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山や旅行のお話し

尾瀬の旅 初日は笠ヶ岳へ

2018年07月19日 00時07分17秒 | トレッキング・山登り

7月15日(日)

 一年ぶりの尾瀬は、一泊2人旅

尾瀬入口の山荘のためか、2日前の予約でも相部屋には空きがありました

 

6時前に戸倉に到着、第2駐車場に案内されました

準備を整え、待ち時間なしで乗り合いタクシー(980円)に乗れ、鳩待峠へ

早速、至仏山がお出迎え 

でも今日は至仏山ではなく

一昨年小至仏山から眺めて「今度はあっちに行きたいな」と思っていた、笠ヶ岳が目的です

( ↓ 至仏山に登った時に撮った写真より)

 

 

ピストンで鳩待峠にまた戻って来るので、お世話になる鳩待山荘に余分な荷物を預けて、7時頃出発

出だし「あまり暑くなくて良かった~」と言っていたのも束の間

木々に囲まれていても陽射しが届いたり、無風だったりで、やっぱり暑くて汗ダラダラ

「あっちぇ~」と新潟弁をまき散らしながら歩きます

 

しばらく歩くと、視界が開けて来ました

で渋滞にはまったと思っていたら見えてきました、本日の目的地、笠ヶ岳

とんがりが可愛い

 

更に少し歩くと、ぼんやりと燧ケ岳

 そして至仏山 

 

分岐手前の湿原

ワタスゲはまだありましたが、形はもう崩れていてアップに耐えられないので、遠目で

ここには小さな池塘がたった2つ

通りすがりの方曰く「昔はもっと池塘があった」「ここにあるのもそのうち干上がる」と…

 

 至仏山と笠ヶ岳との分岐

ここから左へ折れます

 

見晴らしない山道を歩き  悪沢岳の標識

そこからすぐに見通し良くなり、笠ヶ岳の姿も見えてきます

 

手前に小笠、奥に笠ヶ岳、優しい山容と緑の感じが好みです

左奥には武尊山

後ろを振り返ると、至仏山

 

しばらく左側が開け、風の通りもあり、気持ちの良い道が続きます

 

笠ヶ岳が近づいて来たところで

その前に  小笠(標識)に到着

ロープが張ってあり、上まで登ることはできません

 

小笠を巻いて進んで行きます

至仏山との分岐から全く人に会わず、二人占めだと思っていたのですが

ここら辺から早く下りて来た方々とスライドし始めました

 

少し回りこんでから、山頂への分岐が出て来ます

 

標識に従って最後の登りへ、岩で少し足場の悪い急坂をもうひと頑張り 

10時15分頃  笠ヶ岳(2,057m)

至仏山と燧ケ岳を望みます

 狭い山頂には既に5~6人の方々

暑くて固形物を食べる気になれず、大好きなチョコや羊かんも食べる気にならず

そこに、友の持って来てくれたスイカの美味しいこと!

「夏の2,000m、🍙なんて食べられない、さっぱりしたゼリーとか果物とかがいいね」との結論に達しました

飲み物もポカリだけでは飽きて受け付けなくなるので

「アクエリとかレモンや梅系のさっぱり飲料とか味を変えて持って行くといいね」と、これも私たちの結論

 

 他の方が下山したところで、至仏山左手から、手動パノラマ開始

ならまた湖

片藤沼?

 

お花の良い時期は過ぎてしまいましたが、それなりに…

 

 

しばらく休憩してから、下山します

滑らないように気を付けて…

 

 岩場に咲く可愛い白い花に足止めされます

 

 分岐まで戻って来て山頂を振り返ります

 

歩きながら、何てことはないんですけど、ちょくちょく見上げてしまいます

我が友も、ニッコウキスゲがまばらに咲く山を見上げてます

 

尾瀬のニッコウキスゲは鹿に食べられてしまい、激減してしまったそうです

 

 下り時にはすれ違いも増えましたが、至仏山の登山道と違って大抵は静かに歩けます

見頃のイワイチョウが見たいなぁ

 

そしてどんどん見晴らしが悪くなり

 泥んこ道へ突入

 

このような悪路が繰り返し出て来ます

せっかくゲイターを持って行ったのにつけていず、ズボリとなること幾度も

 

キレイなコバイケイソウで気を取り直します

 

