美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

ヘイト船長とラヴ航海士/鈴木慶一

2008-02-26 23:26:26 | 日記・エッセイ・コラム
このアルバム、凄いんじゃないか?4度目のPlayでそう感じた。3/15(土)のライブ@心斎橋クラブクアトロが非常に楽しみだ。おっと、新しいMacBookProが出たね。これでようやく買い替えられる。

ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~
価格:¥ 3,000(税込)
発売日:2008-02-20



音楽な週末その3「忌野清志郎@フェスティバルホール」

2008-02-25 20:20:05 | 音楽
またまた寒い中、フェスティバルホールへ。今夜は「忌野清志郎 完全復活祭の追加公演」。

20数年ぶりの生・清志郎。前回見たのは高校生の時だ。さらに初めて見たのはこのフェスティバルホールだった。高校1年だった。ミタキが同級生の女子からチケットを2枚もらったといって、オレを誘ってくれたのだ。が、よくよく考えてみると、それは彼女がRC好きのミタキと一緒に行きたかった(彼女はミタキが好きだったのだろう)ってことに二人が気付いたのは35歳を越えてからだった。女心がわかんないヤツ!今も昔もバカはバカってことで。許してね、あの時の彼女。

さて、そんな高校生以来のライブであるが、一般発売日の夜にネットでなにげなくぴあだったかイープラスだったか見たら、まだチケットが取れそうだったので取ってみたのだった。実はそれほど思い入れもなかったのだが。曲も高校生までしか聴いてないし(タイマーズとかカバーズとかは聴いてたが)。

そんな中、届いたチケットは2階の一番後ろの列という最悪のポジション。まあ、上記の通りなのでゆっくり見れてかえっていいか、と。

時は過ぎ、当日。

会場入りして席に着くと、思ったよりステージが見やすい。いいホールだね、フェス。ぼんやりしてたら時間は進み、開演のアナウンス。すでに盛り上がる会場全体。あれ、2階席もみんな総立ち。まあ、いいや。

そして開演。清志郎が出てくるだけで客のボルテージが上がる。昔と何にも変わらん。声は??問題なし!!あの声だ。(New)Blue Day Hornsもあんまり変わっていないような。昔からおっさんだったということかもしらんが。

それにしても、音がいいね、フェス。2階の最後列でも音はGoodだった。建て替わってもこの音だけはそのままにしておいて欲しいねえ。

「いいことばかりはありゃしない」でチャボも参戦。泣く。「多摩蘭坂」で泣く。「スローバラード」で号泣。さらに後半のMCで「夢を信じるんだ。自分自身を信じるんだ。医者の言うことなんか適当に聞いてりゃいいんだ」に泣く。病気を克服した人の言葉は重い。

そしてライブの最中、ずっと高校生の頃のことを思い出してた。楽しかったんだか、苦しかったんだか。面白かったんだか、つまらなかったんだか。全部ひっくるめて思い出だ。ああ、今夜、見に来てよかった。

2時間40分後、終演。武道館よりは短かったのかな?それでも前日もキセルのライブでずっと立ちっぱなしだったのでこれくらいでちょうどいい感じ。おっさんな感じ。もう高校生じゃない感じ。

さてさて、明日も仕事だ、早く帰ろう。

帰路、立花の関西スーパーに寄って、半額処分の大分産のシマアジとスペイン産の中トロの刺身を買う。帰宅後、それらをあてに土佐鶴の冷酒。幸せ。24時からコーネリアスのツアードキュメント「中目黒テレビ」を視聴。慶一氏のソロアルバムをちょろっと聴いてから就寝。

これにて「音楽な週末」終了。40を過ぎても好きな音楽を聴き続けることが出来るオレは、ほんとに幸せものである。

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音楽な週末その2「キセル@Shangri-La」

2008-02-24 10:22:45 | 音楽
前日とうって変わって寒風吹きすさぶ中、梅田Shangri-Laへ。今夜はキセルの"マジックアワーツアー@大阪"。狭い会場に次々入場してくるお客さん。若いおねーちゃん多数。可愛い娘が多いような気もする。そして、なにより年齢層が低い。オレ、最年長やったりして。平均年齢は前の晩のバカラックの客の半分くらいかも。

ビールを飲みながら開演を待っていると、少し離れたところに立っていたおねーちゃんが倒れちゃった。スタッフに担ぎだされ心配するも、後で聞くと大したことはなかったようでよかった。

そうこうしている内にようやく開演。一番後ろのPAブースの横で聴く。会場が狭いからここでも問題なし。兄弟2人にサポートの女性ドラマーとキーボードはあのエマーソン北村氏。じゃがたらとかミュート・ビートとかやってたよね?

