向井秀徳の単独公演となる「向井秀徳アコースティック&エレクトリックツアー2013」に行ってきました。フェスなどの単発イベントでは結構見てるんですが、仙台のライブハウスツアーでお目にかかるのは何と7年振り。いやー、もうそんなに経ちますか。開演前の場内のBGMは、ヴァン・ヘイレンの「Jamp」がなぜかエンドレスで延々と流れていましたw そして物販にはZAZEN BOYSのベース担当・吉田一郎の姿が。こんなところで何しとんねんww
開演になってもさほど客電は落ちず、比較的明るい中でのライブスタート。M1「CITY」は以前に聴いたときよりも、大分アレンジが変わってたような。向井は酒を飲みながら、マイペースでアコースティックとエレクトリックのギターを使い分け、ルーパー機能を駆使しつつ、NUMBER GIRLの曲やZAZEN BOYSの曲などを披露。んー、時に刹那的であり、時に攻撃的でもあり、時に冷凍都市に暮らす焦燥や孤独感をギターと詩で表す。ZAZEN BOYSとはまた違う、この感覚がいいのよなー。できれば音源化してほしいところ。
なんせ7年ぶりということもあって、ねすさんも聴いたことのない新曲や、ナンバガ解散以来の曲をたくさん聴けて大満足でした。第1部のM12「たとえば俺が死んだら」は、たぶん森田童子の「たとえば僕が死んだら」のカヴァーなんじゃないかな?それから、アンコールの1曲目「ああ正当防衛」は、クドカン作・演出の舞台「サッドソング・フォー・アグリードーター」で宮あおいが歌っている曲だそうな。歌詞はかなり過激(笑)なので、未聴の方は音源をチェックすべし。ちなみに、CDはライブ会場限定発売だそうです。
あと、今日の公演では二度も弦が切れるアクシデントが発生。アンコールラストの「IGGY POP FAN CLUB」では、最初アコギで弾いていたんですが、弦が切れたので曲の途中でエレキにチェンジ。当然、メロディも途中で途切れたわけですが、そこをすかさず手拍子とアカペラでサポートする観客にも拍手。ナンバガが解散して結構経つのに、みんな歌詞覚えてるんだねぇ。そういうオイラも一緒に歌ったけど(笑)。セットリストは以下のとおり。ただ、かなり飲んでいたので自信はないですw
向井秀徳アコースティック&エレクトリックツアー2013 in 仙台CLUB JUNK BOX(2013.6.6)
<第1部>
1.CITY
2.SAKANA
3.CRAZY DAYS CRAZY FEELING
4.Delayed Brain
5.YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
6.NEKO ODORI
7.KARASU
8.夏のユーレイ
9.夏は来ない
10.感覚的にNG
11.はあとぶれいく
12.たとえば俺が死んだら
13.OMOIDE IN MY HEAD
14.Water front
<第2部>
1.6本の狂ったハガネの振動
2.SI・GE・KI
3.前髪
4.SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
5.TUESDAY GIRL
6.TATTOOあり
7.鉄風、鋭くなって
8.PIXIE DU
9.転校生
10.The days of NEKOMACHI
11.真っ黒けっけの海~性的少女
12.自問自答
(EN)
EN1.ああ正当防衛
EN2.IGGY POP FAN CLUB