巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2017年3月24日。 侍・小久保監督 悔しい帰国「1点差以上のものを感じた」

2017-03-24 21:11:20 | Weblog
      2017年3月24日
#為替、110.91円。円。111.45円。ユーロ、119.58円。円。120.00円。
#ダウ、20656.58ドル。-4.72ドル。ナスダック5917.69。-9.94。
#前場、円。円。後場、19282.53円。+177.22円。
日本のお寺。
向嶽寺(こうがくじ)(山梨県甲州市)3/24済
向嶽寺(こうがくじ)は、山梨県甲州市にある禅寺で臨済宗向嶽寺派の大本山。山号は塩山。本尊は釈迦如来。
非公開寺院のため建物内部や庭園は原則的に拝観不可である。
歴史[編集]
甲斐国では鎌倉時代に臨済宗が広がるが、向嶽寺は南北朝時代の1378年(永和4年)に、晩年の抜隊得勝(ばっすいとくしょう)が塩山高森(甲州市塩山竹森)に建てたことに草庵に始まる。抜隊は相模国を拠点に活動を行っていたが、かねてから甲斐への移住を希望していたという。
同所の不便のため弟子の宝珠寺(山梨市の)の住持・松嶺昌秀(しゅうれいしょうしゅう)が周旋し、1380年(康暦2年)正月20日に甲斐国守護武田信成から寄進された塩ノ山へ移り、向嶽庵と号した。信成は絵図を作成して寺領を確定し、本尊の釈迦如来像を寄進したという。また、抜隊の死後に供養を行っている。「嶽」は富士山を意味し、抜隊がかつて霊夢を見たことに因む。
南朝方との関わりが深く、後亀山天皇の勅願寺となったという。武田氏の保護もあり多くの塔頭・末寺を有した。
室町時代後期の明応年間には甲斐守護・武田信昌の子である信縄と油川信恵間で抗争が発生し、「向嶽寺文書」によれば、都留郡の国衆・小山田信長がこれに乗じて都留郡田原(都留市田原)の向嶽寺領・田原郷を横領した。明応7年(1498年)に信縄・信恵間で和睦が成立すると、翌明応8年(1499年)9月24日に信長は横領文を還付している。

江戸時代中期には末寺離れが相次いだ。また、度々火災に遭っているが、その都度復興されている。明治に入り京都南禅寺に属していたが、1908年(明治41年)に独立して臨済宗向嶽寺派の大本山となった。
文化財[編集]
国宝[編集]
絹本著色達磨図(部分)
絹本著色達磨図 - 昭和28年11月24日指定
鎌倉時代(13世紀)の達磨図[1]。絹本着色[2]。寸法は縦108.2センチメートル、横60.6センチメートル[3]。向嶽寺所蔵となった経緯は不明。現在は東京国立博物館に寄託。当時、宋からもたらされた水墨画・道釈画の技法により描かれたもので、日本最古級の達磨像であるだけでなく、日本水墨画史の冒頭に位置する貴重な作品と評されている。
達磨が体は正面、顔はわずかに左(向かって右)に向ける[4]。朱衣をまとい岩の上で座禅を組む姿が描かれており、鋭い目に豊かな髭、口元は緩く結ばれ歯を見せているなど、達磨の異国風の風貌が精緻に表現されている。耳輪部分には金泥が使用されている。背景は省略されており、礼拝画としての性格が強いと指摘される[5]。画面上部には蘭渓道隆による賛文がある[6]。蘭渓道隆は寛元4年(1246年)に来日すると鎌倉・建仁寺の開山に迎えられており、文永年間に甲斐へ流されている[7]。本図は「朗然居士」に対しておくられており、これは文永5年(1268年)に執権となった北条時宗であると考えられている[8]。
重要文化財(国指定)[編集]
スポーツ、
■第6日 3月24日(金)
第1試合(1回戦)9:00
東海大福岡(福岡)対神戸国際大付(兵庫)
2で1東海大福岡サヨナラ勝利。
見どころ
昨秋の九州大会では4試合全てで1点差ゲームを演じた東海大福岡。その全試合で完投した安田を中心に、粘りの野球で32年ぶりの1勝を目指す。神戸国際大付は黒田と岡野が投手陣の柱。昨秋の公式戦12試合で5失策と強固なバックが、左右の両輪を支える。

