まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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6月の俳句

2021年06月07日 | はいくのこみち

今月も兄からFaxが来て、いつものように、
やり取りして、電話をすると、
開口一番、コロナのワクチンの話
兄は昨日1回目を済ませたそうだ。
同居の長男が、手続きを知らないうちにやってくれて、
会場まで連れて行ってくれたそうだ。

兄は、まだ仕事もしているし、しっかりしているけれど
これに関しては、やってもらえると大助かりだろう。
よかったね
私はこれからだけど。

俳句は、いつも10~12句くらいFaxする。
そして、私と意見が違うのももちろんあるけれど、
今回もいろいろアドバイスはくれたけれど、
私がいいと思った5句に、兄も〇をつけてくれ、
珍しく一致した。
というわけで、その5句を出すことにしよう。

〇石垣にあまた零るる芝桜 (郭公)
〇バス停へ続く菖蒲の濃紫 (郭公)
〇黙々と代掻く人のしたり顔
〇トーストにシナモン薫る朝曇
〇鬱蒼と銀杏並木や雲の峰 (郭公)

〇山の道リスと出会いぬ青葉風 (くらぶ・並)
〇青葉道りすの走るを友は見し (くらぶ・並)
〇切り株に若芽にょきにょき金木犀 (くらぶ)

見はるかすただ一面に麦の秋
青簾風にたゆたふ西の窓
図書館に衣を替えし人多し
夕映えやひときわ赤き薔薇の花
枝々に赤きブラシの咲き揃ふ
走り梅雨黄色い傘の連なりぬ
母の日や小箱こっそり置かれをり
雑談のふと途切れたり二重虹
走り梅雨姉のランドセルと傘と
一斉に鳴き出す蛙恋の夜
走り梅雨水路に跳ねる太き鯉
大輪の薔薇のアーチを見上げる子
マロニエは空に向かひて花咲けり

コメント
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