映画「永遠の0」を鑑賞。当日は大雪で、映画館までの道のりと帰りの行程に一苦労した。そんな悪天候のためか、観客はねすさんを含めてたった4人だけであった(笑)。とはいえ、本作品は興行収入80億円を超える大ヒット作品。公開終了となる前に、ぜひ映画館で見ておこうと思ったわけです。百田尚樹のベストセラーとなった原作に、山崎貴が監督を務めており、加えて口コミで泣けるという評判が加味されれば、そりゃヒットする要素満載だろう。まさに電通常勝!ドーン!!(by指原)であるw
ふとしたきっかけから祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を知った佐伯健太郎(三浦春馬)は、祖父が太平洋戦争末期に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだった、という事実を知る。祖父のことを知るべく、かつての戦友たちを訪ねる健太郎だったが、戦友たちが語る祖父の姿は、「臆病者」「海軍の恥さらし」という低劣なものであった・・・導入部もスムーズだし、現在と過去の話のリンクも違和感がなく、144分という長尺もあまり気にならないくらい、きちんと内容がまとまっていることには好感が持てました。その一方で、前評判だった泣けるという要素・・・うーん、オイラはそこまでの感情には至らなかったなぁ。本作は、戦争そのものが絶対悪という事実をすごくマイルドに薄めて描いているように感じました。人間ドラマのシーンは確かに感極まる要素は十分だけど、それもこれも戦争という人間の愚かな行為が原因であり、作中で描かれる悲劇の根幹は全てそこにあるということを踏まえると、戦争の本質に深く触れずに物語を進めるのはどうなのかな、と。そんなわけで、自分としては涙腺崩壊とまではいかなかったです。
ラストシーンはよくある「観客の判断に委ねる」内容。こういうの、個人的にあんまし好きじゃないのよね(笑)。とはいえ、総じて出来は良いのでねすさんの評価は5点満点で3点。未見の方は、一度は見ておいて損はない映画かと。
ふとしたきっかけから祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を知った佐伯健太郎(三浦春馬)は、祖父が太平洋戦争末期に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだった、という事実を知る。祖父のことを知るべく、かつての戦友たちを訪ねる健太郎だったが、戦友たちが語る祖父の姿は、「臆病者」「海軍の恥さらし」という低劣なものであった・・・導入部もスムーズだし、現在と過去の話のリンクも違和感がなく、144分という長尺もあまり気にならないくらい、きちんと内容がまとまっていることには好感が持てました。その一方で、前評判だった泣けるという要素・・・うーん、オイラはそこまでの感情には至らなかったなぁ。本作は、戦争そのものが絶対悪という事実をすごくマイルドに薄めて描いているように感じました。人間ドラマのシーンは確かに感極まる要素は十分だけど、それもこれも戦争という人間の愚かな行為が原因であり、作中で描かれる悲劇の根幹は全てそこにあるということを踏まえると、戦争の本質に深く触れずに物語を進めるのはどうなのかな、と。そんなわけで、自分としては涙腺崩壊とまではいかなかったです。
ラストシーンはよくある「観客の判断に委ねる」内容。こういうの、個人的にあんまし好きじゃないのよね(笑)。とはいえ、総じて出来は良いのでねすさんの評価は5点満点で3点。未見の方は、一度は見ておいて損はない映画かと。
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