Love Life Rock

行こう 昨日までのキミを 苦しめたもの全て
この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

風立ちぬ

2013年07月27日 | Movie
 映画「風立ちぬ」を鑑賞。近年の宮崎映画の中では、かなり大人向けの内容だ。本作では、日本が誇る軍用機・ゼロ戦の設計者である堀越二郎と、作家の堀辰雄をモデルとして、美しい飛行機作りに情熱を捧げた一青年の姿が描かれている。多分、「紅の豚」を評価できる大人なら、すんなり入っていけると思う。逆に、お子様やファンタジー希望の方には、あまり受け入れられないんじゃないかな。ポニョの次の監督作品がこれじゃ、さぞお子様はがっかりしたことだろう(笑)
 映画の中の設定と、今の日本が抱えている事実とがリンクしていて、自分としては深く考えさせられるものがあった。映画の中では関東大震災が起きていたが、現実の世界は東日本大震災。さらに、あの当時の日本も不況の中で喘いでおり、時代って繰り返すもんなんだなぁ、と。そういう状況下にあっても、本作の主人公・堀越二郎が誠実かつ純粋に夢を追い求める姿には、非常に好感が持てた。時代は違えど、人間として誰もが当たり前に抱く根っこの部分は変わらないんだと思うと、何だか自分のことのように嬉しくなりましたね。そういう共感できる部分と重なってるからか、上司の家で唐突に結婚式を挙げるシーンや、最愛の妻との別れの後に流れるユーミンにはグッときてしまった。「空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命は ひこうき雲」・・・あぁ、オイラも年を取ったなぁ(笑)
 それにしても、なぜ主人公の声は庵野秀明なのか。主人公の20代の声がどう聞いてもオッサンの声じゃ、百年の恋も冷めるわいw ド素人感丸出しの出演者を起用したことは、この映画では正直マイナスにしか働いてないと思うなぁ。あと、飛行機のエンジンやプロペラ音を、人の口でブルンブルン言わせる(モノラル)のもやめてくれ。イメージが壊れるし、何より感情移入もできんわ。そんなわけで、ねすさんの採点は5点満点で3点。脚本も画も出来がいいだけに、細かいところでケチがついたのは何とも残念。

第45回函館2歳S

2013年07月21日 | Horse Racing
 JOIN ALIVEの帰りがてら、函館に立ち寄って競馬を楽しんできました。函館に来るのは、2003年の椎名林檎さんのツアー「雙六エクスタシー」以来なので10年ぶり。函館駅前は当時の面影も全くなく、ボロい駅舎も新しく生まれ変わっていました。年月の経過を感じるなぁ・・・。まずは市電に揺られて函館競馬場へ。着いた函館競馬場も、改装され新しくなっていました。入場料金を払わずとも、外からガラス越しにパドックが見られるのは驚き。ねすさんは改装前の函館競馬場にも行ったことがあるのですが、そのときの面影は影も形もありません。
 場内はなぜか機械式の馬券売り場よりも、窓口対面式の馬券売り場の方が多い印象です。ジジババが多いからでしょうか(←ぉぃw そして馬券のほうですが、メーンの函館2歳Sは1番人気のクリスマスから流して的中。相手が人気薄だったのが幸いし、まずまずの配当に。ただ、中京記念は勝ち馬のフラガラッハを軸にしながら、13番人気のミッキードリームに印を打てず、万馬券を取り逃してしまいました。あぁ残念無念・・・。その後、福島の最終レースの馬単41倍を的中し、収支的にはプラスで終えることができて良かった良かった。次の機会には湯の川温泉に泊まりながら、もっとゆっくり函館競馬を堪能したいなぁ。




函館競馬場でファンサービス中のエリモハリアー号




第45回函館2歳ステークス勝ち馬・クリスマス号

JOIN ALIVE 2013(7/20)

2013年07月20日 | Live
 行けるうちに行っとけ!ということで、北海道岩見沢で開催されたJOIN ALIVE 2013の初日に行ってきました。JR岩見沢駅からはシャトルバスで約15分程度。フェス会場は、北海道グリーンランド遊園地といわみざわ公園です。現地に到着して目の前にそびえる観覧車に驚く(笑)。そしてまず思ったのは・・・RSRと勝手が違うので、どこにどう向かえばいいのかが分からないw とりあえず道内組の友人の携帯にメールを送り、返事が来るまで日陰でマッタリ過ごす。ちなみに、本日の天気は快晴という絶好のフェス日和。陽射しがめっちゃキツい!とにかく暑い!海が近いRSRとはまた違った暑さです。

