空の気持ち

日々思うこと、あれこれ。

気管支内視鏡検査

2008-07-30 01:25:21 | My father
今日は何もしない一日を過ごした。

って言っても、一通りの家事はちゃんとこなしたけど。

せっかくの休みなんだから、遊びに行こうかなぁなんて思ったには思ったけど、着替える気力もなし。
お化粧する気力なんてもっとなし。

なんだか気持ちがちょっと疲れ気味なんじゃないかって思って、とことんダラダラすることにした。

昨日、父の呼吸器の先生の面談があった。

パソコン上で、画像を見ながら説明してくれる。

肺に白く丸い影。

画像上では、はっきりしたことはわからないとのことで、来週、気管支内視鏡検査を受けることになった。

検査には2つの選択があって、気管支を局所麻酔しながら、カメラを入れていき、組織を取ると言う気管支内視鏡検査と、CT画像を見ながら、外側から針を刺してサンプルを取るというCTガイド下肺生検。

CTガイド下肺生検は南部ではできないので、他の病院での検査になるとのこと。

気管支内視鏡は、胃カメラよりもずっとずっとずっと苦しいのに、上手く当たらなければ取れないというリスクと、サンプルが取れた時、肺の壁を破って、肺気胸になってしまったり、大出血をするリスクなどがある。

CTガイド下肺生検のリスクも聞いたけど、取れるサンプルが小さいということしか覚えてない・・・。

どちらにしても、気管支内視鏡で取れなければ、CTガイド下肺生検をしなくてはいけない。

説明を聞きながら、うなだれる父の変わりにいろいろ質問する。

分かりやすく説明してくれる先生。

どちらの検査を希望するか相談しておいてくださいと先生の言葉のあと、父は、気管支内視鏡をしますと即答する。

そして、もしも、検査で肺ガンと診断された場合、脳腫瘍も肺ガンも手術できない。

面談は夕食の時間にかぶったから、さすがの父も落ち込んでいて食欲ないかなって思ったら、しっかり残さず食べてた。

そして、禁煙!

内視鏡検査を受ける場合、喫煙はぜったいダメとのこと。
タバコで気管がただれたところにカメラは通せないとのこと。

ちなみにヘビースモーカーだった父の肺は、画像上でわかるぐらいの肺気腫だらけ。
そのわりに肺活量が人並みにあって、先生が驚いてた。

食後におしゃぶりコンブと禁煙ぱいぽを渡す。

最後に1本吸わせてくれって言葉に母は却下してたけど、最後の1本の許しをもらってあげた。

でも、最後の1本って、、、、、
なんだかなぁ・・・・・。

って思うけど、タバコはホントに怖い!
先生の説明を聞いたら、本当に怖くなった。
肺気腫だらけの痛んだ肺はやめても元には戻らないとのこと。

「遅くなっちゃうから帰れよ。今日はありがとう」との父の言葉に母と病院を後にする。

父がずっと見送ってくれてる。

母とお互いの顔を見ないように真っ直ぐ前を向きながら泣いた。

お互いの泣き顔見ちゃうとぜったい涙が止まらなくなるから。

「どうなるかわからないけど、1日1日出来る限りのことしてあげたいって思うのよ」

「まずは来週の検査までに外泊の許可をもらうわ」と母。


その結果、今日、明日から日曜日までの外泊の許可をもらえたとの嬉しい報告があった。。。

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