、、、

そう、この前、紹介した“オコオコ”みたいなね、擬態語ね、

あ、“オコオコ”は幼児語じゃないか?との鋭い考察もいただきましたけどね、

とにかく、日本語はこの擬態語がとくに発達しやすい言語体系とちゃうかな?と思てるんですわ、



そう、日本語って言葉を短縮したり、省略したりするのが多いでしょ、

もう、やたら、短縮省略するんですよね、日本語って、

う~ん、たとえばコンビニとかね、

今はもう、ちゃんとコンビニエンス・ストアっていう人、まずいませんよね、



そんな感じで短縮省略を簡単に受け入れる土台があるのが日本語やと思うんですわ、

もう、短縮省略形が当たり前になって、元の正式呼称が分からん!なんていう言葉もぎょうさんありますもんね、


スマホ、パソコン、プレゼンなどなど、

業界用語ではカンプ、コンテなんていうのも、もう元の言葉が分からない状態ですな、

そんな感じで進化してる日本の短縮省略語、これがけっこう面白いのが多いんですわ、

割と好きな短縮省略語が、まずはこれ!

『ドタキャン』、

これってよう出来た言葉ですわな、

「土壇場」+「キャンセル」でっせ、日本語、それも結構難し言葉と英語の合体短縮形、

いやはや、考えた人は天才ですな、

あ、それでね、擬態語の話でしたな、

擬態語も、時代時代で面白いのが多い、オッチャン世代も結構面白い擬態語を発明しています、

たとえばね、、、『バタンキュー』、

これも秀逸ですな~、なんというかその場の光景が目に浮かびます、

長時間労働か?飲み過ぎか?分かりませんが、

とりあえず家に帰ってきて「バタン」!と倒れ込んで、そのまま「休~」と寝てしまう感じ、

この情景と心情を一言で表してます、いや~、凄くエエ擬態語です、

ほんでね、ワタシが何気なく使った擬態語ギャグで、若い子に今までで一番ウケたのがこれですわ、

『ドロンする!』、

わかります?

「ドロン」=忍者が姿を消すときの擬態語ですわ、

昔はマンガとかTVで忍者モノが多かったので、ワタシら世代には結構馴染みのある擬態語、

それを会社で使うんですわ、

たとえば、会議の途中で別件で抜けんとアカン、とか、

いや、もっと後ろめたい状況で、まだ会議が紛糾しているのに、飲み会があるので先に抜けます、

みたいなときにね、

『ごめん!あとは任した!ワタシはこれで先にドロンするわ!』、

みたいに使うんですわ、

これが、なんか好きなんですわ、はい、おもろいでしょ、

え?会議、ほったらかして先に抜けたらあきませんやん!ってか、、、

そら、そうなんやけど、、、

まずい、なんや、風向きが怪しなって来たな、、、、

ほな、ワタシはこの辺で先にドロンさせてもらうわ、、、

お勘定?アンタがまとめて払ろといて!

【今日のお店:焼肉「まるやま」】

大阪中津にある街角の焼肉屋さん「まるやま」、

なにやら落ち着くし、美味しくてリーズナブルです、



お奨めは「ハラミ」と「上ミノ」かな、



はい、もうオッチャンはね、ロースとかカルビには目もくれません、

「ハラミ」がエエです、



この日は「心臓」の生もありましたね、





カウンターもあるので一人二人もOK、

テーブルに、奥には座敷もあるので4~5人でワイワイと楽しむのもエエでしょう、

流行の焼肉店もヨロシイですが、こういう街中の老舗で食べる焼肉も風情があってヨロシイ、