先発
【東海大福岡】安田大将#1右投。
【神戸国際大付】 黒田倭人#1左投。
【神戸国際大付】
1番三森田貴3、2番二後藤貴大3、3番捕猪田和希3、
4番右片岡大和3、5番左中岡蒼裕3、6番中谷口嘉紀2、
7番一荒木恵亮3、8番遊田淵友二郎3、9番投黒田倭人3、
【東海大福岡】
1番中有安晟真3、2番二清水雄大3、3番捕北川穂篤3、
4番左遠藤秀斗3、5番三星野光紀2、6番一佐田健介3、
7番右中山聖也3、8番遊橋本尚樹3、9番投安田大将3、

戦評
東海大福岡が32年ぶりの2回戦進出。東海大福岡は1点を追う3回裏、北川の内野安打にエラーが絡み、同点とする。そのまま迎えた9回には、1死一二塁の好機で橋本の内野ゴロが相手失策を誘い、サヨナラ勝利を収めた。投げては、安田が9回1失点の完投。敗れた神戸国際大付は、黒田が10奪三振の力投を見せるも守備が乱れた。
バッテリー
【神戸国際大付】黒田 - 猪田
【東海大福岡】安田 - 北川
第2試合(2回戦)11:30
早稲田実(東京)対明徳義塾(高知)
延長10回5対4対で早稲田実勝利。
見どころ
左の清宮、右の野村と全国クラスの強打者を擁する早稲田実。昨秋の公式戦で1試合平均9.7得点を記録するなど、その破壊力に疑いの余地はない。昨夏にベスト4入りを果たした明徳義塾。その舞台で満塁弾を放った西浦は、非凡な長打力だけではなく、俊足と強肩でもチームを支える。

先発、
【明徳義塾】北本 佑斗3年左左。
【早稲田実】北本 佑斗3年左左。
【早稲田実】
1番中福本 翔3年右右2番右西田 燎太3年右左3番一清宮 幸太郎3年右左
4番三野村 大樹2年右右5番左小西 優喜3年右右6番捕雪山 幹太2年右左
7番二橘内 俊治3年右右8番投池田 徹2年右右9番遊野田 優人2年右右
【明徳義塾】
1番三田中 闘2年右左2番中中坪 将麻3年右左3番右西浦 颯大3年右左
4番左谷合 悠斗2年右右5番一久後 健太3年右右6番遊今井 涼介3年右右
7番二近本 攻生3年右右8番捕筒井 一平3年右右9番投北本 佑斗3年左左
戦評
早稲田実が延長戦を制し、初戦突破。早稲田実は2点を追う9回表、押し出し四球などで同点とする。延長10回には2死三塁の好機をつくると、野田にこの試合4打点目となる適時打が飛び出し、勝ち越しに成功した。敗れた明徳義塾は、終盤に好機をつくるもあと1本が出なかった。

バッテリー
【早稲田実】池田、服部、石井 - 雪山
【明徳義塾】北本 - 筒井
本塁打、早稲田実
明徳義塾、谷合(8回裏ソロ)

第3試合(2回戦)14:00
静岡(静岡)対不来方(岩手)
 12対3で静岡勝利。
見どころ
昨秋の東海大会王者・静岡。俊足好打の大石が相手投手攻略の突破口を開き、機動力と小技を絡めて得点を重ねる。21世紀枠で初出場となる不来方は、昨秋に岩手県大会準優勝を果たした。聖地でも10人の部員たちが一丸となり、まずは1勝をつかみたい。

先発、
【静岡】池谷 蒼大3年左左。
【不来方】小比類巻 圭汰3年右右。

【不来方】
1番遊鷹觜 零志2年右右2番二桜井 琉太郎3年右右3番捕菊池 康太3年右右
4番投小比類巻 圭汰3年右右5番中菊池 勇輝3年右右6番一吉田 圭太3年左左
7番右岩間 龍輝2年右左8番左菅原 岳人3年右右9番三舟山 純平3年右右
【静岡】
1番遊村松 開人2年右左2番中前田 優太3年右両3番三大石 哲平3年右左
4番左成瀬 和人2年右右5番捕森 康太朗3年右右6番二藤田 誠也3年右左
7番一稲角 塁3年右右8番投池谷 蒼大3年左左9番右小柳 廉3年右右
バッテリー
【不来方】
小比類巻 - 菊池康
【静岡】
池谷、春 - 森

