Yuki Life

希望を胸に
しっかり 歩こ♪

チャーチル・ファクター

2016年07月12日 21時31分02秒 | Books
     

図書館で予約していた この本が
私の手元に回ってきたとき、
ちょうどイギリスはEU離脱の賛否を問う国民投票を控えた時期で
この本を書いたボリス・ジョンソンは、「ときの人」だった。


ボリス・ジョンソンの主張はイギリス国民の支持を得て
イギリスはEU離脱の第1歩を歩み始めることになった!
のに、それを先導していたボリス・ジョンソンは大統領に立候補しないという。。。


なにそれ?
なんだろう、この人?


そんな著者への不信感も手伝ってか
この チャーチル・ファクターという本は
あまり面白く読めなかった。

著者が、チャーチルを高く高く評価していることは 凄く良く分かったけどね、
なんだか擁護がましい感じがして
読んでいて気持ちの良い文ではなかったな。



別の本を読んだ方が、
もっと純粋にチャーチルの偉大さを感じられるのではないだろうか。
なにしろ凄い人物なのだから。

ナチスに屈しなかっただけじゃない、
アメリカを巻き込んだだけじゃない、
今も普通に使われている様々な言葉を生んでもいる。

たとえば
つい5か月前に伊勢志摩で行われたばかりで記憶に新しい「サミット」
主要国の首相が集まって会議することをサミットと名付けたのはチャーチルだし

イラン・イラク・よるだん・パレスチナ…あの地域を「中東」と言うようになったのも
冷戦時代のソ連の閉鎖的態度を「鉄のカーテン」と表現したのも
チャーチル。


チャーチルは、たくさんの名言を残しているというのに、
この本には、あまり丁寧にそれらに触れていませんでした。


また
別のを探して読むかな~~

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