蘇る玄風景(⌒‐⌒)

2015-10-14 | 雑記

人間の記憶が鮮明に蘇るきっかけとなる事象は、一つに音楽、一つに匂い、一つに味等が 挙げられると思う☆

今の時季の夕暮れになると、決まって焼き畑の稲藁を焼いた匂いが漂って来る☆
途端に、幼き頃の色々な思い出が走馬灯の様に頭の中を駆け巡る☆
特に一番思うことは、夕げの支度の時の記憶である☆

当時は、土間に「おくんどさん」(かまど)がしつらえてあった☆
そこに釜を懸けて御飯を炊く☆
燃料は、勿論、薪や今の時期は稲藁だ☆
薄ネズミ色の煙の匂いと相まって、御飯の炊ける匂いがなんともたまらなかった☆
味噌汁も同様☆採りたての野菜をざく切りにして糀の粒の大きな味噌仕立てにする☆茶碗は塗りものではなく、陶器の茶碗☆
糠漬けは、秋茄子に秋茗荷☆これからの季節は、白菜漬けが食卓に並ぶ☆
常備しているおかずで大好きだったのは、缶詰の「鯛味噌」☆


あれ? 何処かで記憶が錯綜している☆
だって家はサラリーマン家庭だったのだから☆


まっ!いいか!


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