白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

三月の蕎麦の会 その後 ランニング

2021年03月14日 19時47分32秒 | 日記
月に一度の蕎麦の会。
昨年の五月からなので今回で11回目になる。
昨日の雨模様の天気からガラッと変わって青空が広がった。
暖かく、春を感じる。
最初から参加した人も途中から参加した人も色々だが、僕を含めて五人が集まった。
道具の関係で僕は打たない。もっぱら指導係だ。


四人のうち一人は、安く中古の蕎麦打ちセットを入手した。
ネットオークションで自前の道具を揃えようとしている人もいる。
今のところは僕の道具を提供しているが、やがてはそれぞれが自宅で蕎麦が打てるようになればいいと思っている。
こね鉢と麺切り包丁以外の、蕎麦打ち台、麺棒、まな板、駒板などは自作できるので、必要があれば手伝うことも可能だと伝えた。
蕎麦粉も今のところ僕が準備しているが、道の駅等で気に入った粉があれば買ってきて蕎麦の会で打ってもいいし、自宅で打つようなら蕎麦粉、繋ぎ粉、打粉も用意しますとみんなに話した。


月に一度なので「忘れちやう」と言いながらも、少し手を出してあげると「あっ、そうだった」という具合に思い出す。
やっぱり積み重ねは大事だ。やったことがないことは思い出せない。

男性陣は縄文という田舎そば風の蕎麦粉を二八で打つ。加水率が判っているので、今回は全部の水を一気に加える「一気加水」に挑戦。
手間をかけてチマチマと加水するより多分いい結果が出ると思った。
一人は明らかにこれまでと違ってあっと言う間に水回しが終わった。
女性陣は八ヶ岳という銘柄。まだ経験が少ないということもあって、分散加水。
一気加水と分散加水の何が違うのか、うまく説明できないけれど、同じ水の量でも結果が違う。
分散加水だと時間がかかり過ぎて、一部の粉だけに水が吸われてしまい均等に行きわたり難い。慎重になり過ぎてもいけない。雑でもいけない。水回しは真剣勝負。ここで蕎麦の出来の八割以上が決まってしまう。


見ていてもかっこいい感じの手付き。
なかなか決まっている。


丸出しも絵になる。






一連の作業があまり無駄がなく流れるようになってきた。
それぞれには麵が太すぎるとか、均一に切れないとか、まだまだ改善したい課題はあるのだろうが、それは伸び代ということで、一番大事なことは楽しく打つことだ。

前回打った蕎麦の感想を聞いてみた。
「美味しかった」
「ここで打った蕎麦を食べるようになったら、蕎麦屋へ食べに行かなくなった」

最初は手探り状態だったが、それでも回を重ねるうち、だんだんうまくなってきて、進歩している。
こんなコロナ騒ぎが収まれば、この場所で打った蕎麦の試食会をして、いろんな感想を出し合い蕎麦談義を楽しめればいいなと思っている。

* * * * *
午後はランニング。
昨日雨だったので、雨天順延。
メインメニューはインターバル。
目標のハーフマラソン2時間切りは1キロ5分41秒ペース。
5分15秒~5分30秒で800メートルを走る。
それを14回繰り返す。
いつもの田園風景の中で走るのだが、果樹の剪定の人の姿や犬の散歩の人の姿がチラホラ。少し人目が気になる。
100メートルを32秒くらいで走り続ける計算になる。
昔々の学生時代、100メートルを15秒を切って走ったよな、などと考えるとずいぶん遅いように思える。
が、甘く見るとトンデモナイことになる。あっと言う間に息が切れ、脚がもつれる。アラ古希の身にはとてつもない試練なのだ。
最初は7回の繰り返しだった。次に11回になった。今度は14回だ。
どうして叫ばずにいられよう「鬼!」
次回は何回になるか恐怖だ。








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