白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

旅立ち  奥の細道へ

2024年05月25日 07時44分24秒 | 日記
日本橋の地に立つのは何度目だろう。
江戸の旧街道の起点。
我家は信州。日本橋まで行くのが一苦労。
今回はマイカーで高崎。そこから電車で東京駅まで行き、徒歩で日本橋を選択。
新幹線は貧民にはつらいし、そもそもこの旅にふさわしくない。トコトコ電車は軽井沢~横川間で分断されてしまった。
24時間400円の駐車場も見つかったし、湘南新宿ラインを使えば安く行ける。

生憎の小雨模様だが、江戸時代の旅人も雨の日だってあったし、これも風情。

川のある風景。良きかな。

浅草橋の先のお茶屋さんで休憩。

これぞ浅草。

これも浅草。
インバウンドとか言うらしい。よくわからんけど。
自分たちが、よその国に来たようだ。

スカイツリーとか言うらしい。ワタシャ、東京タワーの方が好き。


北千住の街。

芭蕉の像。

同じものでもワタシャこちらの方が好き。

奥の細道ということは分かる。
行頭は何と読むのだろう?

街道筋で地元の人と思われるご婦人に北千住駅の場所を訊いた。
私もちょうどそこへ行くところ、一緒に行きましょうと言う。
気さくな人で、いろいろな話をしてくれる。流石下町。
高齢だが現役のバスガイドだという。
ある時体が勝手に右のほうに曲がっていってしまうので医者に行くと脳血栓だと言われ即手術。
白内障と緑内障の手術もしたという。
人手が足りなくて今も仕事を頼まれるのだとか。
そんな話をしているうちに北千住駅に到着。
昔は1日に30キロ以上歩いたが、細君が変形性膝関節症を患い無理は禁物。11キロ位で本日は終了。
太くても細君とはこれ以下に?(ちなみにウチは本当に細君で、体重が増えないのが悩み)
『そんなことばかり言っているからアンタは嫌われるのよ』
『確かに。でもこの性格はこの年ではもう治りません』(以上心の声)

電車で草加に行き、近くのホテル朋泉泊。

夕食は大戸屋。

旅した日:5月13日
(続く)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