白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

野菜の奴隷になるのはやめようと固く決意したけれど

2021年06月19日 18時50分10秒 | 日記
たかが家庭菜園、されど家庭菜園。
ここ何年も借りた畑に所狭しといろいろな野菜を植えてきた。
その結果、たくさん採れすぎて、自家消費できず、苦労して貰い手を探してきた。
かみさんからのブーイングにより、今年こそ野菜の奴隷になるのはやめようと固く決意したけれど、気が付けば、畑の隙間を見つけては種をまく日々。
今は玉ねぎとニンニクの収穫時を見極めている毎日。晴天が三日ほど続く時がいい。
ピーマン、ボタンコショウ、はつか大根は採れるが、量はまずまず。きゅうりは毎日採れるので二本だけにした。

去年のこぼれ種から芽を出したソバの花が、ところどころに咲いている。
これは残しておこう。他の種をまく場所が減るから。

とにかく種を見ればまいて芽を出させてみたくて、空き場所があればまいてしまうという性癖がある。
その結果野菜が出来過ぎて、自家消費しきれない。配る先を日々心配しなければならない。都会ならいざ知らず、ここは農村地帯。同じような時期に同じような野菜がそこかしこにあふれる。無人販売などしても多分売れない。
かくして、毎年野菜の奴隷と化してしまうのだが、今年こそ二の轍は踏むまい。主権を取り戻すのだ。固く決意している。
まんざらバカではないから(ホントかな?)保存の効く野菜をたくさん作っている。


食卓は自給自足を目指して、少しでも自給率を高めるよう努力している。
持続化可能な生活は急務だ。
レイチェル カーソンの『沈黙の春』を読んだのはもう半世紀近く前だ。あの衝撃の警告の書からグレタさんの登場、そして顕著に現れ始めた環境の急激な異変。地球が悲鳴を上げているのが聞こえる。
自分にできることなどたかが知れている気がするけれど、それでもできることはやる。
農薬を使わない庭には、アメリカシロヒトリの毛虫がたくさんいて、毎日見回っては駆除する作業が続いている。除草剤を使わないのですぐに伸びてくる草との戦いもある。毎日が日曜日でも結構忙しい。


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2 コメント

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こんばんわ (fuu)
2021-06-24 20:39:35
まるで我が家のことのようです。(´▽`*)
奥さまの気持ちが手に取るようによぉ~くわかります。
先日はにんにくを、きょうはタマネギを収穫してきました。
そして・・・
もう 来年の畑のあれこれを描いているようです。
お願いですから、家で消費する以上のものは作らないで・・・
採れすぎたらどうかご自分でどうにかしてくださいとお願いはしておるのですが、
返事だけはしてくれておりますよ。(^^)
コメントありがとうございます。 (nob)
2021-06-24 21:41:21
わが家もニンニクとタマネギを雨の晴れ間を縫って収穫しました。
キャベツも毎日せっせと食べています。野沢菜も時漬けにして、消費しています。去年より少しは改善が見られ、配る先を心配することなく過ごせています。長ナスは種をまいて芽を出させたので、たくさん植わっていて、ちょっと心配ですが。

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