春風亭 勢朝師匠、新シリーズ『毎日が記念日』です。
この新シリーズも、とても有難いです。
「奇天烈女将と私は、母の幸福な生涯のブログ」です。
昭和から平成までの「母の愛豊かな私小説」ですので、
「 勢朝通信」の中でも思い出編としてご紹介致しておりますが、
さしつかえなければ後ほど、お送りいたしますので御覧頂ければ有難いです。 . . . 本文を読む
* 「観ていてくれましたのが」でした。
(2014-03-22 03:08:56 | 怒りは逆巻く火の玉状態)
最大限の感謝を致します。 昔まだ寒いころ...
* 日本人として福島原発への怒りは、逆巻く火の玉状態である。
(2014-03-21 04:43:44 | 怒りは逆巻く火の玉状態)
* 福島原発への怒りは、逆巻...
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まるで映画の美しいシーンを、切り取って、
一枚の絵にしたように・・・今でも鮮明に残り続けております。
私の頭の中の消しゴムが、大切な想い出や記憶を消してしまわない内に!!
その時、思い出したことを・・・書き記しておきます。
母は、愛情豊かで、たくさんの事を昨日のように憶えています。 . . . 本文を読む
それでも、芋類・豆類は今でも大好きです。
思い出すままに書いてみますが、「さつま芋や、じゃが芋を角切りにして」、
塩味でたべた「芋ご飯や豆ご飯」。。。ご飯の量を増やす為なのでしょうが、
贅沢な日は、飴をからめた「大学芋」ゴマを振りかけて、
今でも大好きです。 . . . 本文を読む
誕生日の日に・・・山のように盛られた「炒り卵」でお祝いしてくれました。
子供心でも、とても幸福で・・・貧しさを感じる事もない日々でした。
少し大きくなったころ・・・台所に呼ばれました。
大きな豆腐がありました・・・??? . . . 本文を読む
昔は良かったなどと書くのではなくて、本来の心豊かで元気な、
日本人はどこへ行ってしまたのでしょうか???
私の人生の原点が、生まれた村と水と食と自然なのです。
我が家の戦後の食事は、美味しくて毎日が楽しみでした。
ご馳走は「肉無しのカレーライス」「うどん粉のホワイト・シチュー」
どんぶりで、おかわりしたほどです。 . . . 本文を読む
必ず予約を前もって入れてくれるので「季節の川魚・海の小魚など一階のお得意様の分も」、
三時間ほどかけて焼きながらお待ちしている。
寒い日は長火鉢の鉄瓶でお燗もすることもある。。。
心遣いといい豊富な話題で、息子の料理も美味しそうに食べて下さり帰りには声をかけてくれる。
囲炉裏が予約で入れない時は、カウンターの息子の前にすわりのんびりとしていく。
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どうしたのだろう。。。無性に寂しく悲しい。。。このような思いは、
息子の前で・・・つい。。。一度だけ涙を見せてしまっていらいになる。
親友がやはり涙で語った「夜逃げ・・・しなくては」との話から、
今まで事あるごとに用立ててくれた金銭の多さを少しでも返さなくては、
親友は、女将に一銭の返済を言い出したわけでもないのが、
なおさら・・・つらい。 . . . 本文を読む
宿の女将がようやく話し出したのだが・・・私が絞りたての新酒が気に入り旨い旨いと、
たくさん飲んだので・・・30年来の取引先の蔵元見学と新酒のお土産を買うつもりだ。
蔵の主に挨拶をすませ、めったに観れない「大きな和釜での蒸米」の取出しや、
冷ます作業を見せたかったのだ。 . . . 本文を読む
普通の親子なら・・・そのお金で「旅行や料亭での祝宴」も出来ただろうにといわれるが、
店が終わってから、クラブママも店の女の子を全員つれて・・・応援に来てくれるのだ。
田舎料理や、焼きおにぎりが人気だった。 . . . 本文を読む
金曜日は、二階貸切の「歓迎大宴会となりました。」
話しても話しても尽きることがない楽しい一夜となりました。
早めに店を終い「息子夫婦も加わりさらに盛り上がる。」
幼い頃から「僕のおとうさんだよねと。。。」、
慕っていたのだから、母の夢のかなう日は我が事のように喜んだのだ。 . . . 本文を読む
生きて戦地より帰還してくれた婚約者だが・・・すでに息子のいる身のつらさ。。。
自分だけでは、どうにも出来ないことのある人生。
ウトウトと夢うつつの中で、想い出がまわり出している。
人生も厳しい冬のあとには春が来る・・・そうは言うが・・・・・心が寒い。。。 . . . 本文を読む
都電の車掌になり・・・あこがれの大部屋ではあったが女優になれた夢のような日々、
若手監督の友人(Oさん)とのめぐり合いから、婚約者となり戦争に引裂かれた日、
婚約旅行での二人だけの旅は今でも鮮明におぼえている。
婚約者の戦死を知り、授かったが早産の我が子との永遠の別れ・・・。
生きて戦地より帰還してくれた婚約者だが・・・すでに息子のいる身のつらさ。。。
自分だけでは、どうにも出来ないことのある人生。 . . . 本文を読む
娘の人生を大きく変えて行き、女将の知らない娘の隠れた、
心根が後になりわかることになっていく。
駅前の喫茶店では、元気な若者が「映画に誘ったりするが」、
はにかむように微笑むだけの娘。。。、
女将には、きっと良いところの娘さんなんでしょうと聞いたりする。 . . . 本文を読む
しかし、親友は女将の性格を知り尽くしているので、一応受け取りはしたが、
使いきりはしないで、郵便貯金にしておき、女将との毎年温泉旅行や、
心の伝わる贈り物を生涯続けてくれたのだ。
誰もが仲の良い姉妹なのだと思い込んでいたのが二人には嬉しかった。
いたわり・励まし・助け合い・信じあいの心を女将も忘れなかった。 . . . 本文を読む