1. オープン戦、
1.オリックス対阪神戦【京セラÐ大阪】18:00
2対0で阪神勝利
先発
【オリックス】金子 千尋19右腕。
【阪神】メッセンジャー#54右腕。
【阪神】
1番二上本博紀、2番遊糸原健斗、3番左高山俊、
4番一原口文仁、5番右中谷将大、6番三新井良太、
7番中江越大賀、8番捕梅野隆太郎、9番投メッセンジャー、

戦評
3月24日(金)オリックス vs. 阪神 3回戦
阪神・メッセンジャーが7回無失点、対するオリックス・金子千尋も7回1失点と、両チームの先発がそれぞれ好投。ともに開幕投手に内定している両右腕が、シーズンへ向けて万全な調整ぶりを見せた。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ 阪神 ] メッセンジャー (1勝0敗0S)
敗戦投手、[ オリックス ] 金子千尋 (0勝1敗0S)
セーブ、[ 阪神 ] ドリス (1勝0敗3S)
本塁打、[ 阪神 ] 江越1号(9回表ソロ)
[ オリックス ]
バッテリー
【阪神バッテリー】
メッセンジャー、岩崎、桑原、ドリス - 梅野
【オリックスバッテリー】
金子千尋、佐藤達、海田、ヘルメン、吉田一 - 若月
2.ソフトバンク対広島戦【ヤフオクドーム】
4対1でソフトバンク勝利18:00
先発
【ソフトバンク】和田毅#21左投
【広島】ジョンソン#42左投。
【広島】
1番三ペーニャ、2番右堂林翔太、3番中丸佳浩、
4番一新井貴浩、5番二小窪哲也、6番左エルドレッド、
7番捕石原慶幸、8番遊安部友裕、9番投ジョンソン、
【ソフトバンク】
1番遊今宮健太、2番一明石健志、3番右中村晃、
4番中柳田悠岐、5番左江川智晃、6番指長谷川勇也、
7番三塚田正義、8番捕高谷裕亮、9番二本多雄一、

戦評
3月24日(金)ソフトバンク vs. 広島 1回戦
ソフトバンクは、先発・和田が4回5奪三振無失点。1週間後の開幕に向け、順調な仕上がりをアピールした。一方の広島は、エルドレッドが待望のオープン戦初本塁打を記録。不振にあえいでいた助っ人が、復調の兆しを見せた。
責任投手/本塁打
勝利投手、[ ソフトバンク ] 和田 (3勝0敗0S)
敗戦投手、[ 広島 ] ジョンソン (0勝3敗0S)
セーブ、[ ソフトバンク ] 岩嵜 (0勝0敗2S)
本塁打、[ 広島 ] エルドレッド1号(5回表ソロ)
[ ソフトバンク ] 江川2号(6回裏ソロ)、柳田2号(8回裏ソロ)
バッテリー
【広島バッテリー】
ジョンソン、ジャクソン、中崎 - 石原
【ソフトバンクバッテリー】
和田、石川、笠原、飯田、森、嘉弥真、岩嵜 - 高谷
2. 侍・小久保監督 悔しい帰国「1点差以上のものを感じた」
東スポWeb 3/23(木) 20:29配信

帰国した小久保監督
 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で敗退した日本代表の小久保裕紀監督(45)が23日、米国から成田空港に帰国した。

 帰国後に都内で行われた会見では「WBCでの世界一奪還を目標に掲げてやってきたので、達成できなかった悔しさはあります」と唇をかみしめた。

 米国に1―2での敗戦を指揮官は「打線の状態は良かったが、ほとんど(球の)芯に当てることができないまま終わった。正直1点差以上のものを感じた」と振り返った。

 今大会限りで代表監督を退任し、評論活動を行う。2020年の東京五輪への提言を問われると「いっぱいあるが、会見では申し上げることができない」とうつむいた。

 日本の12球団の監督就任については「これを一つの区切りとして第3の人生を考えていこうかなと思っています」と否定も肯定もしなかった。

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3. 攻守に奮闘した今野泰幸…2014年以来となる代表通算3得点目は「奇跡ですね(笑)」
SOCCER KING 3/24(金) 2:50配信

