怖い人の話

昨日の話の部活での怖い人のこと。
3つ上にビーバップハイスクールのキクリンそっくりな先輩がいました。3つ上なので直接一緒に生活していませんが、卒業後も練習によく来てくれていました。僕等には気持ち悪いくらい優しいのですが、先輩達はなにか真綿を包むように接していました。
そんなキクリンは高校時代、おでこのはえぎわはカミソリで鋭角に手入れし、ナベアツばりに口ひげを生やし、カラーレンズの小さなめがねを45度にセット、だらしなくテニスウエアを着こなすナイスガイでした。
そんな先輩がインターハイの県予選で優勝してしまい、さあ大変。これでは全国大会に出せないと、高体連やら他校の先生達まで県単位の生徒指導。ウエアのすそはちゃんとパンツに入れる、袖は肩までまくらないなんてとこから指導されたようです。
親元を離れた15歳、個性的な先輩や同級生に囲まれ、夜な夜な下宿で涙に暮れる日々でした。(でも右手は大活躍!)