美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

命懸けでウーマンリブ先生

2006-09-30 11:51:48 | 日記・エッセイ・コラム
Photo

チケット取れなくて、あきらめたハズだった。ハズだったのだが、この写真見たらいても立ってもいられなくなり・・・。

とある裏ルートにてなんとかチケット確保。そのためにオレがどんな危険な目にあったか。その全てをここで告白することは出来ないが、その一部のみを書き記したい。

その日、オレは夕焼け空を眺めながら道を歩いていた。西の空には三日月が浮かんでいる。たぶん、その時オレは口笛なぞも吹いていたんだと思う。まあ、調子良く歩いていた訳だ。

河原まで出て、大雨の翌日の川の表情を思い出す。今日は至って平穏だ。平穏な川の流れだ。流れる水はやがて海に到達する。海の水が蒸発し、雲になり、あの雲が雨を降らし、その雨が川を流れて海に至って・・・。キリがない。

歩き疲れて、コンビニでミネラルウォーターを買って一気に半分ほど飲み干す。道のりはまだ遠い。かばんにペットボトルを放り込み、また歩き始める。

空はもはや闇の色。オレの時間も無くなってくる。焦りに心がざわついていくのがわかる。もう、遅すぎたのだ。世界はオレの想像を超えたところで始まり終わろうとしている。そんな世界でオレはなんて無力なのだ。

そんな絶望と焦燥感の中、オレは彼らに出会った。出会うべくして出会ったといっていいだろう。

(中略)

命からがら逃げ出したオレとパンチョは、そこでKTCのエージェントによって助けられたのだった。もう大丈夫だ。オレとパンチョは抱き合って喜んだ。心残りは、逃げる途中にユリカとはぐれてしまったことだ。でも、もうどうすることも出来ないってことがオレには十分すぎるほどわかっていた・・・。

こうやって、オレは「ウーマンリブ先生」のチケットを手に入れたってわけ。これ以上はここには書けないので勘弁してくれ。本当に聞きたいのなら、直接オレにコンタクトを取ってくれ。よろしくな。


たまぶくろのかゆみとしょうぎょうおんがくのみらい

2006-09-28 23:39:20 | 日記・エッセイ・コラム

ここのところ、どうもかゆみがひどいのである。どこがって?それはたまぶくろなのであった。たまぶくろのうらがひじょうにかゆいのである。げんいんはよくわからん。なつならむれるせいでかゆいとか、ふゆならかんそうしてかゆいとかあるが、いまのきせつ、なんのふつごうもないのになあ。でも、かゆいのだよ、うむ。

Caetanoのしんぷはひじょうによろしい。おっさん、ちゅうかもうおじいさんか。そんなことをかんじさせないわかいおとたち。ほんまにべんきょうにあるのなあ。またらいにちしてくれへんかな。このわかいバンドをひきつれてさ。ちっちゃめなはこならなおよろしい

それから、CDでとどいたムーンライダーズのシングル"ゆうがたフレンド(こうえんにて)"もグッドだ。ダウンロードでてにいれていたものの、やっぱりオレはモノがすきなのだなあ。たとえ、おんがくというソフトウェアでも、パッケージングされていないとさびしい。

そうそうコンピューターのソフトウェアでもパッケージングがしっかりしてたらうれしいもの。プロペラヘッド(ReasonとかRecycleとか出している)っていうおんがくけいのソフトがいしゃのパッケージはほんとうにすてき。さらにいえば、MacやiPodのAppleコンピュータもパッケージいのちのかいしゃかもしれないね。いちいちこってる。

てなわけで、たまぶくろのうらのかゆみをかんじながら、おんがくはいしん、しいてはしょうぎょうおんがくのみらいなんぞをかんがえてしまうあきのよるのひとときであった。


Gal見逃してCaetano聴き込む

2006-09-26 23:52:20 | 日記・エッセイ・コラム
仕事中にミタキからメール。が、文面読んでも何のことか理解出来ない。確認すると、本日、Gal Costaのライブ@大阪ブルーノートの件でした。完全に失念、勝手に来月だと思い込んでた。時間的に行けそうにないってことで、チケットを用意してもらってたのに残念ながらキャンセル。こういう時に限って、凄くいいライブやったりすんねんなあ。決して、オレの前で自慢しないようにね、見にいった方々。

頭痛を感じながら、帰宅すると、ブラジル繋がりかCaetano Velosoの新作"Ce"("e"の上に^付き)が届いてた。レヴューのとおりシンプルなロック(それもニューウェイヴ)な感じ。これ、うれしい。楽しい。噂によるとmoonridersの新譜もニューウェイヴな雰囲気らしい。80年代の逆襲の始まりか。こういった流れを見ていると、オレたちのやってることもあながち間違いじゃないかもって、ちょっと自信がつくなあ(間違いならゴメンちゃい、ですが)。

しかし、何かすっきりしない毎日である。もやもやとした気持ちが延々と続いてる。はっきりとさせたい事項があるのだが、自分一人じゃどうにもならないような気がして、結局その思いはスパイラルを描いている。しかし、それも時間が解決してくれるのか?だが、そもそも、それってオレがこんなに思い悩む問題か?ほんま、しかし。

Caetanoは歌い続けている。ポルトガル語の歌詞カードを見るが、全く意味がわからなくて悲しい。対訳付きの日本盤も買わなくちゃだわ。ボーナストラックもあるしのう。




そらはくれない

2006-09-24 17:29:21 | 日記・エッセイ・コラム
先に晩飯の用意をしておきてから、夕方、まだ明るいうちに風呂に入る。明日からまた日常が再開するってことを極力考えないように身体の隅々まできちんと洗う。心の汚れも合わせて落とす(落とせたか?)。

風呂上がり、少し開いた窓から火照った身体にちょうどいい冷たさの風が吹く。至福の時。暑い夏ならここでビールを飲むところ。だけど、今の季節はそれも必要なし。Caetanoが歌うNirvanaが体温を下げてくれる。

生産的なことは全く何もせず、誰とも会わず(接したのは、近所のスーパーのおばちゃんだけ)、考え事をするだけの土曜日・日曜日。あれもしなけりゃ、これもしなけりゃ、と心の中ではせっつかれているのだが。

空はまだ暮れない/だけど/空はすぐに紅(くれない)