Love Life Rock

行こう 昨日までのキミを 苦しめたもの全て
この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

GODZILLA ゴジラ

2014年08月29日 | Movie
 映画「GODZILLA ゴジラ」を鑑賞。思えば1998年のローランド・エメリッヒ監督版「GODZILLA」は、ロスト・ワールドの二番煎じだの何だのと酷評を受けたものですが、今回のギャレス・エドワーズ監督版のゴジラは、日本版よりもメタボ化しているものの(東宝との契約に「日本版と同じ造形にしない」条項が盛り込まれてたらしいが・・・)、動きも咆哮もド迫力満点で文句なし。誰が何と言おうと東宝版1stゴジラが最高!という方はさておき、それ以外の方には概ね受け入れられるのではないでしょうか。そして本作では、ゴジラの敵役となる新キャラ・ムートーが登場。うーん、これは・・・かなり微妙な造形だw 一見すると悪魔の手下っぽい、ヒト+蚊トンボのような姿をしたムシ怪獣が、電磁波攻撃で人間たちを恐怖のどん底へと突き落す。誰がオーケーを出したのか知らんが、ゴジラに比べると造形がチャチでショボいのが残念。ゴジラ・ワールドは怪獣というくくりで描いてるのだから、もう少し何とかならなかったのかなー、とも思う。
 それ以上に残念だったのが、テンポの悪さと内容が薄っぺらい点。ゴジラがスクリーンに登場するまで、観客は長々とした人間ドラマを半強制的に見せ続けられます(笑)。その人間ドラマも魅力的ならいいんだけど、人間ドラマのメインを張るアーロン・テイラー=ジョンソンを始め、俳優たちが無為無策というか、何もできないというか・・・渡辺謙の芹沢博士役は、別に渡辺謙である必要はまるでなしw 原発事故や津波などを描くパニック映画、ディザスター映画の類は昔から山ほどあるけれど、どうにもこの映画はエンタメ要素から人間愛まで幅広く詰め込み過ぎて、どっちつかずというか中途半端な印象が強いです。
 そんなわけで、ねすさんの採点は5点満点で1.5点。人間ドラマはもっと削って、生命体の頂点に君臨するゴジラ、というものを色濃く描いても良かったんじゃないかなぁ。ゴジラが街を我が物顔で踏みつけ、人々は逃げまどい、人類文明の象徴でもある建造物、日本なら国会議事堂や大阪城をぶっ壊す・・・そこんとこに我々はカタルシスを感じるのだと思うんだがなぁ。やっぱし海の向こうの人とは考え方が違うようで。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO(2日目)

2014年08月16日 | Live
 そして2日目。朝からいい天気で陽射しがキツい。とりあえずテントでグダグダしてたら、外からあまちゃんのテーマが聴こえてきたりw 起床後もタープで他愛もないお喋りを交わし、風呂チケットで会場外の入浴施設へ。テントで一夜を過ごせばどうしても汗臭くなるし、髪も肌もベタベタと気持ち悪くなるので、このサービスはとても有り難い。聞くところによると、入浴施設は他の客とごっちゃになるので、洗い場は順番待ちになるし、風呂は芋洗い状態だから結構大変だよーと聞いていたが、ねすさんが行った便は最終の便ということもあってか、意外と混んでいなかった。ただ、これはねすさんが男性だったから流れが速かったのかもしれません。女性の場合は相当待たされるかもしれないですね、今後の参考まで。

 風呂から帰ってきた後は、軽く食事をしてSUN STAGEのオープニングアクトの爆弾ジョニーをタープから見る。つーか、この人たち他人の曲を演奏して笑いを取っている気が(笑)。その後は同ステージでエレファントカシマシを拝聴。宮本先生、相変わらずエブリバディを連発してますねw でもセットリストはなかなか良かった。続く氣志團もタープ内から楽しむ。のっけからいきなり「One Night Carnival」で盛り上がるが、この後がやや尻すぼみになったのは残念だった。最後は強制退場のような形で無理やり終了wでも時間がかなり余ってるのはどういうわけww ・・・と思ったら、日曜の新聞で知ったのだが、綾小路翔が武道館の吉川晃司にゲスト出演したらしい。ブッキングのためにライジングのステージを強制終了したのだとしたら、ちょっとなんだかなーな感じ。

