七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2006-04-05 03:58:15 | 自動書記
嘘 うそ ウソ uso
言葉がしゃべってる
ひとりでに始まって止まらない
言葉は歪んでる 悩んでる そんな風に装っている
実は何も考えてない 堂々巡りとはこのことさ
空っぽの三半規管に飛び込もう 卵を握りつぶそう 合わせ鏡で映そう
セーフティーネットから
落ちてしまおう

亀になって逃走 俺の殻の中へ
内側への扉を開いて逃げていくお前
自分の中で 迷子 夢から覚めなさい
出窓から
開けていけ
始発で
乗り込め
誰もいない海
大きな砂場
どろんこで出勤
鏡に映して
左右反対
地球反対 宇宙反対
俺の幼年期も反対
大事なお金も反対
訴える方向が反対だ
ばらつきはじめた人間がうずうず
明け方の新聞配達で我に帰る日々
ここまでずれた所で反転
真夜中からいきなり朝が来る 朝はもうきてる 期限はとっくに過ぎている
始まってしまいもう終わりに向かって走るだけのお前は
あおられてる 受け入れを拒んでる 嘘だと思いたがってる 
ああつまらない日々だ
そうだ
なんてつまらないんだ
さらさら流れてる
ボー然
なんてリアルなんだ こんなことしてられない 俺は降りる
テレビドラマ並の軽さ 俺のからだの重さ
1メートルのジャンプ
インターネットの緑 緑色の水菜のサラダ
顔に風が 
アスファルトは汚れていた ところどころ芽が出ていた
忘れて当然 
必要なものは常に目の前にある
群衆は
ひとりづつ
狂っている
ここはジャングル インスタント味噌汁で洗われた
呆然の現実 いくらなんでもやばいだろ 現実だけは放送禁止
やさしい嘘がないともう眠れない
安心なんてなかったもんさ
眠らずに
夜の奥の奥まで
陰に隠れただけの太陽に 球体の地球上に 
酔いしれて
現実中毒
リアル原理主義
現実は底知れなかった
俺を知り尽くすことができなかった
納得いかないまま死ななければならなかった
なぜか生まれてしまった 理由はあった そんな理由では不十分な気がした
俺は馬鹿だった まちがえた
間違い続けた
それは正しかった
でももう それは過去のこと
過ぎ去ったこと
過ぎ去ってゆく言葉
常に今なんだ 過去はなく未来もないんだ
今は掴めない 掴むにはでかすぎる あまりにもでかい 反則だ ひどすぎる
言葉が愚痴ってるので
ポイ捨てしちゃった



でけー


うわ

まじ      かよ


へー

9999999999999999999999999999999999999999
救急車呼んでください 言葉が倒れちゃいました
qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq

はっ
あっ

ここだー ここだよー

今だよー

ほらほら
ふむふむ
さよなら
いきなり
映画より面白い 映画より全然怖い
嘘だったらどんなにかよかったのにね
ひりひりしてきた
ジャンクブルースよ俺を食ってくれ
などとごまかそうとしても
出られない
入れない
どこだかはっきりしない
何もかもはっきりしない
はっきりしてる俺が馬鹿みたい
上で 下なんだ
左で 右だろ
中は
どうなるんだ
どうにもならないよ
どうになんか なりたくないよ
ふざけているうちに日が暮れる そういうもんだろ
また夜が来た
朝がきた
同時にきた
同時刻に
ばらばらだ
一つにまとまることのない
全体だ
足だ
手だ
頭だ
その他全部だ
言葉だ
言葉以外だ
何もかもだ
泡…
空しくもなくしらけもしない泡だ
ぷちぷちいってる泡の分際で
大きくでてしまいました
はみ出してしまいました
泡っつーか 影?
高次元多様体の影
知り得ないものの一部分
沈黙が求められているのだ
それなのに
プチプチが止まらない
ごごごごごごごごごごっごごごごごごごごごごっごごごごごごごごごごごっごおごごおご
オレンジの木…
ふい
そつ
きれ
きれがある
今日のお前にはきれがある
きれまくっている
キレている
きれる
きれてしまう
この流れはきれてしまう
今きれた