白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

九月のそば打ち教室

2020年09月27日 20時14分48秒 | 日記
五月から始めたそば打ち教室。
今回で五回目となる。
新しく誘った女性のⅯさんも参加してくれた。
他に以前から参加されているNさんと三人でそば打ちをした。

粉の計量からスタート。
そば粉400グラム、小麦粉100グラム。いわゆる二八そば。
加水率は44%なので水は220㏄。


ふるいにかけて掻き回した粉に八分目くらいの水を加えて指を立てて攪拌する。
全体に水を回すことが大事で、ここで失敗するとうまく繋がらない。手早くやらないと水分が蒸発してしまう。まさに真剣勝負。



粉が大豆からピンポン玉状態にまとまり始める。


鏡餅風にまとめて鉢作業完了。



丸延し。見た目も美しく上々の出来。
その後、四角に延して、厚みが均一になれば延しは完了。



畳んで切りの作業。
一定の幅で切るのが難しい。
曲がってしまったり、駒板を送り過ぎて太くなったり、うまく遅れなくて同じところを切ったり。
包丁作業は経験値を上げるしかない。



生そばの茹で方を実演。
一人前づつ大量の湯で、そばが泳ぎ始めてから15数えて上げる事。
乾麺のように数人分を3分、というような茹で方をしないこと。
そんな風に茹でたそばを試食。
昨日自宅で、違うそば粉で打ったそばも、茹でて食感の違いも感じてもらう。
自分が打ったそばを食べるのは、格別なもの。

そば処、信州。ここに住んで、信州産のそば粉でそばを打つ。何というぜいたく、何という幸せ。
そば打ち教室は、もっと参加者を増やしたいが、ネックはそば打ち道具。参加者の一人は道具一式をそろえたが、みんながそういう訳にはいかない。そこで、先日ホームセンターで、アカシヤの集成材を購入して、そば打ち台を作った。後、まな板と駒板を作れば、そば打ち道具が二組になる。
道具を自作するのもまた楽しい。





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