♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

4年ぶりにツアーに参加してみました

2017年09月28日 18時27分18秒 | トレッキング・山登り

先週末、薬師岳に行って来ました、ツアーに参加して

ずーっと地図とにらめっこしていて、行きたい思いが募っていた薬師岳

駐車場が少なくて争奪戦かも…

コースタイムが長いけど本当に歩けるか…

そもそも長くかかるなら5時頃には歩き出さないと不安、でもゲートが6時にしか開かない…

と不安要素いっぱいで、なかなか実行できずにいました

で、今回はお気楽にツアーで🎵

 

最近、パソコンやスマホをみていると具合が悪くなってしまうため、なかなか写真整理やブログが書けず…

状態が良くなったらまた詳細を書こうと思います


霊峰完結編、白山 2日目

2017年09月14日 21時44分35秒 | トレッキング・山登り

9月10日(日)

4時過ぎ起床も、準備に手間取り小屋を出たのは既に日の出頃の5時20分

晴れ、山頂からの眺望を楽しみに登り始めます

 

振り返って静かな山小屋

既にご来光を受けて赤くなってきています

 

しかし山頂に近付くにつれ途中からガスの中、風も強くなります

山頂直下ではわさわさとご来光を見た人々とスライド

「ガスってて微妙だった」とのこと

 

6時過ぎに登頂 白山御前峰(2,702m)

 

真っ白で眺望ゼロ、風が強くて寒い寒い

 

白山奥宮

無事登頂のお礼と健康祈願

奥宮は標識より手前にあります

 

とにかく山頂にいても周囲は何も見えず、風が強くとっても寒いのです

でも絶対ガスは晴れる!と言う根拠のない自信があり

フリースにダウンを着て、奥宮付近で風を避けながら待機

山頂にいた人々はどんどん下っていき、とうとう一人ぼっちに…

活火山なので、大袈裟かもしれませんが万が一の時の対応を考えながら待ち続けます

 

時々ちょっと晴れて期待させます(別山方向)

が、すぐに真っ白に

思わせぶりな態度です

 

で、待っている間に初めてのブロッケン(ちょっと薄いけど)

 

 

上空は真っ青、絶対晴れるはず~

あんな風に白山の上にも雲がかかって流れているんだろうなぁ

 

そして、とうとう願いは通じ、ガスが晴れ始めました!!!

かれこれ1時間半、寒い中待っていた私は本当にアホです

雲の上に別山

 

そしてその雲は少しずつ晴れて行き、別山手前の室堂や弥陀ヶ原も見えてきました

 

遠くの眺望、左に乗鞍、右に御嶽

見たかった、北アルプス

まだはっきりしていません

もっと待てばもっと眺望もきれいに見えるでしょう

 

しかし、剣ヶ峰や池も見えてきたので

時間もないので、御池巡りに出かけます これ以上の眺望はまた今度の機会に

 

反対側に下ります

誰も歩いていず、静かです

あ、また見られた!

 

 

ガスが晴れて気持ちいい

しばらく一人占めで、贅沢な山歩きです

手前に紺屋ヶ池、奥に翠ヶ池

 

登山道のない剣ヶ峰(2,677m)を横目に歩きます

白山御前峰を振り返って

こちらからと室堂からでは顔が違います

 

剣ヶ峰下 紺屋ヶ池

油ヶ池

 

そしてキレイな色の 翠ヶ池

 

血の池

これも池?

 

大汝峰(2,684m)には大汝神社があります

本当は行く予定でしたが、何せ山頂で時間をとってしまったので、今回はパスです

 

何と素晴らしい眺望の登山道

山小屋の屋根が赤いのがまたいい

 

懲りずにまた別角度から

 

で、8:30頃 室堂まで戻って来ました

この時間帯が一番青空、眺望も素晴らしいに違いない

この石段を登ればまた御前峰に行け、素晴らしいであろう眺望を拝めます

だからと言ってまさか行くはずもなく、下りにかかります

 

当初観光新道を下りる予定にしていましたが

「展望歩道」というネーミングに惹かれ、ちょっと遠回りコースで下山することに

 

わざわざ下りでこのコースを歩くアホは私くらいなのでしょうか、全然人がいません

で、初めて熊鈴を出しました

いつもは甲高くチリ~ンとなる鈴、今日はちっとも鳴りません

何で、何で!?

