日経新聞/グローバルオピニオンより
2020年9月10日の日経新聞Opinionよりフランスの
大統領特別顧問のジャックアタリ氏のご意見に賛同して
記事より引用;タイトル「ニュースが示す民主主義の成熟度」
受け手の関心を引こうと、民主国家の様々なメディアは
騒動や惨事などの暗いニュースであふれかえっている。
実際、気候変動から安全保障、経済成長などについて
事態が悪化すると言及されることがほとんどだ。一方、検閲
のある独裁国家のメディアでは、(都合の良くない)暗い
ニュースは流れない。メディアでの暗いニュースの位置づけ
は、それぞれの国の民主主義の成熟度を示す便利な指標だと
いえる。民主主義の成熟度が高まるにつれ、人々は暗いニュース
に強い関心を示すことになる。だが批判力が高まりすぎれば
民主主義を弱体化させる恐れもある。世界ではこのところ
民主国家の中から、いつの間にか権威主義や全体主義的な
政権が相次いで現れている。しかしニュースに頼るだけでは
世界は変わらない。フェイク情報は要注意だ。行動するには
情報の確かさ、背景を知る努力も欠かせない。
只今次の総理大臣の選挙が行われている。今日も3候補の
テレビ討論会があった。質問している記者の3候補への質問を
聞いていると、アメリカの大統領との記者会見でのアメリカの
記者との大きな落差を感じてしまった。こんな記者が書く
ニュースは真実を伝えているのだろうか?日本とアメリカ
との民主主義の成熟度の大きな落差を感じてしまった。
石破さんのまじめさが私には好印象だった。