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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

今年の蛍はいつ見れる??

2010年05月18日 14時46分57秒 | 犬・自然
早いもので、もう5月も下旬になりつつある。
徐々にではあるが、いくつかの田んぼではもう水を張り、も出てきて合唱が始まっている。
そんな中、この時期、楽しみなことがある。
それは初夏を告げる風物詩 である。
ここ山梨は、田舎で不便なことも多いが、東京に勝てるところもある。
その数少ない一つが、自然ではないだろうか。
この自然にはぐくまれた蛍が、残された時間のすべてを賭けて恋の光を灯す。
実に幻想的な光で、癒される。(当の蛍は、子孫を作る為に激しいをしてるのであろうが。)
それを家の側で見れるのは幸せだ。

今夜、 家族とゆう坊で、蛍がいるか探しに行ってみた。
因みに今夜のゆう坊はこんな感じ
(ゆう坊)





残念ながらは確認出来なかった。
ゆう坊も一生懸命探してた
去年が5月20日頃確認出来たので、そろそろであろう。
ただ、今年はが4月に降ったり、そうかといえば、4月で30度を記録するなど、異常気象で、寒暖の差が激しい為、もしかしたら遅れるかもしれない。
まあ、気長に待つ事にしよう

しかし、去年の蛍を見て感じたことがある。
小生が子供の時に見た蛍の数と、去年確認した数を比べると、感覚的には1/5以下に減少した気がする。
それは、ここも近年、少しずつではあるが水田(石垣が消え、アスファルトへ)、河川、そして道路などの開発が進み、農薬などの要因もあわせて、蛍の生息できる場所が少なくなっていることが原因であろう。
だから、蛍が飛び交う場所も必然的に限定されてしまっている。
町でも数年前から保護地域に指定してくれて、十分ではないが、支援してくれている。
しかしまだまだ、昔の風景は戻っていない。

今書いていて更に思い出したことがある。
だから、この場所の位置の記載はあえて避けよう
ごく一部ではあるが心無い乱獲者がいるからだ
昨年、蛍を見に来ていた親子がいた。光景だけ見れば微笑ましい。
しかし、よく見ると子供がせっせと数少ない蛍を虫かごに入れて捕獲していたのだ。
こともあろうに、その親は子供を褒めていた。他に何人も観賞に来た人がいる中でだ
小生が出る前に、同じく観賞で来ていたおじさんが激怒して、その親に注意していた。
ここは、場所を知っている多くの町民がこの何もない川に来て、蛍の光を楽しんでいる場所だ。
その中で、何故、皆で大切に守っている、そして楽しんでいるのに、公然と人の目を憚らず捕獲する事が出来るのだろうか?
子供は仕方ないとしても、いい年した大人が利己的で、自然破壊を教えている。
こんな愚かな輩が、ここに限らず都会でも田舎でもあちこちで「親」として量産されているのだろうか?
実に嘆かわしい光景だった。

この光、子供が、小生が子供だった時と同じように楽しめるよう、いつまでも守って行きたい。そして少しずつ増やして行きたい。
蛍の時期が過ぎれば忘れがちだが、日頃から川 汚さないようにしよう。
今年の初蛍は、いつ確認出来るであろうか? 去年と比べて、増えてるだろうか? 
少しでも増えていることを信じて、日々注視して見てみよう