美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

真夏の夜中の夢

2006-07-31 18:35:41 | 日記・エッセイ・コラム
真夏とはいえ、さすがに夜中3時半。外はそんなに暑くない。それにしてもお人よしな男である、オレ。今回も4時半からの作業の立会いをやるハメになって、またまた3時過ぎに起きたって訳だ。いつもの通勤路は空いている。ほとんど前後にクルマはなし。飛ばしたくなるが抑えて抑えて。早起きのじーさん・ばーさんがフラフラと飛び出して来ないとも限らない。空はまだ明けない。月も見当たらない。公園の木々が揺れている。小さな川の流れは澱んでいる。カーステレオの音量を絞って、外の音を確かめる。湿気とともに輪郭のはっきりしない音が車内に流れ込む。意識がハッキリしてくる。空はまだ暗いままだ。


エフェクター購入計画

2006-07-29 17:13:52 | 音楽
昨夜、家でビール(500mm缶)と白ワイン(フルボトル)と焼酎少々飲んだら、かなり酔っぱらって、記憶も若干なくなり、そのまま寝てしまった。

なのに、今朝はスッキリくっきり7時には目が覚めてしまう。せっかくの休みなのに。会社の若い連中におじいちゃん体質と言われるのにも同意せざるを得ない。

カーネーションの新譜とフルカワミキちゃんのソロデビューアルバムなどを聴きながら、新聞を読む。さらに昨日コンビニで買ったHanako WESTをパラパラっと。焼肉と焼鳥を食べたくなる。朝っぱらから。

その後は、ひたすらネットでエフェクターの選定作業。前回のライブで使ったマルチエフェクター(文字通り小さなサイズにマルチなエフェクターが入ったお得で便利なモノ)が本番中に暴走するというアクシデントがあって、もうちょっとウンザリな訳で、じゃあ、気に入ったコンパクトエフェクターを買い集めようじゃないかってことで。

メーカーのホームページでは音のサンプルもあって、いやー、便利。気に入ったモノを某ネット楽器屋のカートに放り込んでは、削除、放り込んでは削除しながら、ようやく理想のシステムが見えてきた。他のネットショップよりだいぶ安いその某店でも合計約8万円也。高くつくのねえ。デジタルなシミュレートものはなるべく外し、アナログなものはアナログそのものを選んだからね。これがえらく高価なのだ。

とか、いいながら、まだ買った訳ではないので、買うまでに時間がかかる男としてはまだ気が抜けないのである(って、必要ならさっさと買えよ、オレ)。


昼間の強烈な暑さ・夕暮れの涼しさ・須磨のしょーもない思い出

2006-07-26 21:09:20 | 日記・エッセイ・コラム
夕方になって幾分涼しくなってきて、いったい今日の昼間の暑さは何だったんだと考える。ああ、須磨の浜辺で水着ギャルを眺めながら、ひたすらビール&コパトーン(最強)の日々を思い出す。あの頃は真っ黒に日焼けしてて、おまけにロン毛だった。よく日本人に見えない(中南米系?)って言われたなあ、その頃。ああ、コパトーンのココナッツの匂いが懐かしい。それにしても、あんなに夏中通った須磨の海であるが、一度も海中に入ったことが無いっていうのが、ある意味自慢である(←バカ)。


雨の日曜日はブルー

2006-07-24 19:48:17 | 日記・エッセイ・コラム

なんかついてない日曜日だった。

本当は休みのはずだったのが、急遽出勤することになり、まあ、作業の立会いだけなので、溜まってる本でも読んどこう(内緒)と若干二日酔い気味の頭で考えながらプジョー106は走るよ、会社まで。

本読んだり、Webでネットサーフィンしたり、たまに食うと旨い(様な気がする)コンビニのジャンクな弁当を食ったりしているうちに15時。これにて作業完了だってさ。お、ラッキー。予定より2時間も早いじゃん。では、さっさと家に帰って、シャワー浴びて、ゆったり気分でCDを聴く。リラックスする時間であるなあ。さあ、そろそろビールでも飲むか、と思った矢先、携帯が鳴るのだった。

当然、可愛いあの娘から、な訳はなく、会社の監視センターからで、ガックリ。話を聞くと、サーバが7~8台、ダウンしている模様、とのこと。いつも緊急で出社・対応してくれるヤツは今日は田舎へ帰っておる。ちゅうことは、オレが行かなくては。さっき帰ってきたばっかりなのになあ・・・。

急いで着替えてまたプジョー106でGo。雨が強くなってる。夕方で道も混みだしてる。マナーの悪いドライバーも多い。早く行きたい。進まない。マナー悪い。進まない。イライラ・・・。

通常の倍くらいの時間がかかってようやく会社へ到着。(ここでの内容は省略)。2時間後、障害の原因を取り除き、ようやく開放されるワタシ。さあ、さっさと帰って、ウナギ食うぞ。

シャワー浴びて、ビール飲んで、ウナギ食って、焼酎飲んで。

時間は過ぎる。そろそろ眠くなってきたなあ。ってところで会社からまた電話。空調か何かがトラぶってる模様。急いで出社。本日3回目。ああ、疲れる。夜も遅いので道は空いてる。今、つかまったら酒気帯びかなあ。

会社について対処はすぐ完了。15分ほどウォッチして、会社を後にする。もうこれ以上、嫌やぞー!!

帰宅して、シャワー浴びて、メールチェックして、もうほとほと疲れたので寝ることにする。が、また電話が掛かってくるのではないかと気になって寝付けず。なんだか朝方までウトウトしてる内に目覚ましが鳴るのは月曜の朝。


暑く苦い夏

2006-07-22 09:49:02 | 日記・エッセイ・コラム
もうお子達は夏休みなのかなあ?

夏休みと言えば、高校3年の夏休みを思い出す。朝っぱらから勉強もせず、クーラーの効いた部屋に閉じこもり、リリースされたばかりのムーンライダーズのアマチュアアカデミーを繰り返し聴いてた。

(が、さっき、調べてみたらこのアルバムは84年の8月21日に発売だったそうで、ってことは、そんな夏休みのイメージはたった10日間だけだったわけで。いやいや、印象が大きいのでその夏中聴いてたように記憶が若干書き換えられたのだろう)

午後になると息抜きと称して、海の方まで自転車で出掛けては、テトラポットの上から灰色の海を延々と眺めていた。小学生の時のように休みを目一杯楽しむことが出来ない、中途半端な大人になってしまった。いつも何か心に引っかかるものを感じながら、暑い日々をやり過ごしてた。好きなあの娘に会えないのもつまらなかった。ヤンキー犬に絡まれたりもしたなあ。

昨日の仕事からの帰り道、いつもの道草であの海の近くを通った時、もう20年以上前の記憶が蘇ってきて、あの苦い夏の情景を思い出した次第。