美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

老人賭博

2010-01-09 17:56:52 | 本と雑誌
松尾スズキ著「老人賭博」購入。文学界に掲載された時に1回読んだのだが。そうか、また芥川賞候補か。とれなくても良いと思うけど、個人的には。
老人賭博老人賭博
価格:¥ 1,400(税込)
発売日:2010-01-07



「一日一生」歩くこと・生きること

2008-10-21 00:08:33 | 本と雑誌

一節一節、ゆっくりと噛み締めるように読む。いろいろと考えさせられる。そして、歩くことの意味・意義が見えてきた感じ。次の休みもまた歩こう。1日40kmとかはさすがに無理だけど。

一日一生。天台宗大阿闍梨・酒井雄哉著。千日回峰行を2度満行。とてつもない。

一日一生 (朝日新書 (138)) 一日一生 (朝日新書 (138))
価格:¥ 735(税込)
発売日:2008-10-10

読書三昧

2008-03-02 10:01:11 | 本と雑誌
先々週、先週と全然本を読む暇がなかったので、この週末は読書三昧。中華三昧はむかしの高級インスタントラーメン。

まずは気が進まないがお勉強の本。いわゆる資格取得本ってやつ。その資格を取ったら奨励金数万円が支給されるので、ここはぐっと我慢して読み続ける。が、1章読むのにも一苦労。がんばれ、オレ。

それからちょっと前のベストセラー、福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」を少々。こちらも1章1章ゆっくりと読み進める。興味はあるのだが、化学、特に生物学には疎く、結構読み易く書かれてはいるものの難航中。

続いて、もう第3弾となる板尾創路著「板尾日記3」を一気読み。なんちゅうこともない1年間の日記であるし、1日の量も少ないのだがなぜか惹かれるのだった。

さらに先日芥川賞を受賞した川上未映子著「乳と卵」もいっきに。男には一生わからんだろう世界であるが、ほのかな大阪弁が心地よいリズムを生む。本谷有希子氏の作品とも通じる世界、てな気がしたがどうなんだろう。だいぶ違うか。

さらにさらに漱石研究者、石原千秋著「謎とき 村上春樹」を途中まで。ファンだファンだ言いながら、どんだけ自分が浅い読み方しかしていなかったか思い知る。読み方は人それぞれではあるけど。あのうすっぺら(褒め言葉)な「風の歌を聴け」にもそんな裏ストーリーが隠されていたなんて・・・。春樹ファンは一度読んでみたらいいかも。

などと、1日中、本を読んでたら右の首筋が痛み始め、それが頭痛となってわたしを襲う。どうにもならず、ワインを少々飲んでさっさと就寝。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
価格:¥ 777(税込)
発売日:2007-05-18


板尾日記3板尾日記3
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-02-27


乳と卵乳と卵
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2008-02-22


謎とき村上春樹 (光文社新書 (329))謎とき村上春樹 (光文社新書 (329))
価格:¥ 882(税込)
発売日:2007-12-13



頭痛と読書

2007-10-14 09:55:26 | 本と雑誌
提案資料をまとめるため、休日出勤する予定であったが、頭痛とからだのあちこちの痛みで断念。じっとすることにする(って、毎週やん!)。


そんなわけで、Caetanoのライヴを聴きながら、昨日届いた本を読みふける。まず、「頭がいい人の敬語の使い方」。別にバカが直るとは思わないので、頭は良くならなくていいのだが、たまに自分の使ってる言葉(特に敬語)がおかしいのではないか?と思ってたところもあり読んでみた。でもまあ、書かれていることの8割くらいは間違いなかったが、残り2割くらいは確かに怪しかった。知らず知らずの内に間違った使い方をしてるんやなあ。うむ、日々勉強である。


続いて、話題の麒麟・田村裕氏の「ホームレス中学生」を。これも一気に読破。いや、これはおもろいです。笑って泣ける、単純に。しかし、それにしても田村氏のこころの真っ白なことよ。今どき、こんな人間がいるっていうのが奇蹟である。


ホームレス中学生ホームレス中学生
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-08-31



さらに続いて「南方熊楠の森」をぱらぱらっと。写真や図も多く楽しい。おまけにデータベースと映像資料のCD-ROM付き(まだ未視聴)。これを読みながら、頭の中で熊野の森の原生林をどこまでも歩き続けるのだ。


南方熊楠の森南方熊楠の森
価格:¥ 3,001(税込)
発売日:2005-12



日曜日の朝の村上春樹

2007-01-21 17:30:41 | 本と雑誌
今朝も7時には起床。今日1日何の予定もなし。そんな日は読書に最適だ。だいぶ寝かせたままの村上春樹訳「グレート・ギャツビー」はまだ読まない。そうだ。ふと思い立ち、春樹氏の過去の短編を思いつくままに読んでいくことにする。まず「沈黙」。人間の持つ心の暗い闇を感じる作品。うーん、重い。続いて、「蜂蜜パイ」。こちらは、過去はどうあれ、未来に向けた希望を感じる短編。沙羅ちゃんがかわいい。そして、初めて読んだ時は、ラストで泣いちゃったな。

さて、次はどうするか。この2つの小説がそれぞれ入ったペーパーバックがあったはず。それも読んでみよう。今しがた日本語で読んだばっかりだから英語でも何とかなるさー(沖縄風)。順番通り、まずは"Silence"。続けて"Honey pie"。が、やはり英語は疲れる。もう1回、日本語に戻り、「かえるくん、東京を救う」と「品川猿」を読むとお昼の時間。

BGMはこないだから延々David Bowie。

ジギー・スターダスト(紙ジャケット仕様)ジギー・スターダスト(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,600(税込)
発売日:2007-01-10