※以上は、『海の破局-太平洋の魚の放射能汚染が止まらない』で既報。
つまり、カリフォルニアの海の放射能汚染は1年以上前からあった、ということなのです。
検査された魚は、2011年3月11日、福島第一原発で起きた核燃料のメルトスルーで海洋に廃棄された核廃棄物(放射性物質)にわずかにさらされた模様。
それ以来、海に落ちた放射能汚染物質の流れは、変わらず続いています。
この放射能の集中する場所で、魚は生涯を放射能汚染物質の中を泳いで過ごすのです。
放射性セシウムは海底にまでは落ちていかないので、魚はセシウムの中を泳ぎ回り、エラから放射能を取り込んだり、すでに放射能を取り込んだ有機体(藻や小魚、ゴカイの一種など)を餌として食べることで体内に取り込んでしまうのです。
これは自然界にもともと存在している放射能でも起こることですが、2012年に検査したマグロから検出されたセシウムの濃度は、通常の値より3%も高いレベルだったのです。
この年の測定結果は、結局、用いられることはありませんでした。少なくとも、私が見た限りでは。
そこで、セシウムを取り込んでいる魚を探すことにしたのです。以下は、私が見つけたものです。
人体が放射性セシウムと接触した場合(通常では、ほとんどありえない)、セシウム粒子から放射される放射能によって細胞を傷つけられます。
このことによって、吐き気、嘔吐、下痢や出血のような症状が起こることがあります。
(放射線の程度によりますが)長時間、接触が続くと意識を失い、最後には死に至ります。
その程度は、個々人の抵抗力や、接触した期間、集中の度合いにもよります。
このことによって、吐き気、嘔吐、下痢や出血のような症状が起こることがあります。
(放射線の程度によりますが)長時間、接触が続くと意識を失い、最後には死に至ります。
その程度は、個々人の抵抗力や、接触した期間、集中の度合いにもよります。
セシウム134の半減期は2.0652年、セシウム137の半減期は、30.17年です。