七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

新曲

2006-12-29 01:19:16 | 雑文
東京トリックスタ

不可能だと言われた そんな時代だ
だがそれは時代のせいにしてはいけない
時代なんて本当は 関係ないからだ


生き物 生まれたての生き物 そこら中を這いずり回る
人間という名前の生き物 寸鉄 東京トリックスタ
存在の不条理故に俺の発言は誰にも止められない
上も下もない宇宙空間 頼れるのは己の直感
兼ね備えてるものが強いんだ お前は光であり闇なんだ
さかのぼれば一つになるさ あれは46億年前
生き別れた兄弟が集う 言葉と音のゲリラ活動
いつか死ぬその瞬間まで 実験室の扉よ開け

仕事中俺は眠ってる 通勤列車の中で夢見る
真夜中には起き出して歌う 昼間の俺が夢見たことを
東京にエマージェンシーコール 地下街から届く臨時ニュース
東京の新しい男 寸鉄からお届けしましょう
競争社会のゴミ捨て場 補償額はまた切り下げられた
金がなくなってうろがきた 過去の栄光名誉白人
自分だけは助かりたいと 登って行けば切れる蜘蛛の糸
弱いやつをたたいて得る安心感 地獄行き最後の審判

こんなもの食えるか 代わりに俺が出してやる 一服盛ってやる
ハーブたっぷり効かせて 両手いっぱいの花に くずおれて眠れ
この世が黄昏れ始めても トリックスターは遊んでる
世界は巨大な知恵の輪さ 解きほぐしてパーツを解き放て
何者でもない ただのもの 何時だか知らないけど 今
理由なく意味なく でもここにある 魂は言葉で描けない
信じて疑え この言葉さえ 「あ」から「ん」まで嘘だらけ
目で見て触れて匂いを嗅げ 感じる時言葉は沈黙