スピンターン~くり返しの人生を~あなたと~

~昭和23年団塊世代の独り言~

お仕事で三重県津市へ

2022年06月18日 | 日記

会社ホテルの朝


夕食後の大きなバスタブ


早朝の報告書まとめ


JR津駅前大観亭のうな丼中(1800円)


深紅の7本とピンクの5本のバラ

おはようございます。

今週は6月13日(月)から移動を含め、17日(金)昨日
まで、三重県津市へ造船所での仕事で、久しぶりに出かけて
きました。1か月ぶりですがこうして名古屋までの新幹線と
朝から1日中仕事漬けですごせるのは、今の年令(74才)には
幸せなことです。30年も前から岡山の造船所には新幹線でよく
出かけましたが、そのころはまだ新幹線に食堂車がついていて
岡山から三島の富士山が見えるころまでづっとデッキで飲んで
帰った楽しい記憶が残っています。

今回コロナ禍ですが、現地での審査ができ、1年ぶりあ合う
お客さん(造船所の皆さん)との仕事のやり取りができ楽しく
過ごせました。仕事で長年付き合っいると責任者がどんどん
昇進し、今回は造船部長であいました。自分のようにうれし
くなります。ここの造船所は国内に、横浜、津、舞鶴、呉
有明を有する国内最後の大手造船所で、今年の夏、有明の
造船所にも仕事でいく予定です。

ほとんどの出張時のルーチン(習慣)ですが、前の日食事後
9時には寝ますので、大体4時前には起きます。起きてお湯を
沸かして緑茶を一杯。この習慣は家でも続けています。朝の
緑茶は気分爽快とのどの消毒の一石二兆です。

仕事から帰ると今回の会社の部屋のお風呂のサイズは国際的
で私の身長170cmでも両足がバスタブの先に届きません。
浅いのですが、頭を片方につけて両足を思いきり伸ばして
一日の疲れをこれで飛ばします。

次の朝4時に起きて、前日の仕事をまとめますが、早朝は
頭がしばらくすると全開し、ばらしい報告書ができてきます。
鳩山総理の勉強法も早朝と読んだことがあります。皆さんに
お勧めです。こうして今書いているブログも只今5時17分です。
快調です。6時過ぎるとネットでNHKラジオ体操(第一第二)を
引っ張ってきて、約10分身体をほぐしていざ朝食に食堂へ。
今回は毎日洋食で、厚手の食パン1枚に日替わりの卵2個分の
目玉かオムライスにヨーグルト、サラダとコーヒーを頂きました。
会社の設備は朝夕の2食付きで7000円と格安で助かります。
今回口の中が変調して敏感で刺激しないようにゆっくりと
食べました。

17日は午前中に仕事が終わりましたので、JR津駅前の
「大観亭」のうなぎ中丼(1800円)を美味しくいただき
駅売店でいつもの創業天文拾九年、笹井屋の「采女納言」
をお土産に買えりましたが、津の駅で「今日は私の誕生日よ」
と楽しい連絡がありこれはいけないと、四街道駅前のいつも
誕生日に利用する花屋さんで深紅の赤いバラ7本とピンクの
バラ5本で誕生日を祝いました。彼女も75才(後期・・)
の仲間入りですが、まずはこれまで無事過ごせた人生に
感謝です







見えた。何が? 永遠が。

2022年06月10日 | 日記

2022年6月の紫陽花

タイトルは昨年亡くなった「立花隆」さんの言葉です。
以下先月放送されたNHKBS放送からの聞き取りです。

見えた。なにが? 永遠が。

人は死ぬときどうなるか?科学的に分析。結論。
死んで皆物質的に無に帰る(ごみとして捨てさって欲しい)
人生は一瞬に過ぎない。死を迎えるにどうするか?
ただありがとうの一言。ただありがとうさようなら。
人間は死すべき運命。自覚して運命を乗り越える。最後は変わる。
ひとりひとりの命の連環体。その連環体が連なって、
いのちの連続体が生まれる。さらにつながって人類の歴史。
竹は地下茎で繋がっている。人間の知的な営みも実は地下で
繋がっている。人間の知識の体系みたいなものがそういう
風に繋がっている。総合的に物を知らない。それが現代における
最も危険的な部分である。断片的な知を総合する方向に
いかなければいけない。

動物の場合世代を超えて伝承されるものは遺伝情報しかない。
しかし人の場合ははるかに大量の情報が言語化されると世代を
超えて伝えられていく。これは人間だけが獲得した新たな遺伝
の形式だという。
人間の持つあらゆる知識が総合されて一つの
一貫した体系に共有されるようになってきた。これらの動きの
延長上に人類全体が一体となって思考するような日がくるだろう。
超人類の誕生であり超進化、ヒトという種のレベルを超えた
進化が実現する。

頭で考えている限りわかったような、わからないような思想と
思えるかもしれない。しかし人気のない海岸にある遺跡で、
黙々としばらく海を眺めているとこれが永遠なのだなということ
が疑問の余地なく見えてくるような気がすることがある。

千年単位の時間が思えてくるということが遺跡と出会うことなのだ。
宇宙の大部分が虚無の中に呑み込まれてあるように
歴史の大部分もまた虚無の中に呑み込まれてある。

見えた、なにが、永遠が。(エーゲ永遠回帰の海)

立花は命の連続体の一部として永遠の中に戻ったのだ。

皆さんの近くに永遠の時間が感じられるエーゲ海はありますか?
私の場合はふるさとの唐津に、730年頃に九州大宰府に赴任した大伴旅人が、
領巾振り山(今の鏡山)を読んだ一句で、1300年の永遠を感じることが
できます。

万葉集(873首);
万代に語り継げしとかも佐用姫が、この山の上に領巾を振りけむ。