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Love Life Rock

行こう 昨日までのキミを 苦しめたもの全て
この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

Just can’t help it.

2006年09月23日 | Review
 東京事変のライブDVD『Just can’t help it.』を購入。今年行われた全国ツアー「“DOMESTIC!”Just can't help it.」の内、5月26日のNHKホール公演の模様が収録されてます。初回生産分のみデジパック仕様となってますが・・・どうみてもトールケース仕様だと高くつくから、コスト削減したとしか思えませんな(笑)。そして、収録された内容を見て二度ビックリ。大胆なカットインやら画面分割、ストップ・モーションといった特殊効果が満載ですよ。人によっては、こういう技法を駆使した演出が嫌いな人もいるんじゃないかな?どちらかといえば、記録的な意味合いのライブDVDというよりも、映像作品的な意味合いがかなり濃い内容に仕上がってると思います。ラストの「落日」なんか、完全にPV仕様だし(笑)。まぁ、こういうのねすさんも嫌いじゃないけどね。
 ただ、サウンド面では個人的にちょっと・・・という曲もありましたね。何の曲かは書きませんけど(←またかよw)、ライブ音源を特殊効果でいじって収録してる曲があるでしょう?あれはダメでしょーよ。それやっちゃったら、何でもアリになっちゃうわけで。ライブCDにしろDVDにしろ、ライブならではのサウンドや臨場感といったものを味わうために買ってるわけですよ、我々は・・・Do you understand? そういうのは、PV集とかで思う存分やってください(笑)
 ちなみに、この収録曲だけで満足できない方に、ぬぁんと!DVDに隠しコマンドが・・・というのはガセですので(笑)。メニュー画面でハタがシュートした瞬間に決定ボタンを押せ、といった類の風説の流布はやめましょーね(笑)

彼女

2006年09月16日 | Review
 aikoのニューアルバム『彼女』を購入。初回限定盤はジャケット違いに加え、カラートレイとブックレット付き仕様となってます。サウンド面は、ここ数作で言われていたような「どれも似たような感じ」という意見を一掃する内容となってて、バラエティさに富んだ印象がありますね。これについては、ねすさんも高評価を与えたいと思います。一方、歌詞は年を重ねるごとに情念さが深まっていってるというか・・・もはや「恋の奥ゆかしさ」というレベルではないような(笑)。どんどんと「思い続ける一途なあたし」の存在が強くなってる感じがしますが、聴く側が受け止めきれるのかどうかが、強い共感を得るか得ないかの一つのポイントになるような気がしますね。ねすさんも全曲マンセーではなくて、曲名はあえて書きませんけど、元彼と会って女々しくあーたらこーたら、っていう曲がどうしても受け入れられなかったです。男性なら同様の感想を持った人が、それなりにいるのでは?と思うんだけどなぁ(笑)
 また、全体を一枚の作品としてみた場合の“カラー”がやや薄いような感じもしますが、1曲1曲のクオリティは非常に高くて納得の出来です。やっぱりイチ押しは、M12「瞳」ですね。『これから始まる毎日にきっと降り続けるのは 小さくて大きな生きる喜びでしょう』という詩に、常に前向きで、相手を包み込むaikoの大きな愛を感じました。この曲だけのためにアルバムを買ったとしても、損ではないはずです(笑)

BONNIE PINK TOUR 2005 “Golden Tears”