トキソウ、たくさん咲いてました

薄いピンク色でとっても可愛い

 

登山道はと言うと、倒木を跨ぎ

もう一つ跨ぎ

 

再び見晴らしの良い登山道に出て

岩を乗り越え

 

登りの時に見た景色と同じ景色を振り返ります 

やっぱりいいなぁ

 

さて、森へ帰りましょう

 

至仏山との分岐に戻ると人、人、人、急に賑やか

再び湿原

 

人が多くて、ゆっくり花も見てられません

 

朝見た時よりはっきりと燧ケ岳

この辺もピーク時ならもっとお花を楽しめたことでしょう

 

 

この後、大渋滞に突入

団体さんのような塊となって、ノロノロと鳩待峠へ

 

14時半前に戻って来ました

右の建物は売店と食堂、左の建物がお世話になった鳩待山荘

お風呂(シャンプー、石鹸NG)ありです、尾瀬ですものね

 

夕食

美味しかったです

10時に起きて星を見よう!と、7時台に寝に入ったものの、翌朝まで起きませんでした


6 コメント

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ご近所で (niceshotpete)
2018-07-19 05:17:38
お近くだったんですね!
この日は暑かったですねぇ。でも、お陰で木道もカラカラで滑る心配なくて良かったですよね。
いつもながら、写真、丁寧に撮ってらっしゃいますね。っていう話を、越の里さんとも平ヶ岳でしてたんですよ。笠ヶ岳も、平が岳に負けず劣らず素晴らしい湿原が広がっているんですね。知りませんでした。行ってみたいけど、鳩待峠遠くないですか?それに人混みを考えると尻込みしちゃいます。そうだ!sofagreenさんも、深夜に樹海ラインを走っちゃう方でしたよね。フットワーク軽い。
私が撮った笠ヶ岳の写真を超拡大すると、お二人が写ってたりして。なんてね。
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暑い日でしたね~ (sofagreen)
2018-07-19 18:31:22
あの暑い日、こちらはのんびりハイキング、niceshotpeteさんは素晴らしい山行をされていたようで~!
もしかして、至仏山の左奥に写っているのが平ヶ岳だったの!?と今更考えてました。。。(-_-;)

鳩待峠、やや遠いかもしれませんが、戸倉までは山道ないですし楽です。
それこそ樹海ラインの方が恐怖で大変、今思い出しても怖かったなぁと。
でも今度御池から尾瀬に行きたいと思っているので、その時は樹海ラインを通らなくてはいけないな、と覚悟はしてます。
尾瀬はシーズンによってマイカー規制があったり、人が多すぎたり、とちょっと面倒だったりしますね・・・。
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そうです\(^o^)/ (niceshotpete)
2018-07-19 19:00:51
そうです!
至仏山をはさんで、右の燧ヶ岳と対称的な位置にドテンと座ってる平らなやつが平ヶ岳です。
 そうかぁ!笠ヶ岳から見ると、こんなに素敵な眺めになるんですね。ますます行きたくなりました。
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ここにも楽園が (あの山この山越の里)
2018-07-19 23:36:02
笹の草原と、ぽつぽつと立つシラビソの林を、分け入って、小笠に向かってゆく道が、優しげでいいですねぇ。ここも楽園ですね、
尾瀬の山に入ると、不思議な空間にいるような感じになりますよね、なだらかな草原や湿原の中なのに、
標高が高いせいだと思いますが、
清涼な空気感が、いいですよね。
食事が豪勢ですね。
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やはり! (sofagreen)
2018-07-20 18:41:33
あれが平ヶ岳ですか!
山頂で地図を広げてみたにも関わらず、同定できてませんでした・・・。情けない。
知っている山でも、ちょっと見る方向が違うと、全然知らない山になってしまうので、
山座同定音痴の私には、本当に難しいです。。。
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あの山この山越の里さん (sofagreen)
2018-07-20 18:49:29
尾瀬も楽園と言えば、楽園ですね、簡単に足を運びいれることのできる楽園♪
鳩待からだと1時間足らずで別世界に行けてしまうのですから。
ただこの連休は暑くて暑くて、清涼な空気感はどこへやら・・・。
鳩待峠の午後は、何度か救急車やパトカーが来て大忙し。
熱中症かな、足くじいたかな、なんて思いながら、明日は我が身と気を引き締めていたのでした。
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