試合後、笑顔を見せた今野泰幸(写真右)[写真]=Getty Images
 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第6戦が23日に行われ、日本代表は敵地でUAE(アラブ首長国連邦)代表と対戦した。

 14分に久保裕也の代表初ゴールが決まり前半を1点のリードで折り返すと、51分には約2年ぶりに代表復帰を果たした今野泰幸が追加点。敵地UAEで2-0と完封勝利を収め、勝ち点3を獲得した。

 試合後、貴重な追加点を挙げた今野がインタビューに応じている。

「難しい試合になることは分かっていたんですけど、とにかく誰が得点してもいいから勝ち点3を持って帰ることだけに集中していたので、それが達成できて満足しています」と敵地での一戦を振り返った。

 2014年11月に行われたオーストラリア戦以来、代表通算3得点目については「右サイドを崩してくれて、その時に(原口)元気がニアに引っ張ってくれて、ファーに入ったらすごくフリーになって、そこにピンポイントで久保が出してくれたので。まあ、奇跡ですね(笑)」と笑顔を見せた。

 28日に控えるタイ代表との一戦に向けては、「今日はしっかり喜んで、また明日になったら考えたいと思います」とコメントしている。

SOCCER KING
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4. 明徳義塾・馬淵監督「早実に野球の神様ついている」
日刊スポーツ 3/24(金) 15:31配信

早実に敗れ引き揚げる明徳義塾・馬淵監督らナイン(撮影・今中雄樹)
<センバツ高校野球:早実5-4明徳義塾>◇24日◇1回戦

 甲子園48勝の明徳義塾(高知)・馬淵史郎監督(61)が逆転負けに天を仰いだ。

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 初回に3点を先制し、8回に4番の谷合悠斗外野手(2年)のソロでダメを押したかに見えた終盤。だが9回に併殺崩れで1点差に迫られ、なおも2死一塁でエース北本佑斗(3年)が投ゴロを捕りきれず。2死一、二塁で中軸に回してしまい、早実・清宮幸太郎内野手(3年)への四球で満塁。野村大樹内野手(2年)に同点の押し出し四球を与えた。延長10回に早実に1点を勝ち越され、その裏の2死二塁の好機は生かせなかった。「9回は投手を代えるべきだった。監督の失敗です」と悔やんだ。

 中盤まで流れは明徳義塾にあったが、早実の追い上げムードが高まった終盤は、甲子園の雰囲気は早実の味方になった。「早実には野球の神様がついている。こういうときは、グーッと来ますよ」と早実の進撃も予告した。

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5. 「復讐成功の日本」と韓国メディアが絶賛。「日本のほうがレベルが高い」と自国との「差」を嘆く声も
SOCCER DIGEST Web 3/24(金) 19:02配信

アウェーで2-0完勝の日本を韓国メディアは褒め称えた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)
韓国人記者に印象的に映ったのは、日本の攻撃だった。
 敵地でUAEを2-0で下した日本代表の試合結果は、韓国でも詳しく報じられている。

【PHOTO】日本代表の美女サポーターたち♥

「復讐成功の日本、UAEを2-0で完破」(スポーツ&芸能メディア『OSEN』)「スマート+効率の日本、実利を選んで本大会に向けて巡航」(サッカーメディア『インターフットボール』)などで、長谷部誠、髙萩洋次郎、宇佐美貴史ら故障者続出でも勝利したことを踏まえて、「“負傷悪霊“を克服した日本、ワールドカップ進出青信号」(総合スポーツメディア『スポーツ韓国』)と報じるところもあった。

 普段はハリルジャパンに厳しい指摘も辞さない韓国メディアだが、アウェーでの完勝だっただけに認めざるを得ないのだろう。
 
 ただ、いずれも試合経過を報じる程度に止まっており、それをそのまま訳しても芸がない。そこで今回はサッカーメディア『FOOTBALLIST』の記者で、ケーブルテレビ局『sky SPORTS』で解説者しても活躍するハン・ジュン氏に事前にUAE対日本戦をチェックするようお願いしたのだが、ハン・ジュン氏が真っ先に切り出したのは、ハリルジャパンの戦略の成功だった。
 