 このフェス、今年から2週・計4日間にわたる開催となったせいか、場内はそれほど混雑していません。初期のアラバキが失ったマッタリ感を持っている、というのはいいですね。会場の端から端まで歩いても、そんなに時間を要さないというのも大きなポイント。コンパクトな空間の中に、ライブ・遊園地のアトラクション・飲食ブース・キャンプサイトが詰め込まれている、というのは他のフェスにはない大きな魅力ですね。足元も舗装されているし、コインロッカーもあるし、トイレの数も充実しているしと、至れり尽くせり。うーん、こりゃ一度行ったらやみつきになっちゃうかも(笑)。その後は、無事に道内組の友人と合流。美味しいビールをゴチになりました。いつもありがとうございます (*´∀`)ノ

 美味しいビールを流し込んだ後の最初のアクトは、川本真琴をチョイス。1stアルバム「川本真琴」は擦り切れるほど聴いたぜ(笑)。ステージ会場となるFUTURE FLOWERSは、公式サイトでは約4千人が収容可能らしいが、どうみてもそんなに人は入っていない(笑)。その川本さん、頭にはでっかいリボンを付け、髪は腰の辺りまで伸びていた。ボーイッシュだったあの娘は一体どこに!?w 開演直前には「観覧車の方の人、こっちに来てー」と叫んでました。えっと、こんな感じの人だったっけ?(笑)。ライブでは7~8曲くらいをやったが、正直「愛の才能」と「1/2」しか分からなかったwしかも、ラストの「1/2」は本人が歌詞の大半をド忘れww まさに歌詞のとおり「♪あたしまだ懲りてない、大人じゃわかんない♪」を地で行ってるwww 唯一の救いは、あの声質が全く変わっていなかった、ということかな。後でググってみたら、デビューしてもう17年も経つんだね。

 その後はテントサイトへ戻り、VELVET CIRCUSから漏れてくるTHE GOLDEN WET FINGERSを聴きながら食事タイム。一応、曲目は全部ツイートしましたんで、間違いないはずです。食事の後は、FUTURE FLOWERSの浅井健一 & Bad Teacher Kill Clubを見るために移動。つか、Bad Teacher Kill Clubっていったい何w こちらも曲目は全てツイートしたんで、それを載せときます。正直、「赤いタンバリン」が聴けるとは思わなかった。生で聴くのは、ブランキーの解散ライブ以来じゃないかなぁ。ブランキーの曲の時だけ、場内の盛り上がり方も明らかにおかしかったw ただ、この日のVELVET CIRCUSのトリはベンジーなのに、アンコールなしでした。「JOINは時間に厳しい」とは聞いていましたが、ここまで徹底されるのも何だかなぁ、な感じ。

THE GOLDEN WET FINGERS in VELVET CIRCUS
1.CIVILATORS
2.COLD NIGHT FISH
3.CHICKS
4.砂の時間
5.BC1000
6.トリオ・デ・ハラペーニョ
7.しまっとけ
8.Oh Yeah ! それが答だ


浅井健一 & Bad Teacher Kill Club in FUTURE FLOWERS
1.見た事もない鳥
2.原爆とミルクシェイク
3.危険すぎる
4.OLD PUNX VIDEO
5.ガソリンの揺れかた
6.MORRIS SACRAMENT
7.赤いタンバリン
8.DEVIL
9.WAY
10.SALINGER
11.人はなぜ
12.LOVE LIVE LOVE

 その後はキャンプサイトへの帰り足で、VELVET CIRCUSのEGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXを見に行ったが・・・規制がかかってモニターしか見れないということで諦めました orz テントでの音漏れを聴く限りでは、「love scene」「a love song」「10万年後の君へ」「水中の光」「GO ACTION」などをやったはず。その後、少し間が空いて「BIG NOISE FROM WINNETKA~黒アリのマーチングバンド」をやったので、これがアンコールだったんじゃないかなぁ。詳しいセットリストはググってくれw で、ねすさんは日曜はひたすら陸路で帰らないといけないので、現地の仲間とはここでお別れ。また来月のRSRで会うことを約束して、帰路に就きました。そうそう、今回の目的の一つは、手術を乗り越えてこの会場に足を運んでくれた友人に会うこと。再会を期してガッチリと握手した彼の掌は、いつもと変わらず温かかった。彼の帰還は喜ぶべきことなのだから、涙はきっと似合わないと思ってぐっと堪えた。

 総括すると、JOIN ALIVEはとてもいいフェスでした。遊園地とライブフェスを融合させる、というアイデアがぴったりとハマった感じです。個人的には、これからも拡大傾向に走らず、このままの方向性で続けてもらいたいなぁ、と。ただ、さすがにRSRとJOINの両方に参加するのは、費用的な面を考えると道民以外は難しい気が(笑)。今回、ねすさんは医療保険の満期返戻金が下りたので財源はどうにか都合がついたが、来年は・・・うーむ(苦笑)。2015年には函館まで新幹線が通る予定なので、そしたらもう一度陸路経由で行ってみようかなw今度は大沼だんごを買うことも忘れないぞーww