美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

痛み

2006-10-17 23:35:07 | 日記・エッセイ・コラム
どうも右の首というか肩というか、そこが痛んで仕方ない。またストレスによる痛み?いや、今は、そんな辛いこともないし、リラックスしてやってんねんけどなあ。って、そんな「痛み」が書きたかったんじゃない。心の「痛み」について、だ。

小学校の1年の時と、中学の1年の時にイジメに加わったことがある。

小1の時は、学校帰りに友達2人ともに、1人の女の子に石を投げたりしてからかった(石は当たらなかったと思う)。その子のことが好きだったのかも知れない。

中1の時は、少し知能に遅れ(たぶん)のある1人の女の子を友人数人でからかった(今、思えばひどいことをした。数人で1人を、それを女の子をイジメるなんて最低の人間のやることだ・・・)。その時、どんな気持ちでそんなことをしたのか全く記憶にない。自分的には、おそらく、みんながやるから、などという今や一番嫌いな考えでだったと思う。

小1の時は、翌日、ごめんと謝って、許してもらって、それで終わり。無邪気な子供だった、加害者のオレたちも、被害者の彼女も。

中1の時は陰湿だったように思う。何をどう言ったのか細かいことは忘れてしまったが。しかし、それらの悪事はすぐに担任の教師にばれ、頭を一発ずつ殴られて、その場で謝って終わった。殴られたせいではないが、それ以来そのようなことに加担するのは止めた。なんだか後味が悪かったのだ、確実に。それ以来、表向きのいじめに加わったことはない(間接的に・知らない内に・他人を傷付けたことはあったかもしれない・・・)。

小1の彼女はあの時のイジメを憶えているだろうか?中1の彼女はきっと忘れていないだろう。陰湿なオレたちのことを今でも恨んでいるかもしれない。そんなことを、今でも時々思い出すのだ。だから、出来ることなら、会って謝りたいと思う。

ここ最近、イジメによる自殺が相次いでいる。教師もそれに加担していたケースもあるらしい。一方、校長のイジメで自殺した教師もいるという。大人の自殺も増える一方だ。

亡くなった方々のご冥福をお祈りする。

そして彼女たちが、今、幸せでありますように。