「基本的に日本はパスワークに長けて選手たちも自信を持っていると思うが、UAE戦では裏のスペースへの侵入とサイドからのクロスを適切なタイミングで活用しながら、相手のプレッシングをかわしつつディフェンスラインの後ろを崩す戦略が印象的だっだ。

 スルーパスやワンツーでのパス交換だけではUAEを崩せないことを、熟知していたのだろう。UAEのオマル対策もしっかり立てたようだったし、選手たちの守備時のポジショニングと集中力も良かった。ホームでの借りを返そうという雰囲気もあったし、日本はUAEよりも老練で組織的な完成度が高かった」
 
 そのなかでもハン・ジュン記者に印象的に映ったのは、日本の攻撃だったという。
 
「日本はもともとボールキープに長けたチームだが、UAE戦では無駄にボールと人を動かさず、シンプルかつ効率的にプレーする姿が印象的だった。久保が決めた先制点の過程もそうだっだが、左右のサイドバックを活用したサイド攻撃に威力があり、良かったと思う。日本は以前よりも、鋭く研ぎ澄まされたチームになった印象だ。小さくまとまったという意味ではなく、質が密で濃いという意味での“コンパクト”さがあった」


本田の個性は日本代表に必要なものだという。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)
クラブで出場機会を得られていない本田を擁護する声も。
 そんなハリルジャパンのアタッカー陣のなかで特に印象的だったのは、原口だったという。

「先制点を決めた久保も良かったが、個人的に印象的だったのは左右両サイドで単体でも勝負できていた原口だ。彼は、“どこまでキープすべきか、いつどのタイミングで中に切れ込むべきか”ということをよく考え、実践していた。原口のような存在がいることは大きい。また、彼が果敢にゴール前に飛び出せるようその過程を支援したサイドバックの長友と酒井も印象的だった」
 
 ハン・ジュン記者は、韓国のメディアやファンの間でなにかと容赦ない指摘を受ける香川については言及しなかったが、本田について語ることは避けなかった。
 
 韓国メディアの多くが、本田がミランで出場機会を得られず、UAE戦でもスタメンから外れた程度のことしか触れていないが、ハン・ジュン記者にそれをぶつけると率直にこう語るのだった。
 
「確かに本田はミランでプレーできず試合感覚に不安が残る。ただ、自己主張があり、個性が強い本田は、日本代表に必ず必要な存在だと思う。なによりも彼にはFKやキープ力といった確固たる武器がある。ジョーカーとして、あるいは試合を締めくくるクローザーとして機能するはずだし、本田が今回のような役割を受け入れるなら彼はロシア・ワールドカップでも十分に日本の切り札として活躍できるだろう。
 
 今回のUAE戦の起用法に関しては、日本でいろいろな意見があるだろうが、本田の活用法が広がったと前向きに考えても良いのではないか。彼のコンディションが上がればふたたび先発に戻せばいいわけだし……。不要論や世代交代を叫ぶのは、まだまだ気が早いような気がする」
 
 ハン・ジュン記者が擁護するのは本田だけではない。韓国でも評価が高い岡崎など何名かの選手の名前を挙げながらこんな感想も述べている。
 
「今回、日本は中盤で怪我人が続出したが、それでもUAEに勝利したことで改めて2列目の戦力が豊富で多彩であると示したのではないか。UAE戦に呼ばれなかった乾の才能は言うまでもなく、清武や岡崎さえも先発ではなくベンチスタート。

 これは戦力が豊富で、なおかつ日本は個でなく組織に集中したチーム作りが出来ている証拠だ。特定のスターに依存していない。ハリルホジッチ監督にはさまざまな雑音があると聞くが、それでも監督は自分が望むチーム作りを抜かりなく進めているという印象だ」
 
 そして、そんなハリルジャパンと比べると、ウリ・シュティーリケ監督率いる韓国代表の先行きが猛烈に不安になるという。

ハリルホジッチ監督のマネジメント術は高い評価を受けている。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)
中国に歴史的敗戦を喫した自国代表に批判。対照的に日本は…。
 同じ日、韓国はアウェーで中国に敗退。過去の通算成績で18勝1敗12分けと分が良いはずの中国に0-1で敗れた衝撃を隠せず、「遠征だけで2勝目の日本、韓国とは違う」(『スポーツ韓国』、「UAEを遠征で捕らえた日本、中国遠征に失敗した韓国、対照的」(一般紙『中央日報』)と報じるメディアもあった。ハリルホジッチとシュティーリケの間には、「逃れない宿命と因縁」があるが、ハン・ジュン記者も言う。
 
