美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

隠せ

2006-10-31 18:36:46 | 日記・エッセイ・コラム

誰も彼も自分に都合の悪いことは隠すのだ。隠蔽体質。くさい物にフタ。隠し通せるとでも思っているだろうのか。もしそうならばナメられたものだ。

企業は自社製品の欠陥を隠す。学校はイジメの実態を隠す。政治屋は自らの悪事を隠す。ならず者国家は自ら仕組んだ謀略を隠す。かつての行いを正当化したい人々は歴史を隠す。アイドルは触れられたくない過去を隠す。かくれんぼでは自分の身を隠す。風呂屋ではタオルで前を隠す。エロビデオではモザイクで隠す。エロ本じゃ何らかの方法で局部を隠す。

隠されるから見たくなる。隠されてるから覗きたくなる。隠されているから暴きたくなる。

隠すことでよけい泥沼にはまる。隠すことで信用をなくす。隠すことで本人すら真実がわからなくなる。

きみの隠された心の内を見せて欲しい。ぼくも心の扉を開くから。 そして、今日も木を植える。


珍味とワインの夜は更けて

2006-10-30 18:57:52 | 日記・エッセイ・コラム
日曜日、珍味とワインの会「珍夜」@Todo O Mundoに参加。名前を聞いてもどんな食べ物なのかまるでわからないような珍しい食材を用いた料理の数々。いやー、なかなかどれも美味でした。そんな中でも圧巻だったのは「牡蠣のメンダー炒め」。メンダーが最初何かわからないまま食し(すり潰した形で供されたため)、その後の種明かしで、それが「たがめ」であることを知る。たがめですよ、たがめ!。味はちょっとクセがあったけど、香りはとてもいいのでした。タイ料理でよく使われる食材だとか。おそるべし、タイの人。その他、ワニの足やウミガメ等々も。でも、個人的に一番美味しかったのはカモ肉に秘伝の味噌をのっけたもので、それって結構普通の料理じゃん!ってことで、まだまだ珍味の奥深さを理解出来ていないわたしであった。おっと忘れてた。ワインもいろんな種類をたくさんいただきました。最後にはシャトーマルゴーなどというプレミアムワインも飲ませていただいちゃって、極楽気分を味わった日曜の宵でした。


スーツをオーダーしても四面楚歌な人生に変わりはないのか?

2006-10-29 10:05:28 | 日記・エッセイ・コラム
とある仕立て屋さんでスーツをオーダー。初めてのオーダーである。からだがこんななので(どんななの?)、こちらで合わせればこちらが合わず、こちらがぴったりでもこちらは入らない、みたいになりがちなのだ、既製品だと。てな訳でオーダー。最初なので安い生地でお願いする。しかし、自分で全て選べるということは、全部自分で決めないといけないってことで、ちょっと大変。もうちょっと勉強してから臨むべきだったかも。まあ、とにかく出来上がりが楽しみではある。

その後、NUの石橋楽器、タワーレコードをのぞいた後、ヨドバシへ。おお、出てるじゃん、MacBookPro。ちょろっとさわってみるが、今のPowerBookとのパフォーマンスの違いなど当然だがわからん。ちなみに現在、在庫はないとのこと。まだあせってないので大丈夫だぜ。

さらに南へ歩く。マルビルのタワーに寄るが、特に買うものなし。というか、MacBookPro買うための節約シフトに知らず知らず入ってるのかも、自分の中で。それってちょっとセコい気もするな。CDくらい、買いたいもの買えよ、オレ。

さらに南へ。堂島のジュンク堂へ向う。午前中に例のまんが太平記を読み終わったので、さらに詳細を調べたく、歴史関連の棚へ。が、こんなに大量の書籍があるのに、南北朝関連の本って少ないのな。あっても、高い学術書くらいでちょっと読めそうもない感じであるし。そんなことで、特に買うものなく店を出る。

