救命講習のシーン
今日は、午前中9時から12時まで
四街道市のわろうべの里で消防署の普通救命の
講習に参加し、修了証をいただいてきました。
いまやAED(自動体外式除細動器)はあちらこちらに
置いてあり、心臓や呼吸が停止した人を、救急車が到着
する前の間の5分間に、AEDを使用して救命するシステム
が用意されています。2年前も当時は造船所の安全の
責任者として、AEDくらい使えなければと思い参加して
いましたが、再度今回もAEDを含めた救命の手順を
確認するために、参加しました。
すでにご存じでしょうが、大まかなAEDの使用手順と
救命のながれは以下の通りです。
1.まず心臓や呼吸が停止しているかどうか、
たおれた人の顔に近づいて確認する
2.停止していれば、大声で人を呼び
119番の通報と、AEDをもってくるように依頼する
3.つぎにAEDがくるまでに、脳に血液を送る
ために、両手を組んで一つにして、両乳首の中央
を1秒間に2回程度、胸骨を圧迫する。(これで
心臓の代わりに血液を脳に送り込む)この作業は
心肺蘇生法と言われている。(人口呼吸もあります
が省略しました)
4.AEDが届けば、まずスイッチを入れる。
基本的には、そのあとは以下の作業を音声による
ガイドにしたがって、心臓の細動を電気ショックで
取り除く。取り除くことで、心臓が自動的に動き
だすようにする。
①まずファスナーを開いて電源スイッチを入れる。
②電極パッド(2枚)を心臓を挟むように、貼り付ける。
③AEDが心臓の状態を自動的に計測し、除細動が必要な
場合、電気ショックを与えるため、倒れている人から
離れるよう大声で、周りに注意する。
④電気ショックボタンを押す。
このあと、心臓及び呼吸が動き出すまで、以上の
心肺蘇生法とAEDを救急車がくるまで繰り返す。
この救命処置は一般の人ができるように、法令が改正
されており、この処置による結果に対し、法的に関係者
から後で訴えられることはありません。
以上の説明で理解はできても、すぐには実施する勇気
がでないかもしれませんが、知識として知っておいて
ください。
いまや職場でも、趣味のダンスサークルでも、いまや
4人に一人が65歳を超える高齢化社会に日本は突入
しています。お互い、まさかのときは助け合いましょう。