 その後はRED STAR FIELDで、イチゴけずりを食しながらサンフジンズを見る。民生曰く「去年より少しは成長して、新曲も演奏できるようになった」そうだが、リリースがないので曲目が全く分からんwとりあえず、最初と最後のサンフジンズのテーマだけは分かったw 彼ら曰く「ちゅうきんきん」(←字が不明)という新曲も披露。とりあえず音源をリリースしろ、話はそれからだ(笑)。ステージ終了後はテントへ戻ってダラダラ過ごし(笑)、続いてEARTH TENTへと足を運んでthe pillowsを見る。昨年もそうだが、今年のセットリストも良かったよ、ホント。結成25周年という節目を迎えても転がり続ける彼らは、ロックンロールバンドと呼ぶに相応しい存在だと思います。the pillowsを見た後はテントへ戻って、夜の山下達郎まで仮眠を取りました。そうしないと朝日まで身が持たないのでw年を重ねると段々と夜がキツくなるんよww

エレファントカシマシ in SUN STAGE (8/16 12:30-)
1.ズレてる方がいい
2.新しい季節へキミと
3.悲しみの果て
4.笑顔の未来へ
5.BLUE DAYS
6.今宵の月のように
7.デーデ
8.風に吹かれて
9.Destiny
10.ハナウタ~遠い昔からの物語~
11.俺たちの明日
12.ガストロンジャー
13.ファイティングマン

the pillows in EARTH TENT (8/16 19:10-)
1.TRIP DANCER
2.その未来は今
3.Another Morning
4.Blues Drive Monster
5.About A Rock'n Roll Band
6.I know you
7.Funny Bunny
8.バビロン 天使の詩
9.スケアクロウ
10.この世の果てまで
11.ハイブリッドレインボウ
12.Advice

 そして23時50分から始まった山下達郎。うーん、やっぱしこのビッグアーティストをRED STAR FIELDでやるのは無謀なんじゃないかなぁ。今までに見たことないくらいの人、人、人でギッシリ。本人曰く、「4年ぶりのライジングサン!ミッドナイトは39年ぶりです!」「61歳のジジィに深夜にやらせるなんて、全て事務所のせいです!」・・・そんなこと観客に言われても困るwワシらもできれば昼間にサンステで見たかったわいww 選曲はマニア向けだったのかもしれないが、「僕らの夏の夢」くらいはかろうじて分かった。あと、「夏の陽」のアウトロでさりげなく歌った「♪もう一度、そばに来て はなやいで うるわしのColor Girl・・・」 うお、これって大滝詠一の「君は天然色」じゃないか!と一人盛り上がったねすさんだったが、周囲が無反応だったのが非常に残念だった(笑)。後でテントに戻ったら、cazzさんが分かってくれてたので安心したけどね。ラストは「さよなら夏の日」。ライジングが終わると、ホントに夏が終わってしまうなぁ・・・4年前にも聴いたけど、心に沁みる一曲でした。

 その後はテントに戻って朝日まで熟睡。仲間の多くはこの辺で既に脱落していたようですが、ねすさんは夜明け前にきっちりと起きて、しっかりとライジングサンを拝みましたw行動は計画的にww 正直、大トリのフィッシュマンズはまともに聴いてはいませんでした(笑)。そんなわけで、今年は天候にも恵まれ、何年かぶりの美しい朝日を見ることが出来て、とても素晴らしいフェスとなりました。テントの撤収と会場からの梱包作業には少々手間取りましたが、今後も現地にテントを張るなら事前発送サービスは必須だなぁ、と痛感。ただ、雨に祟られると厳しいのが難点かな。来年以降も週間天気予報とにらめっこしながらの利用になりそうです(笑)。さらに、フェス終了後はねすさんは札幌競馬を堪能し、数万円を儲けたので二葉で天然鰻重の松コースを食し、その翌日も豪華な料亭で食事したという何とも豪勢な旅行となったのでした。来年は仕事次第なのでどうなるか分かりませんが、できれば同じような行程を取りたいなぁ(笑)

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO(1日目)