ライブはCDと同じくゆったりほんわか進む。思ってたよりいいじゃん、ていうかCDよりいい感じ。女性ドラマーもかっこいい。女性ドラマーに弱いオレなのだ。そしてエマーソン氏のオルガンが要所要所で効いている。PAの方は女性でカオスパッドでリアルタイムエフェクトを掛けたり、カオシレーターで曲間にノイズを出したりしてて見てて面白かった。

そして何より気になっていたライブでのマシーンの使い方。途中何曲かでドラムなしのリズムマシーンのバッキングで演奏していたが、これがなかなか参考になった。やっぱり使い方なのだ、と。

アンコール含め2時間強。最後までほっこりしたライブでした。素朴な兄弟による素朴な曲がライブの中で輝いていた。

帰りは福島まで歩いて新福島駅からJRで帰路。立花に着いて外に出ると雪がちらついてた。さらに近所の神社の向こうにただならぬ黒煙と炎を発見。そういえば、さっきからサイレンの音が鳴りまくってた。ここだったのか。が、詳細は確認せぬまま帰宅。
magic hourmagic hour
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2008-01-23



音楽な週末その1「バート・バカラック@フェスティバルホール」

2008-02-23 10:49:01 | 音楽
バート・バカラック@フェスティバルホール。珠玉のメロディーがホールのてっぺんから降り注ぐのを、ぼくはずっと眺めていた。奇蹟のような2時間だったんだ。それは本当に・・・。

サックス、トランペットを含むギターレスのバンド+3人のヴォーカルに東京ニューシティ管弦楽団によるフルオーケストラ(ベースギターがいるのでコントラバスはなしの変則的な編成)。そして、もちろんバート・バカッラック本人によるピアノ、指揮、ヴォーカル。

しょっぱなからあの曲、この曲で涙腺緩みっぱなしのオレ。ものすごい幸せを感じてた。そして後半の何曲かで聴けた御大のヴォーカルも味だった。音楽っていいな、音楽って素晴らしいものなんだな、そんなことを改めて再認識させてくれた一夜だった。オレももっともっといい曲を書かなければならない。誰のためではなく、自分のために。オレがオレであるために。

残念だったのは、大好きな"The April Fools"がほんのさわりだけしか演奏されなかったこと。せめてワンコーラス聴かせて欲しかったなあ。それ以外は不満なし。完璧!

コンサート(ライブって感じじゃなかった、それはまさしくコンサート)終了後、曾根崎Todo O Mundoで飲み。ちょっと飲んで帰るつもりが、結局いつもの限界の時間である3時過ぎ。またラーメン食って500円タクシー(運ちゃんのおっちゃんの声がしぶい)で帰宅。世界は愛を求めている。オレも愛が欲しい。
Burt_bacharach_08022


オレの高性能レーダー

2008-02-20 23:20:20 | 詩・散文・ショートストーリー
オレの高性能レーダーは/遠くの彼女の匂いまで感じとれるのに/近くの君の吐息を感じることは出来ない

オレの高性能レーダーは/遥か遠くのミサイルの軌道を感じとれるのに/すぐ近くの船の灯りを感じることが出来ない

オレの高性能レーダーは/無駄な機能はたくさん付いているのに/何よりも大切なものを破壊し続ける

オレの高性能レーダー

オレのバーコードリーダー

親父のバーコードハゲ

会社にいる/阿部サダヲをハゲにしたような男を/オレはハゲサダヲと呼んでいる

オレの高性能レーダー