七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

13

2005-10-26 02:44:01 | 自動書記
高い
低い
どちらでもない
真ん中は
どこだ
飛行機から飛び降りた
真ん中めがけて
特異点を
もう一度
浮いた
滑った
いなないた
亀の
甲羅
文字
急ぎすぎた
自滅
爆発
塵になる
山になる
その他もろもろにもなる
すみかを提供
狂気をかくまう
ライオンに
育ててもらえ
百獣の暴君
ムカデの生まれ変わり
太古の
むかしむかし
転んだ拍子に進化して 挨拶もまだで 共食いの新しい方法を発明した
誰も見ていないのに骰子は転がった
行く先は半か丁かで決められた

ここでイカせろ 飾りなく味気ない風景 
すすんでいばらの道 でもだだっ広く  
かすりもせず
足と足の間に
前のめり
折れ曲がって倒れた
ツボの中に埋没
星になった
印刷された
売りに出された


つらつらと
もじもじと
挙動の不審
バットの芯
破壊神
波の音からしてヤバい
これからくる波はお前が思い描くどんな波よりでかいから
のまれてしまうんだ
中心に届け かすれ
一点ではなく全体
左 光 東
右 闇 西
雲を掴んだ
霞を食った
さじを拾い直した
アタック
内部へアタック
自由の中で途方にくれ
きめろ 
アクロバット
十点
百点
千店
一万点
新しい技
待望の破壊者
必ずいわれる たたかれる
十万点
悲しみ置いてきぼり
百万点
バランスに踏みとどまって待機
一千万点
都会の銀杏拾い
一億点
あ から ん  逆転
十億点
三角コーナーの掃除
百億点
人類滅亡
一千億点
野生の稲の咲き乱れるハーベスト
一兆点
おめでとうというしかないとか
十兆点
多摩川の支流を引っ張ってきたよ
百兆点
今回は13 十三回忌 十三歳 十三色 十三十三十三十三
一千兆点
シナプスの切れる音 
遺伝子の今日の仕事っぷり
背骨 からだ 空気吸い込んで吐き出す
死んだ動物の肉を食うグルメ
かちかち
せまる
集まる
衝突は避けられない
嵐のまっただ中に突入する
目を塞がれ ようやく見えた
聞こえた
気づかなかった

失うは
得る
空白
いつまでも埋まらず



    



12

2005-10-18 03:17:43 | 自動書記
ハングリー タイヤード
集中力ゼロの石ころ
道ばたの草にも負けた
ルンペンに
なってみるかい
ここはもうだめだ
地震が
いやそれよりも自己破壊が
ぼろぼろのワーカーホリックが
意気地なしのアルコホリックが
常軌を逸したブラックジャックが
都市に自己破壊テロを引き起こしているからだ
一例を挙げよう
例えば君の今日一日の自己破壊などはどうだ
こわせこわせ
こんなもの
すべて壊れても惜しくない
大嫌いなんだ
俺はのらねえ
ばかくせえ
覚醒
真夜中に覚醒 昼間の俺は眠りの中に
俺は真夜中起きだして歌う
昼間の俺が見た夢を ぶちまける 押し広げる 握りつぶす
絶えず更新される細胞にふさわしい早さで 俺の眠りと覚醒が更新される 荒れ地を暴走する
開拓地はどこだ 
真夜中の内部
赤い星の流れ
爬虫類の脳
落雷 爆音
音楽室
ぬりかべ
はだし

蹂躙し尽くした
ベランダで
柵の向うへ
飛べ
死ね
生まれ変われ
爆弾のように破裂しろ
俺の自己破壊衝動にふさわしいステージを
グランドフィナーレを一刻も早く
ああもう待てない
ぐにゃぐにゃのばらんばらん
アンバランスにねじ曲がってみたい
まともなことは何一つ言いたくない
へらへら笑いながら
遠くを見つめていたい お前のことなんか眼中にないかのごとく
そしていなくなる
だれもいなくなる
見えなくなる
しかし握っている
気がついたら
朝になっている
壊しにいく
殺しにいく
とばせ
タガは外れた
いかれた
いた
痛い
いたたたたたたたた