2014年08月15日 | Live
 今年も行ってきましたよ、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO。今年はねすさんの記念すべき10回目の参加!・・・と胸を張って叫ぶはずでしたが、あの東日本大震災の年に一旦お休みしているので、事実としては3年連続9回目の参加になります。でも、オイラの心の中では10回目だと勝手に思っています(笑)。それを記念すべく、今年はキャンプ用具を一式揃えて、事前発送サービスで現地に送りつけるという手法を初めて採用しました。この手法が非常にラクちん。ライジングに参加するに当たって、テント・シート・エアマット・寝袋・レジャー用イスがあるととても快適に過ごせるのですが、持ち運びがつらくなるし、雨天の時はとても設営や撤収がとてもシンドくなるということで、これまでは踏み切れませんでした。・・・が、今年は週間天気予報とにらめっこして、開催日が天候に恵まれることを確認済み。堂々と送りつけてやりましたよ、えぇ(笑)。ミスしたのは、防寒具や下着、カッパ等の衣類も事前に送ってしまえばもっと身軽になれたのになぁ、ということ。これは次回に向けた良い学習になりました(笑)

 仲間と合流し、無事にテントの設営が終わった後は、SUN STAGEでマッタリ。トップバッターのレキシを見ながら、ビールや焼き肉をゴチになりました。レキシはエンタメというか、歌の脱線ぶりが凄すぎてそれが逆に良い(笑)。テントで見ながら大笑いしてました。レキシの後はRED STAR FIELDへと足を運んで、カーネーション LOVES 森高千里を見た。最初はカーネーションのみが演奏してたわけだが、周囲の空気は明らかに「森高早く出てこい」だったwカーネーションも空気読めばいいのにガッツリ持ち分を歌うからww そして出てきた森高さん、いきなりハイスピードアレンジの「17才」を歌っておぉー、と思わせたが・・・すいません、メジャーな曲しか知らないねすさんには後の曲が何なのか分からなかった(笑)。お隣のRED STAR CAFEで武藤昭平withウエノコウジを少しだけ見た後は、またテントへ戻ってマッタリと談笑。ねすさんの今日のメインは夜の部なので、日中にはあまり無理をしない計画なのです。まぁ、これは今日に限らず、毎年心掛けていることなんですけどね(笑)。

 やがて日も落ち、いい雰囲気の中でRAINBOW SHANGRI-LAのsalyu×salyuを見た。未聴の人は、声を楽器に特化するとこんな音楽になるのか!という驚きをぜひ体験してほしい。曲目は「話したいあなたと」とか「Sailing Days」をやったような気がする・・・ここまで結構な量の酒を飲んでるから、記憶が結構曖昧(笑)。その後は、隣のRED STAR FIELDでThe Birthdayを見た。もうね、彼らはサンステでもいいんじゃないかなぁ。レッドには似合わないくらいの人が集まってんだもん。初っ端の「Buddy」でパーティーが幕開けした後は、定番の人気曲に最新アルバム「COME TOGETHER」の収録曲を含めた構成。「涙がこぼれそう」では、チバが「ここは石狩湾のそばのセイコーマートの近くー!」と叫んでましたw セットリストは以下のとおり。The Birthdayを見た後は、EARTH TENTへ移動してFRIDAY NIGHT SESSIONを見た。奥田民生や中村達也、甲本ヒロトにマーシー、チバにキュウちゃんらが集ってのロックンロールセッション企画である。企画自体はとても良かったのだが、ねすさんはOKAMOTO’Sの声とリズム隊が好きではないので・・・(笑)

The Birthday in RED STAR FIELD (8/15 21:40-)
1.Buddy
2.LOVE GOD HAND
3.カレンダーガール
4.なぜか今日は
5.PIERROT
6.愛でぬりつぶせ
7.涙がこぼれそう
8.星に願いを
9.くそったれの世界
10.COME TOGETHER

 その後はテントに戻ったのだが、誰か起きてるかなーと思ったらタープには誰もいなかったため、速やかに就寝wだって酒を飲みすぎて眠いんだもんww そして今回は現地で宿泊するということで、ねすさんの長年に亘る「ホテルでデリを呼んでいる」という疑惑を払拭できたはず(笑)。つーか、そんな金ありませんし!仮にあっても競馬に注ぎ込むのがオイラですから!w・・・こんな感じで1日目は終了。明日も目一杯楽しむために、早めに休んで英気を養わなくては(以降、2日目へと続く・・・)