七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2006-01-11 01:01:24 | 自動書記
乾ききった大地に
火がつく 星ごと燃える
これでひとつ大きな何かが終った
終わりに向かって走っている
終わりの中の終わり 最後の終わりが
出迎えてくれる
俺は着飾り
最期の舞台へ出て行った
死んだときは
雨が降っていた
火と水が混じりあう
全部入ってる
この世界に全部ある
俺は取り出す
ランダムに
並べ替える
偶然の神と一緒に遊ぼう
偶然出会うものは精子と卵子 偶然生まれる運命の全部
時間がつなぐこのタイミング 俺は身を任せそれをタイピング
目にするものはあたり前のことばかりだった
異常性犯罪者も悲しい世界の片隅で 
燃え尽きようとしている
TVフリークショウも
尊い自己犠牲も
理解するより前に燃え尽きる
理解が間に合わない

言葉で
描けると
思うなよ

早く触って
聴いて見て
嗅いで味わってくれ
もう黙ってくれ 百聞は一見にしかずだからお前の話はもういい
俺の話も特にない
あいうえお

休んで下さい