空の気持ち

日々思うこと、あれこれ。

ふがいない僕は空を見た

2013-05-03 17:47:49 | Book
今日は一日ゆったりだらだら。

夕方から出かけようなんて言ってたけど、結局めんどくさくなっちゃった。

こんな風に過ごす日も大事。

名古屋旅行のことを書いたり、溜まっている録画を観たり、そして、本を読んだり。

窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」を一気読みした。

読み始めは、今時の高校生の男の子がちょっと変わった日常に遭遇してしまったお話が淡々と書かれているのかと思った。

そんな感じで軽く読んでいた。

それなのに、クライマックスまで一気にページをめくり続けてしまった。

時々心が震えてる。

クライマックスで泣いた。

軽く読み始めた本がすごく良かった時、とても幸せを感じる。

良い本と作家さんに出会えて幸せ。。



本当にすごくよかった。。。

僕は秋子に借りがある

2013-04-22 13:00:47 | Book


この光景がなんとなく好き。

太陽にたっぷりあたってゆらゆら。




森博嗣の「僕は秋子に借りがある」を読み終えた。

タイトルが気になって買ったんだけどね、イマイチだったなぁ・・・。

やっぱり短編集は好きじゃないかも。

短すぎて感情移入する前に終わっちゃう。

だから、記憶にも残りずらい。

よほどインパクトの強いものじゃないとすこ~んと忘れてしまう。

短編集はもうやめよう。

って、何回思ったことか・・・。

1Q84

2013-03-28 16:22:00 | Book


文庫本で読んだから、全部で6冊。

これはなかなかの長編だなと気合いを入れて読み始めた。

読み始めると、村上春樹ワールドにぐいぐいと引き込まれていくから、すらすらと行ける。

そして、あっという間にラストを迎えた。

あっという間に迎え過ぎて、ラストもさらっと終わってしまった。

なんだか若干消化不良気味・・・。

ハッピーエンドだったんだけどね。

もっとさぁ、主人公以外の登場人物のその後も教えてくれてもいいんじゃないかって思ったよ。

これはご想像にお任せってことなのかな。

ん~、消化不良。


それでもって、今日は風邪っぴき。

せっかくゆみまおに会う約束してたのに、風邪のせいでだめになった。

でも、めぐがパンケーキ焼いてくれた!



夕方めぐが出かけた後に今度は、としちゃんがお寿司買ってきてくれた!



パンケーキもお寿司も美味しかった!

幸せ~。。

四季シリーズから、S&Mシリーズへ

2012-07-17 15:25:35 | Book


森博嗣さんの四季シリーズにはまり、春、夏、秋、冬を読んで、今度は、S&Mシリーズの3つ目まで読んだ。

ここで一旦休憩。

それにしても、森博嗣さんのシリーズは本当に面白い。

一度読み始めるとぜったい止まらなくなる。

いつか全て制覇するよ。

でも、今は、違うの読みたくなった。

神様のボート

2012-01-28 16:42:22 | Book


江國香織の「神様のボート」を一気読みした。

なんだかちょい久しぶりの読書。

やっぱり小説はいいな。

ストーリーは、良くも悪くもない気がするけど、読んでいるうちに登場人物に感情移入し始めた。

登場人物は主に母と娘の2人。

その2人にいつの間に惹き込まれてしまっていた。

そして、気づいたら、終わっちゃった。

なんだかよくある中途半端な終わり方で、この結末は読む人によって違ったりするのかなみたいな終わりに、ちょっともやもやしながらも、ちゃんと余韻に浸っているから不思議。

慣れ馴染むことがキライなその母と安定を求める私は正反対の考え方だけど、娘に対しての想いは共通。

成長への歓びと成長への寂しさ。

なんだかなぁ。

この物語は、恋愛ものでもあるようだけど、私は、母と娘の物語として読んじゃったみたい。


ま、とにかく本はやっぱり良い!と言うこと。

最近の読書は、池上さんの学べるニュースとかで、バカを直そうとしてたりしてたから、なおさら小説が良いと感じたのかも。

バカで思い出したけど、私は今まで、「一日一膳」だと思ってた(笑)

めぐとの会話で真実を知る(笑)


め「平田パンダ君(めぐの好きなミュージシャン)が一日一善を心がけるようにするとか言ってる」

私「へ~、若いのに一日一杯しか食べないんだ」

め「は?」

私「え?」


で、ちょっと悔しかったから、次の日職場で、それぞれに「一日一善」とふってみたら、

2人仲間がいた!

そのうち一人には真実を教えてあげたけど、えりりんには、そのまま一膳と言うことになっている

そういうものだろ、仕事っていうのは

2011-12-03 18:05:17 | Book


短編集。

好きじゃないのに、好きな作家の名前があってつい買ってしまった。

でも、やっぱり、短編は好きじゃない。

どれもイマイチだったかな。

読んだばっかりなのに、話の内容もちゃんと覚えてない。

でも、この本の救いは、表紙をめぐがすごく気に入ったこと。

写真だと色がちょっと違うけど、実際はもっと鮮やか。

内容はともかく、めぐの机の上に飾られることになりました。

めでたしめでたし。

容疑者Xの献身

2011-09-05 13:59:44 | Book
これから仕事だし。
午後出勤ってだるいな。
ああああ、このままゆっくりしてたいぃぃぃ。

今日は午前休診。
ゆっくりめに起きて、さっさと家事を終わらせて、自由時間少しでもいっぱい作って、「天地明察」と一緒に借りた本に集中。
「天地明察」にちょっと時間がかかり過ぎたから返すのが遅くなってる。
私は意外とそういうことを気にする性質なもんで、この午前中に一気に読むことにした。

