七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2009-06-17 00:07:56 | 自動書記
ねじれ暗黒舞台裏
破壊神の宇宙遊泳
虚空に落ちる月影
気づいた時には屍

不思議に思うどうして
教えてほしいなぜなら
未だにすべてがぼやけて
滑るようにこぼれ落ちてゆくから
時を止めて見つめて
待っている 再び動き出すまで

でももし動き出したら
ショックで止まってしまう
私の心臓は
ガラスよりももろい
壊れた後 また作った
砂の城に閉じ込められた
魂が脱獄する夜
夢を赦した陪審員

届くかどうかは分からない
賭けねばならぬ どちらかに
運命の選択が割れた
混沌の道が開かれる
この道は霧中
不確かな宇宙
分からない苦痛
それは普通