美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

怒濤の日々#5(怒濤の日々が終わる)

2006-11-22 10:46:32 | 日記・エッセイ・コラム
14時集合であるが、15分ほど早く十三に着いたので、ちょっと十三公園で時間潰し。散歩中の子犬が足にまとわりつく。頭を撫でるとぴょんぴょん跳ねやがってかわいい。頃合いを見計らってライブハウス"ファンダンゴ"へ。途中、おっさんと、いかにもといった感じのおねーちゃんが昼間っからホテルへ消えていくのを2組も目撃。さすが十三である。

逆リハのため、ほぼ最後にサウンドチェック&リハ。結構みっちりやらしてもらう。リハ終了から開演までは衣装に着替えてはしゃぐミタキの見物。今回、2人ともキルト風のスカートをばたっちに作ってもらったのだ(ばたっち、ありがとう)。生まれて初めてのスカートは思ったよりスースーしないが、意識してひざを閉じとかないといけないのがつらい。女子も大変なのだね。

定刻、MCラムパンペイロのステージから開始。今回もLess Than Zero 3/4でバッキング。1曲入魂のパフォーマンスの後、われわれLess Than Zeroの演奏。今回、レギュラーの白ふんどし・ナガイ君は1曲目のみ参加、それ以降は師匠マルタニカズ(敬称略)がベースを弾く。事前に合わせた回数は少なかったものの、遊び心のあるメロディアスなベースを弾いてもらってうれしかった。自分について言えば、最初の曲でギュイーンギュリギャリなギターソロをやっちゃって困った。本当はその次の曲でやるつもりだったのに。さらにリハ時は問題なかったのにDelayの電池が本番で切れててびっくり。でも、電池切れててもバイパス音はちゃんと出るのね、知らんかった。さらにさらにそのさっきのギュイーンギターでブリッジのねじが1本飛んじゃって、2弦の弦高が下がっちゃってこれまたビックリ。が、まあ何とか最後まで演奏終了。いや、本当に楽しかった。途中、コーラスしながら感極まって(?)泣きそうになったりしたのもご愛嬌。もう、ほんとに涙もろいんだから。

その後は、いつもの観客に戻ってビールをガンガン飲みつつライブ鑑賞。マルタニ師匠のステージが短めだったのがちょっと不完全燃焼気味であれだったが、まあ、そんな日もありますよね。カトウさん、すっぽんぽんズに続いてKingさんたちのブルーズ三昧のステージで本日終了。皆様、お疲れさまでした。忙しい中、足を運んでくれた皆様にも感謝。ミタキ父に久々に逢えたのもよかった。

後片付け完了後、ファンダンゴの向かいの焼肉屋"しいちゃん"で打ち上げ。肉食いたい口になっているのに、サラダやらお刺身(美味しかったけど)でじらされる。いやーん、じらさないで早くして!と発情オンナみたいな台詞を口にしかけた頃、ようやく肉登場。うーん、美味い。ガツガツ食べる。すぐ食べる。また食べる。ある程度食べた段階でもう満足。あとは、ひたすらビール&ワイン。そうして3時前、お開き。タクシーで帰宅。

これにて、晩秋(初冬?)の怒濤の日々は終わりを迎える。さあ、創ったっきりほったらかしの新曲の録音をしなくちゃであるし、たまってる本も読まないといけないし、カニ&温泉の詳細を考えないとダメだし。やることはいっぱいあるが、それもまた楽し、である。