鈴の中には、玉がありませんでした…

最後にまたまたマヌケなハプニングが起き、もう笑うしかありません

と言うわけでWストックにし、ん!?と思うところではストックをカチカチ鳴らしながら歩きました

 

こんな道だったり

 

開けた道だったり

 

人気の山なのに、この静かな感じ

 

展望イマイチ 湖みたいのが見えますが何かは分かりません

 

途中、右前方の木の向こうに黒い頭が登山道の方に移動しているのが見えた時には

やっと人がいた~と安心

しかし歩いて行ったら、登山道は左方向へつながっていました

じゃあ、あの右に見えた黒い頭は何だったの? まぁ深いことは考えません

 

別山へ向かう登山道

私は別当出合に下りますが、分岐では実際に別山へ続く道があります

 

アルプス展望台

どんな風に見えるんだろう

 

木道が出て来ると、南竜山荘までもう少し

 

南竜山荘にてトイレ休憩(ここは洋式、水洗でキレイ!)

この後は南竜道で砂防新道分岐へ向かいます

キャンプ場や山荘からは下る人がいるので、人のいる安心感で肩の力を抜いて歩けます

途中、ヘリが頭上を飛び、大声で叫んだかと思うと谷筋に誰か下りて来て何か作業をしていました

良く見えませんでしたが、救助でしょうか?

立ち止まりその光景を一緒に見守っていたオジサンと「自分たちも気をつけよう」と言って別れます

 

山の緑、ただの緑ですが、何とも言えず好きな光景です

機会があれば、別山にも行ってみたい

 

砂防新道へ入ると急に観光地かと思うほどの登山客数

次から次へと登ってくる人々とスライド、待ち時間多し

更には遅いのに道をあけてくれずノロノロ話しながら歩く若者もいたりで、ちょこっと時間ロス

それでも予定の昼前には、登山口手前の吊橋に戻って来ました

高所恐怖症の私には、ここが一番怖くて大変だった場所

 

11:50 別当出合登山口

無事に登らせて頂き、山の神様に感謝です

 

一度は登ってみたかった白山、ちょっと遠くて敬遠していましたが

頑張って来てみて本当に良かったです

花のシーズンの7~8月にも来たい!と一瞬思いましたが

暑さにやられて具合が悪くなってリタイアする姿が容易に想像できるわけで

残念ながら花の時期は諦めます

 

最後に、時期外れですが今回見られたお花たち

イワギキョウはいっぱい見られましたが、もう終わり頃で多くは色褪せてきていました

 

 

 

 マツムシソウ、ちょっと残っていてくれて嬉しい 私は今年初です

 

 

 

ほとんど散っていたダイモンジソウ

 

 

 

 

小さくて可愛らしいミヤマリンドウ

 

 

 

完全に終わっていたと思っていたお花、終わりかけを少し見れただけでもモウケモンでした🎶


霊峰完結編、白山 1日目

2017年09月12日 21時51分50秒 | トレッキング・山登り

9月9日(土)

日本三霊山とは富士山、立山、白山のことを言います

今回は残りの一つ白山を登り三霊山を制覇、また3週連続の霊峰巡りに区切りをつけます

ちなみに白山とは…(白山比咩神社HPより)

「最高峰の御前峰を中心に、大汝峰、剣ヶ峰、別山を主峰とする峰々の総称です

1億年余り前には湖底にありましたが、その後少しずつ盛り上がってきて、何度も噴火を繰り返し今日の姿になりました」

 

今回も2日前に行先を決め、前日に山小屋予約という慌ただしさ

この用意周到じゃないところが、いくつかのマヌケな出来事を産み出してしまうのでしょう

 

さて一日目は早朝出発、途中仮眠を入れて5時間かけて市ノ瀬へ(8時頃着)

交通規制中のため、登山口の別当出合までは連絡バスに乗り換えます(500円)

早速、バスの中で1つ目のマヌケ…

せっかく買ったおにぎりを車に置き忘れてきたことに、バスに揺られながら突然思い出しました

どうせいつもおにぎりは食べれずお持ち帰りをしているのですが

いざ「ない」となると、逆にシャリバテにならないか…と心配に

(行動食いっぱい持ってるんですけどね)

 

気を取り直し、天気の最終確認、と思ってスマホの電源を入れたら

セキュリティーロックがかかって開けない

「はいはい、PINコードね~」と余裕で4桁の数字を押すも解除ができない→スマホが使えない…(汗)

いつもは起らないマヌケな出来事が立て続けに起こり、焦ります

 

しかし別当出合に着いてしまえば、単純な私、ワクワク感が勝ってしまい憂鬱な気分もどこへやら

初めての白山、いっぱい写真を撮りまくるぞ~!と気合を入れてカメラをon

シャッターが開かない…なぜ!?

