ストライクだったらいいけど、ストライキ。
いつもだったら、なんとも思わないようなとしちゃんのデリカシーのない言葉と、やっぱりいつもだったらなんとも思わないようなめんちゃんの思いやりのない行動に心がぐっさり傷ついて、ひとり部屋に引きこもった。
突然何が起こったかよくお分かりになってないお二人が順番に「どうしたの?」とか、「うちが原因?」とか聞きに来る。
ちょっと心配してくれたのかなって思ったら、次の瞬間、リビングから聞こえてくるテレビを見て大笑いしてる二人の笑い声・・・
ってね、原因とかきっかけとかそんなことはどうでもよいことだったりして、私は、ただただ疲れきってしまってたのでした。
なんだかどうしようもなく疲れてて、悲劇の主人公にどっぷり浸かりたくなって、ストライキを起こした。
めんにたまにのことだから、このストライキ許してね。って説明して、実家へ向かう。
なんだかとてつもなく気持ちも体も疲れてて、今思うと笑っちゃうけど、泣きながら運転して行った。
そして、突然の訪問にお母さんびっくり、しかも、私の顔は泣きはらしてぐちゃぐちゃだったわけで。
お母さん 「3人で何か美味しいものでも食べてきなさいよ。ご飯代出してあげるから」
私 「いいのたまにのストライキだから」
お母さん 「迎えに来てもらってみんなで何か食べに行こうよ!」
私 「車乗ってきちゃったから」
なんて会話をしながら、お父さんにお線香をあげながら、また泣きじゃくる。
で、お母さんとご飯を食べに行くことになった。
お寿司だの寿々喜だの、いろいろ提案してくる母に、あまり気乗りしない私。
で、近くのCocosに行く。
そこは、お父さんが気に入ってたハンバーグの包み焼きがあるという。
ファミレス好きじゃないから、入ったことなかったCocos、美味しくないだろうって思ってたら、お父さんのお気に入りのハンバーグ、すごく美味しかった。。。
「お母さんはね、Cocosあまり好きじゃなかったんだけど、お父さんがこのハンバーグの包み焼き気に入ってたのよ」
「実はね、さっき寂しくなっちゃって少し泣いてたのよ、きっと、お父さんがちえをよこしてくれたのね」って。
そっか、そういうことだったんだ。
このストライキはお父さんが仕組んだのね!
なんてお母さんと笑ってたら、いつの間にかストライキ終了。
帰りに、「としちゃんとめぐにケーキでも買って行ってあげなさいね」って、いきなり、助手席にお年玉袋を投げ込んでくるお母さん。
いつまでも子供な私は情けないけど、お母さんにパワーいっぱいもらってきた。
でも、私がダメダメなほうが、お母さんはパワーアップするように思う・・・。
って、明日から、また忙しい1週間が始まる
がんばろっと。。。