美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

安穏な日々

2006-11-23 17:35:24 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、今日とのんびり読書&昼寝の日々。

山ちゃんから借りてたマンガ「デトロイト・メタル・シティ」の1・2巻を一気に。実にくだらんが笑っちゃう。カヒミ・カリィ(最新作は"お洒落"では片付けられない刺激的な作品だ)みたいなお洒落な音楽が好きな気弱な主人公が、なぜデスメタルバンドのヴォーカルになったのか、そのあたりが触れられてないのであるが、それは後々明らかにされるのだろうか?

「ミュージックマガジン増刊 ムーンライダーズの30年」もなかなか読み応えのある1冊。大滝詠一氏のインタビューが面白い。慶一氏がはっぴいえんどの入団テストで大滝氏と細野氏に落とされたとか。双方で言い分は違うものの、それは事実だそう。慶一氏がはっぴいえんどに入っていたら今頃どうなってたのだろう。moonridersがなかったってことになって、わたしの音楽人生も違ってただろうなあ。

「ビジュアル版 日本の歴史を見る~南北朝と室町政権」を後醍醐崩御のところまで。この本、文章も多いものの写真も豊富で楽しい。吉野山の美しさったら。

村上春樹氏による新訳「グレート・ギャツビー」と村上氏が読者の質問に答えるシリーズ第3弾「ひとつ、村上さんでやってみるか」は読み始められず。他にも読みかけの本が4冊ほど。他のことについては、全くもって一途な男であるのに、こと読書に関してはふらふらあっち行ったりこっち行ったりしてしまうのはなんでだろう?

音楽は、THE Beatlesの新譜(!)「LOVE」と今月のJALの機内誌にインタビューが載ってたJUSTIN TIMBERLAKEの「FUTURESEX/LOVESOUNDS」。前者は、信者はボロクソに言うのだろうが、思ったほどイジられてないイメージ。わたしならもっとイジりまくってブッ壊してやるのだが。後者は詳細全然知らない。元アイドル?間違ってたらゴメン。じゃあ、なんで購入したかって?何かね、タイトルがいいなと思ったのよ。ただそれだけです。音はまだ聴いてません。

LOVE (通常盤)LOVE (通常盤)
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2006-11-20



怒濤の日々#5(怒濤の日々が終わる)

2006-11-22 10:46:32 | 日記・エッセイ・コラム
14時集合であるが、15分ほど早く十三に着いたので、ちょっと十三公園で時間潰し。散歩中の子犬が足にまとわりつく。頭を撫でるとぴょんぴょん跳ねやがってかわいい。頃合いを見計らってライブハウス"ファンダンゴ"へ。途中、おっさんと、いかにもといった感じのおねーちゃんが昼間っからホテルへ消えていくのを2組も目撃。さすが十三である。

逆リハのため、ほぼ最後にサウンドチェック&リハ。結構みっちりやらしてもらう。リハ終了から開演までは衣装に着替えてはしゃぐミタキの見物。今回、2人ともキルト風のスカートをばたっちに作ってもらったのだ(ばたっち、ありがとう)。生まれて初めてのスカートは思ったよりスースーしないが、意識してひざを閉じとかないといけないのがつらい。女子も大変なのだね。

定刻、MCラムパンペイロのステージから開始。今回もLess Than Zero 3/4でバッキング。1曲入魂のパフォーマンスの後、われわれLess Than Zeroの演奏。今回、レギュラーの白ふんどし・ナガイ君は1曲目のみ参加、それ以降は師匠マルタニカズ(敬称略)がベースを弾く。事前に合わせた回数は少なかったものの、遊び心のあるメロディアスなベースを弾いてもらってうれしかった。自分について言えば、最初の曲でギュイーンギュリギャリなギターソロをやっちゃって困った。本当はその次の曲でやるつもりだったのに。さらにリハ時は問題なかったのにDelayの電池が本番で切れててびっくり。でも、電池切れててもバイパス音はちゃんと出るのね、知らんかった。さらにさらにそのさっきのギュイーンギターでブリッジのねじが1本飛んじゃって、2弦の弦高が下がっちゃってこれまたビックリ。が、まあ何とか最後まで演奏終了。いや、本当に楽しかった。途中、コーラスしながら感極まって(?)泣きそうになったりしたのもご愛嬌。もう、ほんとに涙もろいんだから。

その後は、いつもの観客に戻ってビールをガンガン飲みつつライブ鑑賞。マルタニ師匠のステージが短めだったのがちょっと不完全燃焼気味であれだったが、まあ、そんな日もありますよね。カトウさん、すっぽんぽんズに続いてKingさんたちのブルーズ三昧のステージで本日終了。皆様、お疲れさまでした。忙しい中、足を運んでくれた皆様にも感謝。ミタキ父に久々に逢えたのもよかった。

後片付け完了後、ファンダンゴの向かいの焼肉屋"しいちゃん"で打ち上げ。肉食いたい口になっているのに、サラダやらお刺身(美味しかったけど)でじらされる。いやーん、じらさないで早くして!と発情オンナみたいな台詞を口にしかけた頃、ようやく肉登場。うーん、美味い。ガツガツ食べる。すぐ食べる。また食べる。ある程度食べた段階でもう満足。あとは、ひたすらビール&ワイン。そうして3時前、お開き。タクシーで帰宅。

これにて、晩秋(初冬?)の怒濤の日々は終わりを迎える。さあ、創ったっきりほったらかしの新曲の録音をしなくちゃであるし、たまってる本も読まないといけないし、カニ&温泉の詳細を考えないとダメだし。やることはいっぱいあるが、それもまた楽し、である。


怒濤の日々#4(本日、ラフレシアン・コムプレックス Vol.3@十三ファンダンゴでっせ)