11

2005-10-13 04:35:28 | 自動書記
開かれる扉 閉じる言葉 
重荷になる頭 酒で飛ばす記憶 コーラで溶ける歯
戻りすぎて誕生以前 別の次元 想定の範囲外
都会から田舎 雨から晴れ そんな日々の暮らしからはなれ
点滅するストロボの波長に飛び込んだ夜
コンクリートを突き抜ける視線が見ていた
街の上空に浮かんでいた でかい液晶スクリーンにナイフ投げ
てもとが
狂った
悪気は
なかった
大衆は
怒った
このような手はずで逃亡しろ
監視カメラから 侵入してやれ
後ろに回り込め
バックドロップでとどめ 次のステージだ
阿修羅のような 顔を捨てろ 
試される 喜びが試される 裸にされる
ナイフが効かない 柔らかすぎて手応えがない
試しに自分を切ってみた
この傷が消えるまでは ここにいなくてはならない
他の星に行けない 別のものになれない 過去に戻れない
いまここ 
常に今ここ
にいなくてはならない
ここではないどこか に行くにはここから始めなければならない
スタート地点だけは決まっている
此処


旅なのか 祭りなのか 愛なのか がんじがらめなのか
両方なのか 偏っているのか 雨が答えを消してしまう
砂の上にまたやり直し 鳴き砂の浜辺に漂着 角はまだとれていない
パンの耳で聞け 流し目で確認 カッコつけてポーズとりながらものまね
天草のなかに固められた 文化が天草に緑の置き手紙のこしてあとを託した
アテナの女神に 拷問などの趣味 わかれた言語にさようなら兄弟
日が沈んだ方向に決める お月様に決められた低気圧の成長ぶりはもうカトリーヌ
のどかな田園もぐらぐら揺れている 裂けてきた 見てしまった
ページを破って 偶然の神が 挨拶にやって来た
今あるところ どこへでも 国勢調査しにいきます
よろしくお願いします どこまでも追っていきます
お前を騙す 支配者となります
堕落した 群衆になります
他人のせいにばかりする 無責任に覆われています
あまてらす カス
爆発
させるしかないと
思い詰めたんです 俺もろとも
そもそも俺のもともと
始まりのもともこもないもこもこ
友もあきれ顔 録画したともども
すもももも 今時の子供
そのおおもと
こもど
大トカゲの霊に取り憑かれていましたね
もう大丈夫
大丈夫な筈
大丈夫だといいね
大丈夫だって言ってくれ
では言ってあげる
大丈夫
なもんか
もうだめだ

10

2005-10-06 20:35:45 | 自動書記
外部から さらに別の外部に
東京の真ん中から
ケ-ブルを伝っていく 見に行く 会いに行く
全てばれてしまう 
明日からからに乾いた風が吹く 
滅亡後の地球上に広がる
輪になって死ぬ
衣擦れが近づいてきて追い越していく
仕事帰りに取り戻そうとしてさらに疲れ
穴という穴に栓をしてまわり
引き算して残り物を持って帰って力尽きて
暗闇に 
捨てる
今日はもう終わった
明日は始まっていない
はざまに
いるんだ
どちらともいえない
これを形容する言葉はない

には言葉は届かない 
早い
熱い
汚い
きれい
まだまだいかさない
どこにも帰れない
本当はどこにも帰る場所はない
本当はたくさんありすぎて選べない
全体を把握しきれない
顕微鏡でお前を見てどうのこうの言えないだろう
自分の意識も分裂 ぐにゃぐにゃになりながら日々暮らしている
もうどろどろだ 上澄みだけで生きていけない
無目的な生命力に方向性を ふさわしい生贄を
それもまた区別がつかなくなるんだ どろどろに取り込まれるんだ
暗黒大陸が津波に乗ってくる
俺の暗黒 俺だけの暗黒に ほかの暗黒は光さす
引きずり出されたヒッキー
あられもなく みんなもさすがに気まずくて正視できない
芋虫のように進むんだ 敗北の奥底まで5000キロずぶずぶ潜れ
地球上からは出られない 出口はない
アンドロメダ銀河はあるにはあるのだが
俺とはかかわりがない しかし何億光年か先にはアンドロメダ
なのに
巨大空間にぽつんと浮かんでいるだけのお前なのに
明日を待っているだけなのに
ただの現象のような生命体なのに
ゴキブリ並みだというのに
嘘に簡単にだまされるのに
億万長者の下働きのようなものなのに
やがて死ぬ
のに
いまはまだ生きているのに
理由は要らないのに
ききき きたーーーーーーー
キ印が
でかいまさかりだ
言葉狩りのまさかり
暗黒のでかい祭り
はざまでえぐい政権交代
もうテレビでも見れる どろどろが
そこらじゅうどろどろだ どろどろのネオンサインの夜は暗黒のまさかりで
切り口をさらして 断面で占え
明日はどっちだ
まだだ
答えはまだ
まてないが待とう
浮かんで
待つ
涅槃で
待つ
いつまでも待つわ
アンドロメダまで待ってくれ
時間は
もうない
もう間に合わない
俺は間に合わない