この世界の片隅に

先日、近所のミニシアターでタイトルの映画を観ました

大絶賛された作品なので、是非観ておきたいと思っていたものを
思いがけずミニとは言え シアターで観ることができたのはラッキーでした

夏休み・戦争教育 さまさまです


広島の原爆を題材にした作品なので
例えば
火垂るの墓のように、超超 涙モノとか
はだしのゲンのように、恐ろしい映像すぎるとか
ってあたりを想像・覚悟していたのですが
この作品は、そうではなかったです。

おっとり・のんびりした性格の主人公が非常に良かった！
絵を描くことが好きだった主人公が不運にも利き手を失ってしまうのだけれど
そのことで嘆き苦しむシーンは殆どない。
もちろん辛くないワケがなく、悲しくないワケがなく、、、
しかし 「今」を生きていかねばならない
人が奥底に秘めた強さがウマイこと表現されていたと思う。

それにしても
これが そんなにも大絶賛されたのか？ と思ったんだ～、
観てるとき＆観終わったときは、ね。
ところが あとから来る！
しみじみと来るモノがある。
先にも書いた通りの、主人公の芯に秘めた強さのようなものとかが
あとから ズシンとのしかかってくる、そんな良さのある映画だ。
こーゆーのは、最近ちょっとお目にかからないかも。


何度も頓挫しかけながら、ものすごい費用をかけて
たくさんの聞き取りを元にして作られた作品だからこそ！　かもしれない。

アニメーションなので、とっつきやすい映画だとは思うけれど
あまり小さい子には難しいだろうなぁ