〜マヤ暦K69〜 ガボンで過ごすお正月

こんなに賑やかな年越しは初めて。
最初で最後のガボンでの年越し。
まさかアフリカでこんな日本食が
食べられるなんて……。

頂き物の真空パックのお節。
美味しそう……
確かめる前に、もうすでに無くなっていた。

所長が差し入れしてくれたお蕎麦は
美味しかった。
さすが、美食家の所長のおすすめだけある。
そして、近所のカパル(魚市場)で仕入れた魚づくし

本当は隊員全員が集まる予定だったが、
夜の移動手段がなかったため、
宿泊できる場所で
それぞれ個別に集まることになった。
我が家は「花火を見たい組」が集合。

新年になると花火が上がる。
去年の年末から大統領の体調が良くないといわれ、
情勢悪化が心配されていたが、
その不安を吹き飛ばすような明るい花火だった。

それも、あちらこちらで一般の人たちも
照明弾のような花火を上げていた。
ベランダから花火を見ながら、
「ガボン、がんばれ〜。」
とみんなでガボンの明るい未来を願った。


「お正月をゆっくり過ごしたのは
なん年ぶりだろう。」
日本では、助産師をしていたまみちゃんが
ポツリと言った。
きていた女の子たちはみんな医療関係者。
盆も正月もなく働いていたという。
家と病院の往復の日々だった。
でも、ここに来てやっと
自分を振り返る時間ができたという。
「これからは自分の時間も大切にします。」
そうそう、人を幸せにする前に、
まずは自分も幸せになろう。

私のマヤ暦にも付き合ってくれた。
みんなに一斉にマヤ暦の話をするのは、
ちょっとドキドキしたが、
みんな楽しみながら聞いてくれた。
私は、こんな明るいマヤ暦が好きだ。


「占いはいろいろ聞きに言ったけど、
こんなに自分のことがわかったのは
初めてです。」
ゆのちゃんにそう言ってもらって嬉しかった。
マヤ暦は、占いではないけれど、
人生の羅針盤のように進む方向を示してくれる。

結局、夜中の2時半まで語り合った。
(私が一人で語ってたかも)
眠かっただろうに……付き合ってくれて、
ありがとう。


翌日は餅つきに挑戦。
鍋ちゃんが「青い手」のパワー発揮。
みんなでついたお餅も、
鍋ちゃんがはるばる日本から持ってきたおもちも
どちらも美味しかった。

日本のお母さん、お父さん、
皆さんの子供達、がんばっていますよ。
真理子さんがガボンの母として、
みんなのお腹を満たしてくれているから、
ご安心を

愛は巡り巡って、ちゃんと届く。
目の前の人に愛を送ろう💕


今日、私に届いたお年玉は、
すみれからの電話。
元気そうに振舞っていたけど、
時々声が震えていた。
「悲しいときは泣いてもいいんだよ。」
無理して笑っていたから、
心と体がバラバラになりそうだったのだろう。
自分に正直になるって、
一番難しいのかもしれない。



☘️ 1月2日(水)☘️
K69 赤い月・白い世界の橋渡し・音4
自らのミッションに命をかける「赤い月」
人を隔てず、幅広い人脈を作る「白い世界の橋渡し」
鋭い感性で微妙な違いを見分ける「音4」

自分自身を浄化する日。
感受性が敏感になり、
些細な事が気になったりする時は、
なぜ気になるのか、
その原因を突き止めてみよう。

K69〜K72
大いに語り、人々を勇気付ける日。
不平不満を言わず、
小さいことに喜びをもとう。
周りの人と一緒に学び、
知識を向上させることは、
人生の大きな喜びにつながる。