「多くの韓国メディアは結果だけで両国は対照的としているが、サッカーの質でも両国には違いというか、差がある。具体的にはボールを所持した時のラインコントロールともMF&DFラインの沈着な対応だ。

 日本は、相手を引き出してスペースを作る術を知っているが、韓国はそういった緩急の調節が足りない。基本的なパスの質やパスコースを開く過程の組み立てなど、日本のほうがレベルが高い。そういった日本が元々持つ長所に加え、先ほども述べたように直接的なプレーも加味されて、日本はその完成度を着実に高めている。
 
 対して韓国は、ボールキープとパスプレーというこれまで欠いていた部分の補強に努めたが、それが中途半端なうえに本来の長所だったダイナミックさもなくなってしまった。それどころがディフェンスラインの裏を突かれる不安は解消されるどころか深刻さを増すばかり。

 ソン・フンミンら個人に依存する部分が多く、中国戦ではソン・フンミンが出場停止で直接的な破壊力が落ち、イ・チョンヨン、イ・ジォソンらも怪我で欠場したことでビルドアップの質も落ちた。つまり、様々な意味で韓国と日本は対照的な状況にあるわけで、韓国は今のままでは次のシリア戦も予断を許さない」
 
 辛うじてグループ2位の座はキープできているものの、3位ウズベキスタン、4位シリアとの間にある勝点は僅差で、グループAは混戦を極めている。『聯合ニュース』などは「韓国のロシア行きが赤信号」とまで報じているが、次のシリア戦の結果次第では、それも現実味を帯びてきそうだ。
 
文:慎 武宏(スポーツライター)
 
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。

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6. 清宮が“オーラ”で初戦突破に貢献、相手失策を誘い、ひと振りでびびらせる

 9回表、1点を追う2死一塁。早稲田実(東京)・横山優斗の打球は、明徳義塾(高知)の投手・北本佑斗へのゴロとなり、ダグアウトの明徳・馬淵史郎監督が「終わった、思うてベンチから一歩出ようとした」。ところがボールは、「次が清宮(幸太郎)という意識もあって、焦った」北本のグラブをはじく。

 そして清宮に、回るはずのない5打席目が回ってきた。
「あのスイングを見たら、捕手は……」

9回2死一塁、明徳義塾の左腕・北本は横山の打球をファンブル。清宮に打席を回してしまう【写真は共同】
 早実には苦しい展開だった。初回に3点を先制され、7回に1点差に追いついたと思ったら8回裏、救援して好投を続けていた服部雅生が、明徳の4番・谷合悠斗に手痛い一発を浴びる。だが早実は9回、橘内俊治の二塁打を口火に1点差に追いすがり、なおも敵失で2死一、二塁として清宮の打席を迎えるわけだ。そこまでの4打席は、3打席が初球打ちで1安打。

 清宮は言う。

「(和泉実)監督が『谷があったら山がくる。1点取られて試合が動いたことで、流れがくるぞ』と。そこで本当にチャンスが来たので、しっかり打ちにいくことを考えて打席に入りました」

 苦い経験があった。昨秋、磐城(福島)との練習試合。「チャンスの打席でなぜか受け身になって、ピッチャーフライ。結局、チームも完封負けです」。だからこそ、いつも通り落ち着いて打席に入ることだけを考えた。

 まず初球、ボール。2球目、ボール。3球目、ファウル。

 ネクストバッターズサークルで待つ4番・野村大樹は、「ああ、これで四球になりそうだ」と感じた。中学時代は捕手だった野村からすると、「あのスイングを見たら、捕手は絶対に甘いコースに投げさせないことを考えますから」。

 実際、清宮は四球で歩くと、2死満塁から野村も四球を選び、あと1死の土壇場、早実は押し出しで追いついた。そして――もつれた延長は10回、野田優人の4打点目となるタイムリーで、難敵・明徳を寄り切ることになる。

 多少こじつけて言えば、その存在が相手のエラーを誘い、ファウルのスイングでびびらせた四球が同点を呼んだ。清宮は、ホームランでも打点でもなく、“オーラ”で勝利に貢献したわけだ。
 1回戦屈指の好カードだった。

