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(この世の果てまで)

舞妓はレディ

2014年10月17日 | Movie
 映画「舞妓はレディ」を鑑賞。タイトルを見れば「マイ・フェア・レディ」のパクリ(笑)・・・もとい、オマージュであろうことは簡単に想像できるが、一般庶民には縁遠い花街という世界を、映画を通して分かりやすく表現しているところはさすがだなぁ、と。主演の上白石萌音が演じる春子を一人前の舞妓に育てるべく、時に厳しくも優しく支える周囲の人々と、自分の夢に向かって一生懸命努力する春子の直向きな姿。これは応援せずにはいられないだろう、と。日本人はこういうシチュエーションに弱いのだ(笑)
 日本映画でミュージカルというと、一つさじ加減を間違えてしまうと見ている側が気恥ずかしく感じてしまうものだが、そこにパロディ要素を取り入れたり、厳しい修行要素を与えたり、方言などの地方ネタを組み込むことで、とても柔らかく受け入れやすい作風に仕上がっているところに好感が持てます。予定調和を守りつつ、ラストも安定の大団円。ほっこりするハッピーな映画というスタンスなら、もうこれで十分でしょう(笑)。和製ミュージカルとしては十分評価できる内容です。欲を言えば、お茶屋のしきたりをもう少し解説してほしかったなぁ、と。お茶屋で遊ぶという経験がない我々にとっては、これはどういう意味なのか?というシーンもあったのでね(笑)
 そんなわけで、ねすさんの採点は、5点満点で3点。ちなみに作中で語られる、舞妓になるための必須三単語は「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」だそうだ。これ本当なのか?とぜひ京都の人に聞いてみたいw


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