よくみるとシャッターとその周りが少し潰れている

いつもカメラケースがかさばって邪魔だったので

今回は初めて最初からケースに入れずポーチに入れていたのですが

バスの中でポーチの上にザックを置いて座っていたので、その重みでつぶれてしまったのかもしれません

登山口で一人愕然、写真を撮るのが好きな私にはかなりの衝撃です

こんな時に限って、スマホも使えない

ひとまずベンチへ座って冷静さを取り戻します

何度やってもシャッターは数mmしか開きません

が!手で動かしてみたら、シャッターを開くことができるではないですか~!

しかもレンズは無事!

と言うことで、手動でシャッターを開閉しながらカメラを使うことにしましたが

そんな使い方では途中で壊れて、大事な山頂での写真が撮れないかもしれない、と思い

登りの写真数は控えめです

 

9:05 気を取り直して出発

登りは砂防新道~黒ボコ岩経由で室堂まで、標高差約1,200m

距離にして6kmなので、男体山より楽だろうと登り始めます

 

中飯場まで順調に登り、、開けたところで一枚

 

開けて気持ちの良い歩きとは裏腹に、暑さに弱い私はだんだん辛くなってきます

次の甚之助避難小屋までが一番大変で、引き返そうかと本気で思ってしまった位です

それでも何とか小屋まで辿り着き、レモンを食べたら一気に回復

登山にレモンが欠かせない物になりました

 

小屋のすぐ手前、小屋、小屋を過ぎたすぐのところ(↓)それぞれにベンチがあり、休憩し放題

さて、次は黒ボコ岩を目指します

 

登山道は整備されており、道も迷いようがありません

 

山肌に点々と登っている人が見えます

右上の岩が次の目的地のようです

 

登山道を振り返って

 

黒ボコ岩に到着です

休まず通過

 

少し歩くと…

晴れていれば、もっときれいだろうなぁ

 

で、最後の登りを少し頑張れば

13:05 無事に室堂センターに到着しました

後ろの白山(御前峰)、雲に隠れてます…

 

山小屋ですが、4棟あり定員750名、完全予約制

トイレも食堂も宿泊棟から外に出ます

部屋には5名並びの2段ベッドが向かい合わせで、定員20名

今回は女性のみ、グループ利用者の他、単独の方も1名いて、夕飯や夕焼けなど一緒に楽しませてもらいました

 

夕食まで時間たっぷり、山頂まで向かう人大勢も、運転疲れもあり小屋に待機

昼寝をしたかったけれど、高山症状が出てしまうと怖いので

室堂をウロウロ歩き回ります

すると、山頂の雲が少し晴れました

明日が楽しみです

ここでふと、「PINコードって6桁だった!」と急に思い出し、セキュリティーロックを無事解除

これでスマホも使えるようになりました

 

で、夕食

学食形式、お盆に載せたら好きな席へ、窓側にはカウンター席もありお一人様でも気楽に座れます

ちなみに、おかずは魚or肉を選べます

ご一緒の方は生ビールを美味しそうに飲んでましたが、私は残念ながらお茶

 

その後は、夕焼けを見に小屋すぐ近くの展望台へ

大勢の方が夕焼け待っています

でも雲いっぱい…

 

振り返ると、最初雲に隠れていた別山がしっかり顔を出しました

別山のどっしり感がいい感じ

弥陀ヶ原の向こうに見える雲海と山々

 

そして夕焼け

雲いっぱいのため、残念ながらこんな感じで終了

 

今日はたっぷり疲れているので、午後7時過ぎには寝てしまいました

女性部屋なので静か、フリース&ダウンに毛布2枚が暑くも寒くもなくちょうど良く

本当に熟睡できました

明日は山頂でご来光はせず、足元が明るくなってから山頂を目指す予定です


霊峰を目指して、男体山で健康祈願

2017年09月07日 06時35分58秒 | トレッキング・山登り

9月3日(日)

再び霊峰を求め男体山へ

ひたすら車を走らせること3時間20分、日光二荒山神社中宮祠に5時20分に到着

駐車場はまだ空いてました

6時の開門に合わせゆっくり準備

今日もまた良い天気!