 早実の和泉監督は「接戦に持ち込まなければ勝機はない。明徳義塾と対戦することでチームが成長するだろうし、私たちを強くしてもらえると思う」。明徳の馬淵監督は、「素晴らしいものを持っている。スタンドへの持っていき方が強烈だし、低めの捉え方がとくにうまい」と、早実の主砲・清宮を警戒した。

 なにしろ1年夏に甲子園で記録した2ホーマーをはじめ、高校通算79ホーマーである。甲子園練習では、浜風を引き裂いて右中間にアーチを架けており、「思ったよりも伸びました」。ウエイトや体幹トレーニングによるパワーアップには、本人がびっくりするほどだ。

 ただ、1992年夏、松井秀喜を5敬遠して星稜(石川)に勝利したことを引き合いに、報道陣から清宮敬遠の可能性を問われると、馬淵監督は「そんなことは、ない。松井に怒られる(笑)。ただ北本には、『3、4番には絶対打たれる。ホームランでも気にするな、打率10割はないんじゃけ』と伝えたよ」

 事実、8回までの北本は、7安打2失点。清宮に1安打、野村には2安打されたが、打点は許していない。ただ、「清宮の3回のセンターフライは、すごかったね。(スラッガー特有の)あんなに高く上がる打球は、久しぶりに見たわ」と、凡退でも敵将を感嘆させていた。

 そして9回には、同点を呼ぶつなぎの四球。清宮は言う。

「自分は4・1(よん・いち=4打数1安打)ですよね? 自分が打てなくてもみんながカバーしてくれて、持ち味を発揮した試合だと思います。自分たちは正直、点を取られないチームじゃないし、3点先制されてもまったく動じることはありませんでした。人生最初で最後のセンバツなので、楽しんでやりたいですね」

 和泉監督の言葉で締めくくる。

「3点先行されたことで、今日の清宮は、自分のバッティングよりもつなぐことを優先したようですね。おっつけたような振りが見られましたから。だから9回には『引っ張れよ』と声をかけました。そしてファウルのスイングが相手にプレッシャーとなり、四球でしょう。清宮はいつも、公式戦初戦はあまり良くないのです。次から良さが出るのでは」

 東海大福岡(福岡)との次戦、清宮フィーバーの再来を楽しみにしているのは、この人も同じらしい。

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ニュース、
1. 英議会テロ 容疑者の氏名が判明、「マスード容疑者」 数年前に調査対象、英国生まれで過激派関係か
産経新聞 3/24(金) 1:18配信

 【ロンドン=岡部伸】英国の首都、ロンドン中心部の英国会議事堂付近で22日に起きた襲撃事件で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の系列ニュースサイトが23日、「ISの兵士」が実行したと報じた。事実上の犯行声明とみられる。ロンドン警視庁は23日、襲撃事件の実行犯の身元について、ハリド・マスード容疑者(52)と発表した。同容疑者は英南東部ケント州生まれで最近まで中部バーミンガムがあるウェストミッドランズ州で暮らしていたという。

 メイ英首相は23日、下院で演説し、襲撃犯は英国生まれの男で、数年前に情報局保安部(MI5)が調査して過激派の周辺人物だったことを明らかにした。現在は監視対象から外れていたという。

 近年欧米諸国で相次ぐ「ホームグロウン(自国育ち)」テロとみられ、警察当局は23日までにロンドンや中部バーミンガムなど関係先6カ所を家宅捜索し、8人を逮捕して動機や背後関係など全容解明に乗り出した。今回の事件と関係があるかは不明。

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2. <愛知・用水路>全裸の女性遺体を発見
毎日新聞 3/23(木) 23:35配信

 23日午後6時ごろ、愛知県豊田市畝部西町昆布池の用水路そばを通った女性から、「用水路に人の足のようなものが見える」と110番があった。県警豊田署員が駆け付け、成人とみられる全裸の女性の遺体が用水路の底にあるのを確認した。同署は、女性が何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、死因などを調べている。

 豊田署によると現場は田畑の広がる一角にある。用水路は幅1~2メートルで、両側にガードレールがある。水深もそれほど深くない状態だった。遺体に目立った外傷はなく、腐敗も進んでいない。周囲から女性のものとみられる所持品は見つかっていないという。【竹地広憲】

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