土曜の新地は閑散としてる。曇り空を見上げながら、曾根崎へ。Todo O Mundoでメシ。店に置いてあったガキデカと伝染るんですを読みながらサバのマスタード焼き&牡蠣のパスタを。どちらも美味。それと初めて飲んだモヒート(やったよね?)も旨かった。その後、気前のいいお客さんのおごりの白ワインで良い気分。四面楚歌だったり半信半疑だったりの人生であるが、しっかり歩んでいかないといけないのだよ、オレたちは。おおっと忘れてたぜ、今日の本題。ということで、支払い済ませてNaturallyへ移動。11/21のライブ@ファンダンゴの曲目を決めるのだ。結構あっさり決定し、あとは飲みながらダラダラ。最後はそのライブ時の衣装の話へ。これまでのライブではそこまで考える余裕もなかったのだが、ビジュアルも大事よねってことで検討する。あーだこーだあり、ほぼ決まる。これ、決まったら格好いいぞ、たぶん。ちょっと、誰かさんのパクリっぽくもあるけど。

5時前、店を後にする。大阪駅まで歩くとちょうど始発に乗れた。が、知らず知らずの内に寝てしまい、気付くともう立花。なんとかギリギリで電車から降り、15分強歩いて帰宅。今日は意外に元気でシャワーも浴びてさっぱりしてから就寝。


ちょっといい腕時計を買うかも、いや買わないかも

2006-10-27 20:58:21 | 日記・エッセイ・コラム
ストラトキャスター(エレクトリックギターです)やらMacBookProやらを買うや買わないやなどと言っているわたしですが、そういえば、もうひとつ買わなきゃいけないものがあったのだった。そ・れ・は・腕時計。

時はさかのぼり8月。出張で羽田へ向かう際、伊丹空港のセキュリティゲートを、財布やら携帯やらと一緒に腕時計もかばんの中に突っ込んで臨み、無事通過出来たまではよかったのだが、搭乗口に向かいながら、かばんの中から時計を出したその時、勢い余って地面に落としてしまったのでした。機能的には問題なさそうで、針はちゃんと動いていたものの、ベルトの留め金部分とかが壊れちゃって、装着出来ない状況に相成りました。

それから3ヶ月近く、腕時計なしの生活。まあ、携帯もあるし、街には至るところに時計があるので正直そんなに困らない(機上ではさすがに携帯は見れずちょっと困った)のであるが、コンサバサラリーマンとして、それはどうなの?とも思うのだよ。

てなわけで、いわゆるブランド物のちょっといい腕時計を買おうかと思ったりもするが、性格上、たぶん買えないでしょう。しょーもない安もんを買っちゃいそうな自分がちょっとだけキライになるが、いやいや、そんな風に経済観念がしっかりした人なら、お嫁さんにぴったりなんじゃないの、と心の中で弁護したり・されたりしている秋の日のわたしであった。

ところで、今日は暗めの夕焼けの後の三日月が美しかった。


おまけにつられてネット詣り(牛に引かれて善光寺詣り、のリズムで)

2006-10-26 21:36:45 | 音楽
Corneliusの新譜の件。おまけの8cm CDがそれぞれ違うということで、タワーレコードとHMV(どちらもネット、吐息でネットは南野陽子)それぞれから購入(その他のバージョンもあるのかな?)。

てなわけで、CD本体が1枚余っとります。欲しい人は連絡ください。非厳正なる抽選の上、1名様にプレゼントいたします(当然おまけはあげません)。

内容は、1回ざっと聴きましたが、何とも言えない不思議な音響作品となっとります。こんなの創るの本当に大変やろうなあ。あと、近々始まるというライブツアーでこれらの曲が一体どのように演奏されるのか興味津々である。きっと別物なんでしょうね。ちなみにアルバムのトータルタイムは46分49秒(ヨロシク=夜露死苦)。わざわざマスタリング時にこの時間に合わせたそう。バカだよなあ。