2006年09月09日 | Review
 BONNIE PINKのライブDVD『BONNIE PINK TOUR 2005 “Golden Tears”』を購入。昨年の10月23日に東京厚生年金会館で行われた、全国ツアー「Golden Tears」の模様を収録したほか、ボーナスコンテンツとして全会場でのオフショット映像、ツアー冒頭で流れたオープニング映像、ボニーさんと奥野さんの副音声によるコメンタリーが入っており、とにかくこれでもかと言うほど盛り沢山の内容。もちろん、MCやメンバー紹介もきちんと収録されてて、ファンには嬉しい限り。実は、ボニーさんがメジャーで出すライブDVDは、今回が初リリースということで、本人があまりの嬉しさにこんなに詰め込ませたとか?(笑)
 さて、本作収録のセットリストですが、ねすさんが仙台で聞いた内容とは若干異なる内容でした。違う曲が聴けるのは嬉しい反面、地方で披露した曲が削られてるという残念な面も。うーん、欲張っても仕方ないのは分かってるんですけどね・・・。そして最も驚いたのは「So Wonderful」で、白服に身を包んだダンサーが登場。一瞬、オ○ム真○教?とか思ってしまった(笑)。東京ではこういう演出があったのか・・・地方には無くてよかったよ(笑)。カメラワークも映像効果も特に目新しいものはなく、どこか記録映像的な印象はありますが、むしろこのほうがライブの魅力をストレートに伝えることが出来ていいんじゃないかな、と思った次第です。「Do You Crash?」のシャウトもちゃんと入ってますしね。
 あえて注文をつけるなら、リリースのタイミングですかね。既に今年のツアーが始まってるということで、もう少し早い時期に出しても良かったんじゃないかな~と思うわけですよ。通常は、ツアー終了→DVDリリース→余韻に浸る→次のツアー(゜∀゜)キター!!のコンボが一般的なわけで(笑)。なお、初回限定盤には「Golden Tears涙型携帯クリーナー」が封入されてますので、お買い求めはお早めに。

ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER

2006年08月23日 | Review
 くるりのベスト・アルバム『ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER』を購入。初回限定盤は、激レア未発表音源4曲を特別収録したボーナス・ディスクが付いてきます。本作は既発シングル全てを収録したほか、初CD化となる「家出娘」や「春風」のNew Mix版、「水中モーター」のリミックス版といったレア音源も収録するなど、くるりのコアなファンから初心者まで、幅広く楽しめる内容に仕上がっています。
 このベスト盤ですが、作品自体はメンバー自身の選曲であるにもかかわらず、ファンに言わせればアレを入れろ、いやコレを入れろという欲求度が非常に高いような気がするんですが・・・アナタはどうですか?ねすさんは収録曲の一覧を見たときに、「すけべな女の子」がない!「オールドタイマー」がない!「モノノケ姫」がない!「マーチ」がない!と感じたわけですけど・・・ここがくるりの不思議なところでもあって、所謂ヒットナンバー以外にも、各々のツボに入る曲が非常に多いんですよね。デビュー・シングル「東京」を出してから、もうすぐ8年が経つわけですが、たとえメンバーは変わったとしても芯にあるものは変わることなく、その一方で曲のクオリティは確実に前進している、この作品を聴いているとそんな印象を受ける次第なのです。

Every Single Day -Complete BONNIE PINK(1995-2006)-

2006年08月05日 | Review
 BONNIE PINKのベスト・アルバム『Every Single Day -Complete BONNIE PINK(1995-2006)-』を購入。初回限定盤は、未発売のPV6曲を収録したDVD付きとなってます。なんか、ネット上の噂では初回盤がかなり品薄らしいですね。オークションにも結構な高値で出品されているものもあるし。昔はそんなことなかったのにね・・・(遠い目)。エビちゃん効果、恐るべし(笑)。個人的には、従来のボニーファンにも満足できる内容とは思いつつも、どうしてもポニーキャニオン時代のベスト・アルバム『Bonnie's Kitchen#1』とのカブリが多いのは、痛し痒しといったところでしょうか。さらに付け加えれば、直近のヒット作「A Perfect Sky」で入ってきた人には、少々受け入れ難い楽曲も多いんじゃないかなー、ということ。正直なところ、ねすさんのような初期からのファンを意識して作るんなら、「A Perfect Sky」とかはあえて入れなくても良かったと思うんですよね・・・。売り上げ増を図りつつ、幅広いファン層獲得を目指すという意図は分からないでもないんですけど。
 一方で、レコード会社の枠を越えてこういったアルバムが出せたということは、非常に評価したいです。どうせなら3枚組の大作にしてもよかった(笑)。作品ごとの違いや、歌い方の変遷などをこの1枚で辿っていくのも楽しいですね。中でも、M7「Surprise!」の番長ボイス(笑)は久々に聞きました。今聞くと、まるで別人の歌だな、こりゃww

