世の中には、信じられない様な年季の入った変態の猛者が居るモンなんだな。
『女性の下着を盗んだとして、警視庁昭島署が窃盗の疑いで、東京都昭島市の会社員の男(55)を現行犯逮捕
していた事が10日、分かった。昭島署によると、男は「女性の下着をはくのが趣味で、30年前から盗んでいた」と供述している。逮捕容疑は4月6日未明、昭島市田中町のマンション1階のベランダに干して有った主婦(42)の下着3点を盗んだ疑い。通行人の男性が見付けて110番通報。駆け付けた昭島署員が取り押さえた。自宅アパートからは約5千点の女性用の下着が見付かった。昭島署は名前が書かれ、持ち主の女児が確認出来た下着1枚に付いて、窃盗容疑で男を追送検している。』
良くもまぁ、30年間もバレなかったモンだなぁ。有る意味、感心する。マネをしたいとは思わないが。
5,000枚かぁ、毎日取っ替え引っ替えしたとしても、全てを身に付けるのには13年半以上掛かるぞ。
現在齢55歳、2回ローテーションするだけで、27年は掛かる計算になるんで、82歳か。
3回目か4回目のローテーション途中で寿命が尽きちまうんだろうから、もぉ、5,000枚集めた所で下着ドロのコレクションを止めておけば捕まる事は無かったんだよなぁ。
今時は、カタログ通販やネット通販で、安価な下着も手に入るんだし、それ也の収入も有った筈だから、入手法を新品を購入する方法に切り替えていれば、恐らく個人的な趣味は死ぬ迄バレなかった筈なんだがねぇ。
上方落語の艶笑話にも、当時の女性の下着である腰巻を身に付けるご隠居が登場する一席が有るし、個人の趣味にどうこう言う積もりは無いが、早目に下着ドロから足を洗っておけば、30年に渡ったコレクションも没収される事無く、幸せな(?)人生を送れたかも知れないのになぁ。
人間、引き際が肝心って教訓みたいなモンなのかねぇ?