初東野圭吾。
かなり久しぶりな推理小説。
東野圭吾好きな友は、私にまず、「容疑者Xの献身」をおすすめしてきた。

「天地明察」がとにかく真面目過ぎるものだったので、この「容疑者Xの献身」がやたらするすると読めるので、それがとても心地よくて楽しかった。

東野圭吾が売れてる訳がよくわかった気がする。
あといくつか読んでみたい。

それにしても、なんだか容疑者側に立って読んでいた気がするのが不思議。
犯罪を犯したらもちろん償うのが当たり前ってわかりながらも、見逃してあげて!なんてつい思っちゃったり。

最後のページで涙がどどぉっと溢れました。
推理小説であって純愛もの。なのかな。


ああああ、仕事行かなくちゃぁぁぁ。

天地明察

2011-09-01 16:16:24 | Book
お勧めされて貸していただいた、沖方丁の「天地明察」。
私は確かに本は好きだけど、こんな重くて内容も難しそうで、しかも、時代小説はどうも苦手でと言う最初から苦手意識を持ってしまってる私は、ちょっと引き気味。
それでも、お勧めされて貸してもらっちゃったので、どうにか読み始めた。

けどやっぱりどうにも進まない。
天文学だの、算術だの、暦だの・・・。
それを理解するのに時間がかかって、どうしても、なかなか進まない。
いっそのこと理解しないで、どんどん進ませていっちゃおうかなんて思ってみたりもしたけれど、それだと、きっとこの本の面白さが半減しちゃうかなって思って、やっぱり真面目にゆっくりと読んでみることにした。

半分までがやたら時間がかかった。
半分ぐらいから、主人公の渋川春海がだんだん好きになってきた。
そして、3分の2まで行ったぐらいから、一気に終わりまで読んだ。

生涯をかけて、一つのことを成し遂げるってすごい。
挫折もあり、悲しみもあり、一筋縄ではいかない大きなお役目を生涯をかけて果たした。
最初の方はまだ若くて頼りない主人公が、最後にはとても頼もしく、立派な男になっていて、それがとても嬉しくて、成功した場面で涙が溢れた。
主人公の人柄のせいか、周りの人にも恵まれているように思う。
温かく人情味ある人たちが多く出てくる。

諦めないと言うことを教わった。
けど、彼は諦めないでいられるという幸せな環境にいたようにも思う。

時代小説もたまにはとても良いものだね。
でも、次はもう少し楽に読めるものがいいかなぁ。

彼女との上手な別れ方

2011-04-28 15:07:28 | Book


タイトルだけ見ると、なんだこれ?軽薄な男の話だったりするの?
なんて思うけど、これが違う。

最初は、軽薄な男の話そのものだった。
ああ、やっぱり・・なんて思いながら軽く読むはずだったのが、途中から、軽くは読めなくなってきた。
所々でうるうるし、思いっきり感情移入し、クライマックスは号泣・・。

この本は、めぐが買ってきた本でなかなか読む暇もなさそうだから、お先に読ませていただいた。

「また必ず会おうと・・・」に引き続き、これもまた素晴らしく良い物語でありました。

自分で選ぶと、どうしても理屈っぽかったり、哲学もどきだったり、若干暗めな本になりがちなのに、としとめぐが選んだ本は、それはもうなんていうか、温かさが充満してるような予想をはるかに超えた感動を受けることができる物語だった。

自分だったら、まず手に取らないだろうな。
偏りがちな私の本の選び方を変革しましょうか。。。
と思わされた2冊だった。

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

2011-04-20 15:45:21 | Book


喜多川泰の「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」を一気読みした。
字が大きめなので2~3時間あれば読める。

としちゃんがいきなり買ってきた。
ラジオで誰かが絶賛してたからって。

始めはあまり期待しないで読み始めた。
でも、すぐハマり始めた。
止まらなくて、結局最後まで一気読み。

そして、今、余韻に浸ってる。
素晴らしくよかった。

人と人との出会いは宝です。

ああ、完全に感化されてる。


でもって、私は今、5連休中。
こんなことは滅多にないから、嬉しい限りだけど、何せ金欠で、派手にも地味にも遊ぶこともできず、家にいる。

でも、一昨日堀さんには会えて半年以上ぶりだったこともあって、7時間ぐらいノンストップで話してた。
こんな風に続いてるっていうことが、人と人との出会いは宝だというそのものなんだと思う。

で、昨日は、お母さんに会いに行こうと思った。
けど、しっかりだらけてしまった。

そして、今日は、自営の仕事。
なのだけど、本なんて読んで感極まってて仕事どころじゃない。
やることやってから自由時間。
これがいつもうまくいかない。

明日は、としちゃんの仕事場の掃除の予定。

で、私の5連休は終わる・・。

連休初日、南大沢のアウトレットに、「アルケミスト」と言うお二人が来てて、私とめぐは、その人たちの歌を聴いて、感極まって涙した。
としちゃんにはバカにされたけど、とてもよかったから。
いい加減、今から仕事しなくちゃだけど、このあとたぶん、アルケミストの歌タイム。

ああ、ダメダメだな。