to U

2006年07月29日 | Review
 Bank Bandのシングル「to U」を購入。初回限定の仕様は特にないはずなんだけど、本作はデジパック仕様となってます。てか、TOYS FACTORYってデジパック仕様が好きだよね(笑)。裏面には「このジャケットは再生紙を利用しています。汚れたり、よれたりしても製品に問題はありません。触ってあげてください。」との表記。えーと、こういう風に書かれてしまうと、逆に慎重な扱いになって苦労するんですが(笑)。さて肝心の曲ですけど、これまでテレビやフェスで何度か披露されているとおり、壮大なメロディと慈愛に包まれた曲。何度聴いても胸が熱く感じられるのは、誰しもが持ちうる悩みや苦しみ、辛さや絶望といった負のものに対して、Salyuと桜井和寿が「頑張らなくてもいいんだよ、あわてなくてもいいんだよ」と優しく語りかけている言葉を、きっと身近にいる誰かに囁いてもらいたいからなのでしょう。未来に向けて、ずっと伝えていくべき名曲の域に達していると思いますね。
 c/wには、オフコースの「生まれ来る子供たちのために」のカバー曲と、「to U」のピアノバージョンの2曲を収録。どちらも非常に癒される良い曲に仕上がってます。

危険すぎる

2006年07月22日 | Review
 浅井健一のシングル「危険すぎる」を購入。初回生産分は紙ジャケット仕様となってます。今回の表題曲ですが、詩も音も確かに「危うさ」を感じるロックンロール・ナンバーですね。ただ、ねすさんはライブで聴いてからCDを聴いた組なので、やっぱしライブと聴き比べるとね・・・サウンド的には「綺麗すぎる」て感じかな、もちろん悪い意味じゃなくて(笑)。SHERBETSやJUDEという枠を通じて、自らの描く世界観を表現してきたこれまでのサウンドとは、どこか一線を画したような印象。その辺は、このシングルに参加しているテリーの存在に加え、ドラムの欣ちゃんやコーラスの林檎さんの持ち味が、この楽曲に強烈な刺激を与えているからなんじゃないかなぁ、と思うわけです。最近の作品、特にJUDEなんかはバンドでの一体感に馴れ合っているようなきらいもあって、そろそろ「野生の狼みたいな目つきに帰ろうと思う今日このごろ」を望んでいただけに、今回のソロ活動は個人的にかなり楽しみなんですよ。んーでもベンジー、奥さんも子供もいるしでそこまで辿り着こうとは思わないかな?(笑)
 c/wの「REBEL REBEL」はデヴィッド・ボウイのカバー。VodafoneのCM曲で流れてたので、聞き覚えのある人も多いかも。同じくc/wの「STAR」はインスト曲なんですが、聴いただけでこのグルーヴはSHERBETSだなーってすぐ分かってしまいますね(笑)。これってソロ・シングルで出す意味合いがあったのかな?

