七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2006-09-12 02:45:32 | 自動書記
軽く明るく ステルス
二番目の スタッカート 抜かす
カシスソーダ カウンターを滑る
カセットテープで スクラッチ
探してた傘 貸したまま なくした 改札
目からウロコの マルコムX
複写装置から 明日のチケット
しゃっくりと くしゃみで腹式呼吸
バランス守る 崩れたら 次がある
桜は咲く あまねく 練り歩く
風がない練馬区 散歩でプール
猫にじゃれつく 軽く噛まれる
どっちもどっちの嘘 君に見抜かれる
レコードはまんまる 今はコンパクトディスク
明け方の月 ほとんどかけている
出がけ 忘れ 鍵かけ 竹 
編み込め 魂はずっとお出かけ
亀の甲羅 どしゃ降りの雨 
亀裂 占い師のしかけ 
存在ははかなげ
影のように
歩け
起してくれ
はみ出た接着剤 バリ削り
紙で巻く 刻み もみほぐし
味見 消える痛み
裾のシミ 汗のにじみ
儀式しだい アカシアの下 
触れて自己紹介 初めまして
奇天烈 破天荒 渋さ知らず
北から 
南からも
西は…
東に沈む
つなげる 一周する 始まりに戻る
周りを回る 軌跡を描く 紙に書き写す
漏れ聴こえる 今何時かを知る 一時の
終点
終線
終面
終わった時空間
またもビッグバン
螺旋階段
登る三半規管
登り詰めた三半規管
どかんどかん
落ちる爆弾
ガン 散弾 
不穏な予感
もうすぐ
時間

36

2006-09-08 01:13:33 | 自動書記
俺とお前で夜の いや昼の
胃の痛み 真っ昼間から
東に 沈む 俺の怒りを鎮める
汚い朝 激しく剥がれてかじかんでがちがちいってる
ギャー キャー シャー シュッ ジャーン
うははははははははははははははは
おーい おーーーーい
おんどりゃ てやんでえ べらんめえ
えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか…
E=mcだよ
意義あり
かなかなかなかなかな みーんみんみんみんみんみんみんみんみーーーーーーーーん
がく すか かっくん どて とぼとぼ
何だと
がーん
シュボッ フーーーーーーーーーーーーッ
よっ
ううりゃあああああ
グワッッシャーン
ぽこん
嗚呼
やっべ
あちゃあ
ピコーン ピコーン
っっっっっっっっっっ
あれま
くうん
ザクッ
どむどむどむどむどむどむどむどむどむどむどむどむ
イエーイ
こっこんな これほどまでに 
いったー
ころん
きゅううううう
ぼよん
えへへてへへへへへへへ
さっ
いこう
そっ
航空機
エンジンランニング
ずごごごごごごごごごごごごごご
どどどどどどどどどどどどどどど
ぐもおももももももももももももおもおもももおもも
バン
あっ
ついに
やったな
しーん
シーン
ぼちゃん
竜の嵐
おまえは
すでに
緊張のない
デク人形だ
無力な
海の向こう側
ジャンプ
侵入
ちがうぞ
そこじゃないぞ
面倒見切れないぞ
ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ
カキーン
冬がくる

35

2006-09-01 23:23:35 | 自動書記
試されて速度は早くなる
タイプのリボンが足りないから
鰹節を使ってくれ
自分自身で発酵してくれ
煮詰まった地平線
山形からの刺客
飛脚 脚力 飛ばし過ぎで痛めた
カレンダーに予言
亀の明日
反対意見の情報操作
かじりつけ イマジネーションの危機 聞き比べ
問われる 想像力が 独創性が
極端に走るのがこの国の特徴だから
スーパーカウンターカルチャーが必要だ
お前一人の重い負担
お前にかかる未来の展望 同情はゼロだそうだ
舞台はしらけきっている その分みんなが渇望している
ジャンクの緑色主義者
別の道を行く親友同士のように
星が瞬きあうそうじゃないか
重力を知った日から俺はおごりを捨てたんだ
葉山の海辺
栗の棘
カワセミを見たか
原色が混じって灰色のコンクリート詰め
こわそうよ 少しづつ
雨が溜まる窪地
傘がない
暇がない
失うものがない
あるけどない
歩けど…
ないのか
危うい関係性の生命体
綱渡りのDNA
俺はさしずめ跳ねる泥
生命の飛沫 俺は跳ねている