白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

遥かなる小仏峠

2022年02月05日 20時08分27秒 | 日記
下諏訪から歩き始めた甲州街道。
甲州を過ぎ、相模に入った。相模湖駅まで行き着いたのは2020年1月のこと。
その年はコロナ騒ぎが始まった年だが、この時期はまだ、国内は平穏だった。
3月に小仏峠を越えて、江戸に入る予定だったが、前年夏の大雨で、通行止めになっているという。
復旧の知らせを待っているうちに、瞬く間にコロナが世界中を覆いつくした。
学校は閉鎖、会社もオンライン、飲食店、宿泊業の休業、社会ががらりと変わってしまった。
当然、小仏峠越えなど、県境をまたぐ移動などもってのほか。
小仏峠が遠くなった。
さらに去年の夏場は、半導体不足の影響で、車が半年ばかり無い生活だった。
車が手に入ってもコロナは収束する気配がない。

わが村では、ここ何日も感染者数が2~15人程度出ていた。
今日の発表ではやっと感染者数0。

村の生活では密になりようもないので、毎日外で体を動かすようにしている。
2月に入って1日平均14,000歩程度歩いたり、走ったり。
昨年の春、脚に神経痛が出て、山に行く以外はあまり動かなかった。
それに、脊柱管狭窄症の影響で、脚にしびれが出て、感覚がなくなり、歩けなくなることもあった。
今はそれらの症状も何とかごまかして動くことが出来ている。

小仏峠越えは十数キロの長丁場。脚を慣らしておくに越したことは無い。

江戸の日本橋まで、あと六十キロ余り。
辿り着けるのはいつになるのだろうか。



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