ファンクラブ

2006年04月01日 | Review
 ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム『ファンクラブ』を購入。初回限定盤はスリーブ仕様に加え、ステッカーが封入されてます。クールでシリアスな詩、より鋭さに磨きをかけたサウンド、血沸き肉踊るゴッチの叫び(笑)と、個人的には非常に好みの仕上がり。各パートのアンサンブルにも進化が見られ、アジカンがまた一歩先の世界へと足を踏み入れたように思えます。そして何よりも印象深いのが、本作の詩の中に込められたメッセージ・・・例えば9.11テロに触れているM2「ワールドアパート」など、それは直接的表現ではないのですが、じっくりと向き合って聴いていると、心のどこかに引っかかる何かを感じ取れるはずです。もちろんこの曲だけにとどまらず、全ての曲において常に自らと対峙し、現実と理想の狭間で生じる思い、もがき、悩みなどを丁寧に描き出す辺りは、流石の一言に尽きますね。
 ただ、ファンの評価は分かれるだろうねー。特に『崩壊アンプリファー』が好きな人の感想を聞いてみたいですねぇ。ねすさん的にはどっちも味があって、甲乙付けがたいんですけどね。それに、過去の作品はマスメディアに煽られた感が強くて、冷静に聞けてない人が多かったんじゃないかな?今、改めて聞き比べてみると、また違った面が見えてくると思いますよ。

スウィンギン・キャラバン

2006年03月26日 | Review
 小島麻由美のアルバム『スウィンギン・キャラバン』を購入。初回盤はデジパック仕様となってます。ポップにジャズ、サイケにブルースと、様々なサウンドを1枚にギュッと濃縮したかのような印象の作品ですね。賑やかな音を振り撒きながら、街を練り歩くイメージのM1「ラストショット!」を聴けば、タイトルが『キャラバン』となった理由も十分納得できることでしょう。まぁ、ねすさん的には「キャラバン」ってよりは、「チンドン屋」って感じが第一印象でしたが(笑)。加えて、詩の随所にエキゾチックな世界観や物語がふんだんに盛り込まれているのも、非常に興味深いところだったりします。そして、魅力的な楽曲の数々に欠かせないのが、彼女の色っぽい「声」。この「声」が、本作で繰り広げられる魅惑の世界に非常にマッチしているんです。ある意味、飛び道具的な卑怯さ(笑)を持った彼女の武器とも言えますよね。
 ただ、本作は小島麻由美の初心者にはあまりオススメできません。ねすさんとしては、まず『セシルのブルース』から順を追って勉強してくることをオススメします。その方が、彼女の甘い声に一層溺れてしまえるのではないかなー、という気がするんですよ。なお、6月からは東名阪のホールツアーが始まるということで、本作からも多数披露されると思われますが、ライブ受けする収録曲はM3「chakachaka」か、M5「トルココーヒー」あたりかな?この2曲は一度ハマってしまうと、脳内をグルグルと巡って抜け出せなくなる麻薬的要素を持った楽曲なので、こじまゆファンは覚悟して聞きましょう(笑)

Circle

2006年03月19日 | Review
 木村カエラのアルバム『Circle』を購入。初回限定盤には、「リルラ リルハ」ほかシングル3曲のPVを収録したDVDが付いてきます。洋楽ロックやパンクのエッセンスを随所に散りばめ、サウンドもトンガリまくりだった前作『KAELA』と比べると、ちょっとベクトルを違う方向に持っていったような印象の作品ですね。アルバムのコンセプトが「日常の繋がり」ということで、タイトルとなった『Circle』=「円、輪」。もちろん、今回の奥田民生を始めとした多彩な面々による楽曲提供の繋がり=輪ということもあるんでしょうが、本作に収められた詩からも人と人、心と心の繋がりや温もりといった人間味溢れる想いが、十分に感じ取れるはずです。
 ただ、サウンド的に前作が好きだった人にはどうかな・・・?テクノやハウスまで盛り込まれてると、逆に何でもアリっぽい感じがして少々寂しいですね。良く言えば挑戦的なんだろうけど・・・。有名アーティストの楽曲提供も、イジられて大きく化けるんならまだしも、逆にショボさを感じてしまった楽曲もないわけじゃないです。うーん、これは楽曲提供ゆえの「功罪相半ば」っていったところかな。まぁ、これは恒例のねすさんのケチつけみたいなもんなので、単純にカエラ好きの人は特に気にせず、同梱PVの「You」でも見ながらカエラと一緒に踊ってください(笑)