スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

ポスト・コロナの楽しみ

2020年08月12日 | 日記

今年の向日葵

立秋も過ぎましたが、酷暑の夏が続きます。
先日家の前の道路に打ち水をして、一句。

夕焼けに打ち水をして風涼し

今年の夏はどこにも行かずに、家でごろごろ
しています。朝は羽鳥モーニングショウから
始まり、昼は徹子の部屋、2時からはミヤネ屋
で毎日コロナ感染者の数字に一喜一憂して
います。東京200人切ったと喜べば、検査数
が1400人程度で、だまされるのも度々です。

コロナがきても、写真のように毎年向日葵は
持続可能でいつもの大きな花を咲かせます。

幸い仕事があれば、国内どこにでもでかけ
ていきますが、無いときはせいぜい近くの
佐倉や成田までが行動圏内です。仕事も
9月は2週間すべてが、リモートで行うよう
計画されていますので、そのうち家から
一歩も出ない日がきそうです。

明確な生活スタイルが見えてきません。
70を過ぎた自分の人生の先はそうありませんが
小学生や中学生の将来はどのうように
変わっていくのでしょうか?心配です。

シリーズ/疫病と人間

2020年08月01日 | 日記

精神科医 斉藤 環 筑波大学教授

今日から8月にはいりました。ついに梅雨が明けましたね。

ところで今日の毎日新聞にはいつもの「シリーズ疫病と
人間」に、筑波大学の斎藤先生の「コロナ・ピューリタニズム」
が紹介されていました。コロナ禍では、感染リスクを下げること
がすべての行動に優先されている。この自粛ブームを先生は
「コロナ・ピューリタニズム」よんでいる。

コロナ感染防止の「ソーシャルディスタンス」と「3蜜回避」は
初めは「医学的な要請」であったものが、いつのまにか
「道徳的規範」にすり替わり、この規範が「正義」となり
暴走し、「自粛警察」が登場した。これが日本人の特徴であり
このすり替わりにより、ロックダウンや罰則が日本では
必要がなかったのだろうが、これがまたジレンマでもある。

それともう一つ、なぜ「コロナだけ」が「自粛警察」まで
登場し、感染リスクをゼロにすることが席巻するのだろう?
もっと高いリスク、例えば夜間車を運転することも
コロナの感染リスクよりも高いにもかかわらず、人はそのリスクを
感じつつ、夜のドライブを楽しんでいる。リスクを自分で
負いながら出かけていく人生を楽しんでいる。

自分でコロナを含めてリスクを負う尊厳を大切にする社会の
在り様をこれから考えていく必要があると主張されている。

GOTOトラベルも感染防止を確立しつつ、試行錯誤する
ことは大切かも。そうでもしないと、人生から見知らぬ土地で
人とあう楽しみがなくなってしまう。