2006-11-21 11:52:31 | 日記・エッセイ・コラム
週末寝不足だったからか、今朝はゆっくり9時まで寝る。起床後、ギターの弦を張り替え、チューニングがてら曲のコードを最終確認。その後、服等、荷物をまとめる。

さて本番はどうなることやら。へたなのは今更どうしようもない。自分達らしさが出せればそれでいい。ぜひぜひ沢山の人に聴きにきていただきたい。






怒濤の日々#3

2006-11-20 19:35:38 | 日記・エッセイ・コラム
前の晩(というか朝か)、4時に就寝したものの、8時半には目覚める。おじいちゃんパワー炸裂。昨夜のリハーサル時、ミネラルウォーターのみで、酒を抜いたからか、目覚めは素晴らしい。シャワーを浴びて、新聞読んで、ネットチェック、等々。11時前に家を出て、武庫之荘から阪急電車。十三駅ホームの阪急そばで遅い朝飯兼早めのお昼。カレー丼&うどんで腹一杯。ちょっと食い過ぎ。食後、宝塚線で岡町へ。駅の南のスタジオでリハーサル。12時集合のはずなのに、誰も来ない。30分経過。まだ来ない。13時前くらいになって、ようやくLess Than Zeroのメンバー集合。早速準備し てリハーサル。メンバー全員揃っての事前リハは今回が最初で最後。うしろも詰まってるのでテキパキと。1時間弱で終了。何とかなりそう&ちょっと不安な気分が交錯する。が、本番はやるしかない。

15時、全てのバンドのリハ終了、解散。わたしたち(Less Than Zero 3/4)は阪急&地下鉄でなんばへ。今日は30周年を迎えたmoonridersの大阪公演@なんばHatchである。遅刻も覚悟していたが、無事開演1時間前に会場前に到着。そこできったんと落ち合い、カフェでビール&ナッツ(きったん、ごちです)。ミタキ嫁も合流し、いざ会場へ。ビール飲みつつ開演を待つ。なぜか客入れ時の音楽はなし。定刻過ぎ、メンバー登場。それから至福の2時間半。あんな曲が聴けるとは。この曲、ミタキ愛娘のりんちゃんが好きな曲よね、聴かせてあげたかったな。全曲ではないものの、かしぶち氏の生ドラムが聴けたのもうれしかった。良明氏も元気一杯。ピック欲しかったな。「本日の公演は全て終了しました」のアナウンスがあったが、かまわずアンコールの拍手&歓声を続けるオレたち尼西バカトリオ。諦めた頃にメンバー再登場してくれて、本当に感激。バカでもやる時はやるのだ。

ライブの余韻に浸りながら、地下鉄で梅田へ。曾根崎Todo O Mundoでのワイン会に参加。ボジョレーも味は軽いものの、香りがよくて悪くないじゃん。てなわけでガブ飲み。その他のしぶ目の赤も、これまたよろしい。料理も次々運ばれ、ライブ後のテンション上がり目のバカたちはさらにバカに。夜も更け、雨も強くなる。明日も早起きのわたしは1時過ぎに店を後にし、2日連続タクシーで帰宅。ちゃんとシャワーを浴びた後、就寝。

翌朝、7時起床。二日酔いで頭痛&胃が痛む。通勤のクルマの中、ラジオからKANの"まゆみ"。ちょっと泣く。そんなオレってだせー。だけど、そんなあなたが好き、とオレの中の乙女が言う。

二日酔いでの午前中は会議はつらい。会議が終わって昼過ぎ、ようやく気分持ち直す。

ムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッドムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッド
価格:¥ 3,045(税込)
発売日:2006-10-25



怒濤の日々#2

2006-11-19 09:05:01 | 日記・エッセイ・コラム
会社の同期(みたいな)、Tさんの結婚式に出席するため、千里阪急ホテルへ。チャペルでの式では、朗々と歌う牧師さんに負けないくらいの大声で賛美歌を熱唱。やっぱりバカか、オレ?

披露宴では美味しいお酒&料理。久々のフルコースがうれしい。それにしても、この会場、大阪であるのにこの郊外感はなんだろう。まるで森の中のホテルのような雰囲気。窓の外は木々で溢れている。なんか素敵だ。宴が進むとともに、いつもの悪い病気が顔を出す。それは関係者へ感情移入しすぎること。花嫁の父母はもちろん、久々にあった叔父さんや花嫁本人、新郎の母親の気分になったりで、スピーチやキャンドルサービス等、何かある度に涙が溢れる。見れば、オレだけじゃなく、同じテーブルの会社の同僚関係の皆も結構泣いてるじゃん。ああ、おっさんになると、こんなに涙もろくなるねんなあ。いいんだか、悪いんだか知らんけど。ということでお幸せにTさん、S子さん。

数時間の宴は終わり、余韻に浸りながら帰宅。夜に備えて昼寝。

自宅で軽くメシを食ってから、曾根崎デッドエンドストリートへ。Todo O Mundoで赤ワインを2杯ほどいただいた後、Naturallyへ。今夜のNaturallyはBarではなくスタジオである。セッティングして早速、11/21(火)のライブ(ラフレシアンコムプレックスVol.3@十三ファンダンゴ)のリハーサル開始。外は寒いが、店内は暑い。半袖Tシャツになるも、まだ暑いのでクーラーまでかける。ミネラルウォータ-で水分補給しつつリハは進む。何度も何度も曲を繰り返し、ある程度形が見えてきたところで、本日は終了。時間は深夜3時過ぎ。翌日のことを考え、タクシーで帰宅。うどんを食べればよかったな、と後悔しながら帰宅。4時就寝。