後ろにど~んと構える男体山、近そうで遠い

標高差1,200mをほぼ直登する感じです

 

登拝受付で登山者名簿に記載、500円を納め、お守りを頂き、神様に挨拶をして出発

人気の山、既に登山者いっぱい

最初は階段が続きます

 

で、程なく1合目

まぁまぁの傾斜を登り続けます

一体、何組何人の人に抜かれたことか…マイペース、マイペース

 

2合目分からず3合目 

ここからは唯一のゆるゆる道、林道歩き

途中ショートカットありますが、私はひたすら林道をゆっくりと

 

そして4合目

ここからまた山道へ

 

5合目 

少し傾斜の緩い道があるとほっとします

紅葉の始まり? 向うには中禅寺湖が見えてきました

 

6合目 

ここから岩、岩です

ひたすら上に向かって登り続ける男体山、後の景色が唯一の慰めです

 

岩場は続くよ、どこまでも

また後ろを振り返って現実逃避

うっすらぼんやりしてはいますが、富士山も見えてます

イオンで買ったレモンの半生ドライフルーツみたいなのが美味しく、ちょっとした喜びを感じながら立ち休憩

そして、富士山を見ながらアミノバイタル補給

 

早くこの道から解放されたい…

で、また現実逃避

晴れという天気が何とありがたいことか

 

7合目 

まだまだ

鳥居が出てきて、道の変化を期待

しかしまだ岩道、続きます

昔使用していた?大きい鎖

 

やっとこさ8合目 

光って見えませんが、8合目 瀧尾神社 とあります

ここから岩から解放され、緩い土道が始まります

少しずつ傾斜がついてきて、何だか地味に疲れます

階段が始まりました

 

で、開けます!

赤土、ズルッと滑りそうな足元です

最初からずーーーっとゆっくり歩いているので

息は全然上がりませんが、足も全然上がりません(>_<)

 

中禅寺湖の景色を見ると和み、元気が出たような気になりますが、足の運びは変わりません

牛歩の如き歩みの末、やっと山頂が!

6:10 に登り始め既に 9:30 、4年前より20分も多くかかりました

コースタイムは3~4時間ですが

ことごとく追い抜かれ、姿はすぐに見えなくなるので、皆さん2~3時間で登っているのでしょうか!?

いーんです、年相応、体力相応、マイペースで

 

一礼して鳥居をくぐります

日光二荒山神社奥宮 

 無事登れたお礼、これからの健康も祈願

 

山頂広々、多くの人が休憩中

二荒山大神

大神、中禅寺湖を見下ろしています

 

中禅寺湖とは反対側にある山々、左に太郎山

左奥、雲をかぶった日光白根山

 

前に登った時、こちらにも神社があるのを知りませんでした

ガスで見えなかったのか?歩いてすぐなのに…

太郎山神社 

こちらの周囲は人も少なく、静かに休めますが、スペースは狭いです

 

戻って、今度は神剣のある方へ

こちらにも標識、霊峰男体山頂(2,486m)

影向石

ようごうせき、と読むのを調べてみて、今初めて知りました…しょうしい…

 

一礼して鳥居をくぐり

青空を突き刺す神剣を拝みます 

こちらからも白根山

三角点付近から見る太郎山

 

山頂で座り休憩

今日はチョコとウィダーとバナナ、おにぎりは毎回持ち帰り…

 

早く帰りたい病の私は、少し休んだら早速下山開始

中禅寺湖の眺めを横目に、足を滑らせないよう慎重に下りて行きます

太郎山神社を振り返って

麓には戦場ヶ原

 

時々若干の立ち休憩をとり、ゆっくり順調に2時間25分で下山

13時前には下って来ましたが、山頂から登山口まで、かなりの人数の人とすれ違いました

午後になってから登り始める人がいたのにはびっくりです

 

最後、道路まで下りて、中宮祠の鳥居を撮影

また階段を上って駐車場へ、今日の行程終了です

いやいや、家に帰るまでが登山、安全運転で帰らなくては…

 

お花は少なく、撮ったのもこれだけ

 

 

途中眠くてパーキングで仮眠を取ったりしながら、18時前に無事帰宅

しかし、日光の日帰り1座はキツイし、もったいない

次回はもうちょっと計画的に、泊まりで2座とか登らないと

そして月曜は体の疲れがどっぷりでしたが、何故か頭はスッキリ、元気はいっぱい

神様のおかげです

体の調子も良く、霊峰巡り、くせになりそうです